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分類 | ユリ科 コルチカム属 |
生薬名 | コルヒクム子(種子)、コルヒクム根(球根) |
薬用部分 | 種子、球根 |
成分 | コルヒチン |
適用 | 痛風発作の治療に用いられるコルヒチンの製薬原料 |
有毒部分 | 葉、種子、球根 |
有毒成分 | コルヒチン |
中毒症状 | 脱毛、下痢、嘔吐、腹痛、肝障害、呼吸不全など 潜伏期間が長いため自覚症状が出たときには、手遅れになる場合が あります。 春に葉が出て夏に枯れ、秋に花が咲きます。 春の若葉は、行者ニンニクと良く似ており誤食すると中毒を起こし、特に球根を食べると危険です。 |
他の用途 | コルヒチンが植物細胞の染色体を倍加する毒であることがわかり種なしスイカや4倍体のフルーツづくりに使われています。 |
名前の由来 | サフランとイヌサフランは球根も花も非常によく似ており、サフランに似て否なるものから[犬サフラン]と名ずけられたようです。 因みにサフランはアヤメ科クロッカス属のまったく異なる植物です。 |