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別名 | フェンネル |
分類 | セリ科 ウイキョウ属 |
原産地 | 地中海沿岸 |
生薬名 | ウイキョウ(茴香) 日本薬局方 |
薬用部分 | 果実 |
成分 | 精油:アネトール(主) 、d-リモネン、エストラゴール、アニスアルデヒド フェンコン、ピネン等 他に:フラボノイド配糖体(フェニクラリン) |
適用 | 芳香健胃薬として、胃腸薬に配合されるほか、漢方の安中散(あんちゅうさん)などに配合されます。 駆風剤、腎臓の弱いとき、腰痛にも用い、また去淡剤としても用います。 母乳不足などにも利用される。 |
有毒部分 | 種子油 |
有毒成分 | アネトール |
中毒症状 | 痙攣、幻覚 *量を間違えると、副作用として毒性が、出てくると云うことです。 |
他の利用法 | 食用:ウイキョウを粉末にして魚肉のソースなどの風味添えに用います。 染料:媒染の種類や染色回数によるが、”ストローイエロー””枯葉色”の ような発色をします。 |
名前の由来 | 中国の生薬名の”茴香”を音読みしたもので、大昔から中国人は漢方薬の基と成る生薬を、かなり広く集めていたようです。 |
原産地 では? |
ギリシャ本草と言う、欧州最古に属する薬物書には、 茴香はMARATHRONと記述され、かの有名な マラソンと記されています。マラソンにウイキョウが沢山自生していたことに由来とか。 ウイキョウの葉をいぶして妖怪変化を呼び出すために、魔法使いが用いたとも伝えられています。 現代ではフェンネルと呼ばれており、古くから薬草として利用されてきました。 |