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[BD] 名探偵ポワロ Blu-ray BOX

 日本語・英語字幕(オリジナル版)、英語(オリジナル版)および日本語(日本放送版)、ハピネット・ピクチャーズ。英国放送版をハイビジョンリマスターした「オリジナル版」と、イマジカ BS や CS 各局で「HD 完全吹替版」などとして放送された「日本放送版」を併録。同梱のブックレットによれば、ハイビジョンリマスターにあたっては「イギリス本国でフィルムから HD テレシネを実施したニューマスターを使用」し「英国版ではリマスターできずにカットされたシーンも、国内の SD 素材からアップコンバート」したという。「日本放送版」では「オリジナル版」からオープニングとエンディングが日本独自のものに差し替えられており、音声も日本語吹替のみ。吹替音声は DVD の「完全版」と同じ音源が使用されているが、 NHK の「ハイビジョンリマスター版」と異なり、追加収録分のキャストはエンディングにクレジットされていない。
 同梱のブックレットには、登場人物やキャスト、スタッフの紹介、ドラマシリーズ全体や各エピソードの解説のほか、2015年8月5日に開催された日本語版キャストの「スペシャル座談会」の書き起こしを収録。紹介や解説の文章は DVD-BOX のものから一新された。
 ボックスは Disc 1 ~ 8 と Disc 9 ~ 16 の2箱構成で、映像特典として Disc 8 には「ポワロと私 ~名優デビッド・スーシェは語る」、 Disc 16 には「ポワロとホームズの舞台をたずねて ~イギリス ミステリ紀行~」をそれぞれ収録。
BOX1名探偵ポワロ Blu-ray BOX vol. 1 (Disc 1 - 8)BIXF-9531
1.コックを捜せ, ミューズ街の殺人ジョニー・ウェイバリー誘拐事件, 24羽の黒つぐみBIXF-9531-01
2.4階の部屋, 砂に書かれた三角形海上の悲劇, なぞの盗難事件BIXF-9531-02
3.クラブのキング, エンドハウスの怪事件BIXF-9531-03
4.ベールをかけた女, 消えた廃坑コーンワルの毒殺事件, ダベンハイム失そう事件BIXF-9531-04
5.二重の罪, 安いマンションの事件誘拐された総理大臣, 西洋の星の盗難事件BIXF-9531-05
6.スタイルズ荘の怪事件あなたの庭はどんな庭?, 100万ドル債券盗難事件BIXF-9531-06
7.プリマス行き急行列車, スズメバチの巣マースドン荘の惨劇, 二重の手がかりBIXF-9531-07
8.スペイン櫃の秘密, 盗まれたロイヤル・ルビー戦勝舞踏会事件, 猟人荘の怪事件BIXF-9531-08
BOX2名探偵ポワロ Blu-ray BOX vol. 2 (Disc 9 - 16)BIXF-9532
9.ABC殺人事件雲をつかむ死BIXF-9532-01
10.愛国殺人エジプト墳墓のなぞ, 負け犬BIXF-9532-02
11.黄色いアイリス, なぞの遺言書イタリア貴族殺害事件, チョコレートの箱BIXF-9532-03
12.死人の鏡, グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件ポワロのクリスマスBIXF-9532-04
13.ヒッコリー・ロードの殺人ゴルフ場殺人事件BIXF-9532-05
14.もの言えぬ証人アクロイド殺人事件BIXF-9532-06
15.エッジウェア卿の死メソポタミア殺人事件BIXF-9532-07
16.白昼の悪魔BIXF-9532-08

[DVD] 名探偵ポワロ

 リージョン2、日本語字幕、二カ国語(英語・日本語)、ビームエンタテインメント(現ハピネット・ピクチャーズ)。イギリスでの放送順で、短篇なら2話、長篇なら1話を1枚のDVDに収録。オリジナルの Agatha Christie's Poirot 全長版、 NHK 放送の「名探偵ポワロ」日本語版のほかに、全長版を日本語吹替音声で聴けるモード(「名探偵ポワロ」でカットされたシーンは英語)がある。なお、このシリーズの日本語字幕は、後述のVHSビデオシリーズ「名探偵エルキュール・ポアロ」のものに誤訳などの修正を加えたものが使われている模様。
 現在、「エッジウェア卿の死」までの47作品29本が発売されているが、1~11巻、12~20巻、21~29巻をそれぞれまとめたボックスもあり、BOX2には「スタイルズ荘の怪事件」の日本語版台本の復刻品、BOX3にはデビッド・スーシェのインタビューなどを収録したDVD「ホワイトヘヴン」が付属。
1.コックを捜せ, ミューズ街の殺人BIBF-1921
2.ジョニー・ウェイバリー誘拐事件, 24羽の黒つぐみBIBF-1922
3.4階の部屋, 砂に書かれた三角形BIBF-1923
4.海上の悲劇, なぞの盗難事件BIBF-1924
5.クラブのキング, BIBF-1925
6.エンドハウスの怪事件BIBF-1926
7.ベールをかけた女, 消えた廃坑BIBF-1927
8.コーンワルの毒殺事件, ダベンハイム失そう事件BIBF-1928
9.二重の罪, 安いマンションの事件BIBF-1929
10.誘拐された総理大臣, 西洋の星の盗難事件BIBF-1930
11.スタイルズ荘の怪事件BIBF-1931
12.あなたの庭はどんな庭?, 100万ドル債券盗難事件BIBF-1932
13.プリマス行き急行列車, スズメバチの巣BIBF-1933
14.マースドン荘の惨劇, 二重の手がかりBIBF-1934
15.スペイン櫃の秘密, 盗まれたロイヤル・ルビーBIBF-1935
16.戦勝舞踏会事件, 猟人荘の怪事件BIBF-1936
17.ABC殺人事件BIBF-1937
18.雲をつかむ死BIBF-1938
19.愛国殺人BIBF-1939
20.エジプト墳墓のなぞ, 負け犬BIBF-1940
21.黄色いアイリス, なぞの遺言書BIBF-1941
22.イタリア貴族殺害事件, チョコレートの箱BIBF-1942
23.死人の鏡, グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件BIBF-1943
24.ポワロのクリスマスBIBF-1944
25.ヒッコリー・ロードの殺人BIBF-1945
26.ゴルフ場殺人事件BIBF-1946
27.もの言えぬ証人BIBF-1947
28.アクロイド殺人事件BIBF-1948
29.エッジウェア卿の死BIBF-1949
BOX1名探偵ポワロ DVD-BOX1 (1-11巻)BIBF-9019
BOX2名探偵ポワロ DVD-BOX2 (12-20巻, 復刻版台本)BIBF-9020
BOX3名探偵ポワロ DVD-BOX3 (21-29巻, 特典ディスク)BIBF-9021

[DVD] 名探偵ポワロ [完全版]

 リージョン2、日本語・英語字幕、二カ国語(英語・日本語)、ハピネット・ピクチャーズ。前記DVDシリーズ「名探偵ポワロ」のラインナップに「メソポタミア殺人事件」「白昼の悪魔」を加え、さらに英語字幕と未吹替部分への吹替音声の追加(一部の既吹替部分も再収録)をおこなったもので、追加部分の演出は中村烈、台本は瀬尾明日香。加えて、「アクロイド殺人事件」「エッジウェア卿の死」の2作品については、「完全版」が画面サイズ 16:9 のものに変更されており、このバージョンではオープニングがごく短いものに差し替えられているほか、「アクロイド殺人事件」はエンディングのクレジットの一部に異同がある。パッケージのデザインも一新されたが、パッケージ裏のあらすじや写真、DVD内のメニュー、日本語字幕などには手を加えていないらしく、間違いなどもそのまま。
 今回のボックスは1~16巻と17~31巻の2箱構成で、BOX2には前回の特典ディスク「ホワイトヘヴン」の内容にミステリチャンネル放送の「ポワロとホームズの舞台をたずねて ~イギリス ミステリ紀行~」を追加収録した「ホワイトヘヴン プレミアム」が付属。
 その後、廉価版としてさらに小分けと全巻のセットが発売され、各セットには6ページのリーフレットが付属。特典ディスクは全巻セットにのみ付属している。
1.コックを捜せ, ミューズ街の殺人BIBF-6001
2.ジョニー・ウェイバリー誘拐事件, 24羽の黒つぐみBIBF-6002
3.4階の部屋, 砂に書かれた三角形BIBF-6003
4.海上の悲劇, なぞの盗難事件BIBF-6004
5.クラブのキング, BIBF-6005
6.エンドハウスの怪事件BIBF-6006
7.ベールをかけた女, 消えた廃坑BIBF-6007
8.コーンワルの毒殺事件, ダベンハイム失そう事件BIBF-6008
9.二重の罪, 安いマンションの事件BIBF-6009
10.誘拐された総理大臣, 西洋の星の盗難事件BIBF-6010
11.スタイルズ荘の怪事件BIBF-6011
12.あなたの庭はどんな庭?, 100万ドル債券盗難事件BIBF-6012
13.プリマス行き急行列車, スズメバチの巣BIBF-6013
14.マースドン荘の惨劇, 二重の手がかりBIBF-6014
15.スペイン櫃の秘密, 盗まれたロイヤル・ルビーBIBF-6015
16.戦勝舞踏会事件, 猟人荘の怪事件BIBF-6016
17.ABC殺人事件BIBF-6017
18.雲をつかむ死BIBF-6018
19.愛国殺人BIBF-6019
20.エジプト墳墓のなぞ, 負け犬BIBF-6020
21.黄色いアイリス, なぞの遺言書BIBF-6021
22.イタリア貴族殺害事件, チョコレートの箱BIBF-6022
23.死人の鏡, グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件BIBF-6023
24.ポワロのクリスマスBIBF-6024
25.ヒッコリー・ロードの殺人BIBF-6025
26.ゴルフ場殺人事件BIBF-6026
27.もの言えぬ証人BIBF-6027
28.アクロイド殺人事件BIBF-6028
29.エッジウェア卿の死BIBF-6029
30.メソポタミア殺人事件BIBF-6030
31.白昼の悪魔BIBF-6031
BOX1名探偵ポワロ [完全版] DVD-BOX1
(1-16巻)
BIBF-9147
BOX2名探偵ポワロ [完全版] DVD-BOX2
(17-31巻, 特典ディスク)
BIBF-9148
全巻SET名探偵ポワロ [完全版] 全巻 DVD-SET
(1-31巻, 特典ディスク)
BIBF-9390
SET1名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 1
(1-4巻)
BIBF-9391
SET2名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 2
(5-8巻)
BIBF-9392
SET3名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 3
(9-12巻)
BIBF-9393
SET4名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 4
(13-16巻)
BIBF-9394
SET5名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 5
(17-20巻)
BIBF-9395
SET6名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 6
(21-24巻)
BIBF-9396
SET7名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 7
(25-28巻)
BIBF-9397
SET8名探偵ポワロ [完全版] DVD-SET 8
(29-31巻)
BIBF-9398

[DVD] 名探偵ポワロ NEW SEASON DVD-BOX

 リージョン2、日本語・英語字幕、二カ国語(英語・日本語)、ハピネット・ピクチャーズ。第9シリーズ以降の作品を、1シリーズごとにボックスにまとめたシリーズ。第9シリーズ以降は「名探偵ポワロ」の本篇中に英国オリジナル版からカットされた場面がなく、吹替音声の追加収録はない。そのためか[完全版]を名乗っておらず、パッケージデザインも旧版のDVDに揃えられた。日本語字幕は、吹替の台詞をベースに、表現の調整や誤訳の修正をおこなったものと見られる。一般販売はボックスのみで単品販売はないが、レンタルは作品単位でおこなわれている。
 第9シリーズを収録した DVD-BOX 1 は[完全版]シリーズ同様に、オリジナル版全篇を日本語音声でも視聴できる「完全版」と、日本語音声の「名探偵ポワロ」を収録した「日本語版」の2バージョンを収録。しかし第10シリーズからは「名探偵ポワロ」の本篇画面サイズも 16:9 になったため、英国のオリジナル版との「実質的な差がなくなった」として NHK 版「名探偵ポワロ」を全篇収録せず、「名探偵ポワロ」のオープニングとエンディングのみを「NHK放送版OP」「NHK放送版ED」として切り出して収録することになった。ただし、なぜか BOX 4 と BOX 5 では実際に NHK で放送されたエンディングよりも日本語版制作スタッフの情報が詳細なものが収録されている。
 DVD-BOX 2 には NHK で放送された5分間の宣伝番組「アガサ・クリスティーPR」の元となった 'POIROT BEHIND THE SCENES' (約45分)を収録した特典ディスクが付属。 DVD-BOX 3 からは作品中の一場面や素材用のスチル写真を静止画で鑑賞できるフォトギャラリーが各ディスクに収録されている。
BOX1名探偵ポワロ NEW SEASON DVD-BOX 1
(32-35巻)
BIBF-9239
32.五匹の子豚BIBF-9239-1
33.杉の柩BIBF-9239-2
34.ナイルに死すBIBF-9239-3
35.ホロー荘の殺人BIBF-9239-4
BOX2名探偵ポワロ NEW SEASON DVD-BOX 2
(36-39巻, 特典ディスク)
BIBF-9258
36.青列車の秘密BIBF-9258-1
37.葬儀を終えてBIBF-9258-2
38.ひらいたトランプBIBF-9258-3
39.満潮に乗ってBIBF-9258-4
BOX3名探偵ポワロ NEW SEASON DVD-BOX 3
(40-43巻)
BIBF-9274
40.マギンティ夫人は死んだBIBF-9274-1
41.鳩のなかの猫BIBF-9274-2
42.第三の女BIBF-9274-3
43.死との約束BIBF-9274-4
BOX4名探偵ポワロ NEW SEASON DVD-BOX 4
(44-47巻)
BIBF-9280
44.複数の時計BIBF-9280-1
45.三幕の殺人BIBF-9280-2
46.ハロウィーン・パーティBIBF-9280-3
47.オリエント急行の殺人BIBF-9280-4
BOX5名探偵ポワロ NEW SEASON DVD-BOX 5
(48-52巻)
BIBF-9430
48.象は忘れないBIBF-9430-1
49.ビッグ・フォーBIBF-9430-2
50.死者のあやまちBIBF-9430-3
51.ヘラクレスの難業BIBF-9430-4
52.カーテン~ポワロ最後の事件~BIBF-9430-5

[VHS] 名探偵エルキュール・ポアロ

 日本語字幕、日本クラウン。オリジナルの Agatha Christie's Poirot 全長版を1本に1話ずつ収録。収録順と放送順とは必ずしも一致していないが、現在、「エッジウェア卿の死」までの47作品が発売されている。ただし、このビデオシリーズの邦題はハヤカワミステリ文庫の原作邦題に拠っているので、「名探偵ポワロ」の邦題とは必ずしも一致していない。
1.スタイルズ荘の怪事件 (長編) 1CRVE-10098
2.プリマス行き急行列車 (短編) 1CRVE-10099
3.マースドン荘の惨劇 (短編) 1CRVE-10100
4.クリスマス・プディングの冒険 (短編) 1CRVE-10101
5.ABC殺人事件 (長編) 1CRVE-10102
6.24羽の黒つぐみ (短編) 1CRVE-10103
7.船上の怪事件 (短編) 2CRVE-10104
8.戦勝記念舞踏会事件 (短編) 1CRVE-10105
9.邪悪の家 ~エンドハウスの怪事件~ (長編) 3CRVE-10106
10.猟人荘の怪事件 (短編) 1CRVE-10107
11.雲をつかむ死 ~大空の死~ (長編) 1CRVE-10108
12.ヴェールをかけた女 (短編) 4CRVE-10109
13.消えた廃坑 (短編) 5CRVE-10110
14.コーンウォールの毒殺事件 (短編) 5CRVE-10111
15.二重の罪 (短編) 3CRVE-10112
16.ダヴンハイム氏失踪事件 (短編) 3CRVE-10113
17.〈西部の星〉盗難事件 (短編) 5CRVE-10114
18.総理大臣の失踪 (短編) 4CRVE-10115
19.安アパート事件 (短編) 6CRVE-10116
20.愛国殺人 (長編) 1CRVE-10117
21.あなたの庭はどんな庭? (短編) 1CRVE-10118
22.百万ドル債券盗難事件 (短編) 1CRVE-10119
23.スズメ蜂の巣 (短編) 1CRVE-10120
24.二重の手がかり (短編) 1CRVE-10121
25.スペイン櫃の秘密 (短編) 1CRVE-10122
26.エジプト墳墓の謎 (短編) 1CRVE-10123
27.イタリア貴族殺害事件 (短編) 1CRVE-10124
28.謎の遺言書 (短編) 1CRVE-10125
29.チョコレートの箱 (短編) 1CRVE-10126
30.死人の鏡 (短編) 1CRVE-10127
31.負け犬 (短編) 1CRVE-10128
32.黄色いアイリス (短編) 1CRVE-10129
33.グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件 (短編) 1CRVE-10130
34.炊事婦の失踪CRVE-10269
35.厩舎(ミューズ)街の殺人CRVE-10270
36.ジョニー・ウェイヴァリー誘拐事件CRVE-10271
37.4階の部屋CRVE-10272
38.砂にかかれた三角形CRVE-10273
39.謎の盗難事件CRVE-10274
40.クラブのキングCRVE-10275
41.CRVE-10276
42.ポアロのクリスマス 1CRVE-10377
43.ヒッコリー・ロードの殺人 1CRVE-10378
44.ゴルフ場殺人事件CRVE-10379
45.もの言えぬ証人CRVE-10380
46.アクロイド殺しCRVE-10381
47.エッジウェア卿の死CRVE-10382
  • 翻訳:1 伊藤美穂, 2 森泉佳世子, 3 金丸美南子, 4 三田良平, 5 三井章子, 6 深沢三子

[VHS] 名探偵ポアロシリーズ

 日本語字幕、TDK。オリジナルの Agatha Christie's Poirot 全長版を1本に2話ずつ収録(ただし、2話目のオープニングはカット)。初期短篇6話3本が発売されていたが、現在廃盤。邦題はハヤカワミステリ文庫の原作邦訳を参考にしているようで、一部作品の邦題は「名探偵ポワロ」のものとは不一致。
1.船上の怪事件, 四階の部屋T126F2672V
2.クラブのキング, 謎の盗難事件T126F2673V
3.厩舎街(ミューズ)の殺人, T126F2674V
  • 日本語字幕:森泉佳世子

[VHS, LD] 名探偵ポアロシリーズ

 日本語字幕、ハミングバード。オリジナルの Agatha Christie's Poirot 全長版を1本に2話ずつ収録。第2シリーズ10話5本が発売されていたが、現在廃盤。やはり邦題は「名探偵ポワロ」のものとは一部不一致ながら、収録順には「名探偵ポワロ」の放送順の影響が感じられる。
1.ヴェールをかけた女, 消えた廃坑HBLT-60091 (LD)
2.エンドハウスの怪事件HBLT-60092 (LD)
3.コーンウォールの毒殺事件, 二重の罪HBLT-60093 (LD)
4.ダヴンハイム失踪事件, 安アパート事件HBLT-60094 (LD)
5.総理大臣の失踪, 〈西部の星〉盗難事件HBLT-60095 (LD)

[VCD] 名探偵エルキュール・ポアロ

 日本語字幕、日本クラウン。前掲の日本クラウン発売のVHSビデオシリーズのビデオCD版で、すくなくとも第8巻までが発売されていた模様。長篇は2枚組で収録。
1.スタイルズ荘の怪事件UEVV-2001
2.プリマス行き急行列車UEVV-2002
3.マースドン荘の惨劇UEVV-2003
4.クリスマス・プディングの冒険UEVV-2004
5.ABC殺人事件UEVV-2005
6.24羽の黒つぐみUEVV-2006
7.船上の怪事件UEVV-2007
8.戦勝記念舞踏会事件UEVV-2008

オーディオ

名探偵エルキュール・ポアロ オリジナル・TVサウンドトラック

 60分21秒、ステレオ、日本クラウン。 Agatha Christie's Poirot のサウンドトラックの日本版。第4シリーズまでの作品で使われた楽曲の中で、クリストファー・ガニングの作曲によるものから14曲を選曲、各曲をアルバムサイズで収録している。
1.エルキュール・ポアロ/ベルギーの探偵Hercule Poirot - The Belgian Detective2.30
2.1つ2つ、お靴のバックルとめてOne-two, buckle-my-shoe2.00
3.二重の罪※1The Double Clue5.05
4.ABC殺人事件The A-B-C Murders4.35
5.灰色の脳細胞Grey Cells4.21
6.戦争War2.30
7.田園の別荘A Country Retreat4.52
8.イングルソープ夫人の死Death of Mrs. Inglethorpe2.29
9.ファッションの頂点The Height of Fashion2.08
10.あなたの庭はどんな庭?How Does Your Garden Grow9.05
11.雲をつかむ死Death in the Clouds3.55
12.湖へ※2To the Lakes2.19
13.戦勝記念舞踏会事件The Victory Ball4.55
14.プリマス行き急行列車The Plymouth Express9.30
  • ※1 「二重の手がかり」の誤り
  • ※2 原題中の the Lakes とは特に湖水地方のこと

The Film & Music of CHRISTOPHER GUNNING

 75分50秒、ステレオ、チャンドス・レコード。クリストファー・ガニングが作曲を手がけた映画やテレビドラマから楽曲を集めたアルバムで、「名探偵ポワロ」からはメインテーマをサックスとオーケストラの協奏曲にアレンジした Poirot Variants のほか、「ホロー荘の殺人」から The Hollow と「五匹の子豚」から Five Little Pigs を収録。日本での販売は輸入盤のみ。
1.Poirot Variants8.53
2.La Môme Piaf6.17
3.Under Suspicion7.00
4.Cold Lazarus10.15
5.The Rosemary and Thyme Caprice3.59
6.Rebecca6.38
7.Pollyanna6.17
8.Firelight7.14
9.When the Whales Came7.12
10.The Hollow3.14
11.Five Little Pigs3.33
12.Lighthouse Hill4.27

AGATHA CHRISTIE'S POIROT: MUSIC FROM THE TELEVISION SERIES

 70分31秒、ステレオ、ディスカバリー・ミュージック・アンド・ビジョン。「名探偵エルキュール・ポアロ オリジナル・TVサウンドトラック」の収録曲をベースに、第9シリーズの「五匹の子豚」から The Innocence of Caroline Crale と Amyas's Last Painting を、「ナイルに死す」から Death on the Nile を追加収録する一方、 Death in the Clouds と The Plymouth Express の2曲が再録されず、再録曲でもタイトルの表記が細かく変更されているものがある。日本での販売は輸入盤のみ。
1.The Belgian Detective2.30
2.A Country Retreat4.53
3.The ABC Murders4.34
4.Grey Cells4.21
5.To the Lakes!2.18
6.The Double Clue5.09
7.War2.29
8.The Innocence of Caroline Crale5.30
9.Amyas's Last Painting4.22
10.How Does Your Garden Grow9.05
11.The Death of Mrs Inglethorpe2.27
12.The Height of Fashion2.08
13.One-two, buckle-my-shoe1.58
14.The Victory Ball4.55
15.Death on the Nile13.45

Agatha Christie POIROT: MUSIC FROM THE TV SERIES

 50分25秒、ステレオ、ソニー・ミュージック。スティーブン・マッキオンとクリスチアン・ヘンソンが手がけた第10シリーズから第12シリーズまでの作品から選曲されたサウンドトラック。加えて、クリストファー・ガニング作曲のメインテーマ The Belgian Detective (Agatha Christie's Poirot) と、サックス奏者エイミー・ディックソンのアルバム Dusk & Dawn からメインテーマのアレンジである Adieu Poirot を収録。ただし、 The Belgian Detective (Agatha Christie's Poirot) はガニング名義のサウンドトラックとは異なる録音が採用されている。日本での販売は輸入盤のみ。
1.The Belgian Detective (Agatha Christie's Poirot)2.27
2.After the Funeral - The Gathering2.30
3.Mrs McGinty's Dead - Murder Montage2.20
4.Taken at the Flood - A Conspiracy2.50
5.Clocks Denouement8.19
6.Taken at the Flood - Poirot Investigates1.52
7.After the Funeral - The Last Dance3.52
8.Mrs McGinty's Dead - Poirot Investigates2.47
9.Mystery of the Blue Train - Poirot Sees All4.05
10.After the Funeral - The Past Will Not Die3.40
11.Taken at the Flood - Smoke and Mirrors2.46
12.Mystery of the Blue Train - The Journey Begins2.01
13.Christien Henson - The White Mountains1.53
14.Taken at the Flood - Secrets and Lies2.38
15.The Man Who Blends In3.34
16.Adieu Poirot2.20

名探偵ポワロシリーズ

 2014年から2015年にかけてインターネット上で配信開始されたスタジオ・エコー制作のオーディオドラマシリーズ。テレビドラマ「名探偵ポワロ」と直接の関係はないが、テレビドラマでポワロとヘイスティングスの吹替を務める熊倉一雄さんと安原義人さんが同役で出演しており(安原義人さんは、ヘイスティングスが登場しないエピソードにも別役で出演)、「ナイルに死す」は熊倉一雄さんが演じた最後のポワロとなった。一方、「マースドン館の悲劇」と「首相誘拐事件」の2作については、2003年に逝去した八代駿さんも出演していることから、収録はそれ以前と見られる。なお、「首相誘拐事件」でジャップ警部を演じるのは保科耕一さん。
 全作品が Audible および audiobook.jp よりダウンロード購入可能だが、 audiobook.jp では「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」「ナイルに死す」の3作は上下巻に分割されている。
1.マースドン館の悲劇公式
2.首相誘拐事件公式
3.オリエント急行の殺人公式
4.ABC殺人事件公式
5.ナイルに死す公式

和書

テレビ版 名探偵ポワロ

 ピーター・ヘイニング著、岩井田雅行・緒方桂子訳、求龍堂、1998年。イギリスで出版された Agatha Christie's Poirot の解説本である Agatha Christie's Poirot: A Celebration of the Great Detective の日本語訳で、キャストやスタッフへのインタビューを交えたドラマの裏側の紹介のほか、 Agatha Christie's Poirot 以外の映像化作品・オーディオドラマにも触れている。巻末には日本語版も含めた「もの言えぬ証人」までの放映日時・あらすじ・スタッフ・キャストなどのデータも収録。

アガサ・クリスティー 生誕100年記念ブック

 アガサ・クリスティー他著、深町眞理子他訳、早川書房、1990年。アガサ・クリスティーの生誕100年を記念して出版された本の日本語訳。ドラマを主に扱った本ではないが、いくつかのページで Agatha Christie's Poirot に触れており、デビッド・スーシェやポーリーン・モランの写真も載っている。

ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)

 アガサ・クリスティー著、田村隆一訳、クリスティー文庫(早川書房)、2004年。改訂版は田村義進訳、2011年。「ゴルフ場殺人事件」の原作邦訳。巻末の解説として、ポワロの吹替を務める熊倉一雄さんへのインタビュー録「ポアロとわたし」を収録。ポワロの声を演じるにあたっての苦労などが語られている。本文に合わせたのか、インタビュー中の Poirot のカタカナ表記は「ポアロ」で統一。

アガサ・クリスティー99の謎

 早川書房編集部編、クリスティー文庫(早川書房)、2004年。クリスティーに関する雑学を99問のクイズ形式でまとめたクリスティー文庫の99冊目。「名探偵ポワロ」に直接関係した記述や写真があるのは、30、31、33、34、37、42、(62)、79、89の各設問。

アガサ・クリスティー百科事典

 数藤康雄編、クリスティー文庫(早川書房)、2004年。1990年に早川書房から刊行された『新版 アガサ・クリスティー読本』の事典部分を増補・修正してまとめたクリスティー文庫の100冊目。「名探偵ポワロ」及び Agatha Christie's Poirot は映像化作品一覧の中で「名探偵エルキュール・ポワロ」として一括して扱われており、原題、邦題、放送年のほか、長篇のみ監督、脚本、主要キャストが載っている。ただし、原題と邦題に複数の誤記あり。

英国ミステリ道中ひざくりげ

 若竹七海・小山正著、光文社、2002年。作家若竹七海さんと〈執事〉の小山正さんによる「〈英国ミステリの舞台を歩く〉という趣旨の旅エッセイ集」で、ミステリマガジンに掲載された原稿に加筆修正、書き下ろしを加えてまとめたもの。よって、ドラマ「名探偵ポワロ」に焦点をしぼった本ではないが、その訪問先にはフローリン・コートをはじめとした「名探偵ポワロ」ゆかりの地も含まれている。

ポアロ 小さな灰色の脳細胞

 後藤稔著、書肆侃侃房、2008年。ポワロ個人に焦点を当ててその人物像を分析した一冊。第二部の「ドラマのポアロも魅力たっぷり」では、「名探偵ポワロ」の「満潮に乗って」までの57作品について、見どころ、主なストーリー、原作との相違点、の3項立てで紹介。DVDのパッケージなどで使用されている写真も、権利元から許諾を受けて多数掲載している。

アガサ・クリスティを訪ねる旅 鉄道とバスで回る英国ミステリの舞台

 平井杏子著、大修館書店、2010年。クリスティーゆかりの地や小説の舞台となった土地を文章と写真で紹介する一冊。ドラマよりも原作に寄った内容だが、訪ねた土地がロケ地になっていた場合など、ドラマ関係の内容もちょっとした縁を丁寧にすくい上げて紹介している。また、文中で特に触れられはしないが、189ページの「コッツウォルズの美しい村」として紹介されている村の写真は、「アクロイド殺人事件」のロケ地であるカースル・クーム。ただね、 Agatha Christie's Poirot の放送局は BBC じゃなくて ITV なんです……

アガサ・クリスティ大事典

 マッシュー・ブンスン著、笹田裕子/ロジャー・プライア訳、柊風社、2010年。アガサ・クリスティーの著作、作中登場人物、映像化・舞台化作品について網羅的にまとめた事典 The Complete Christie: An Agatha Christie Encyclopedia の日本語訳。 Agatha Christie's Poirot に関しては、ドラマシリーズ「名探偵ポワロ」として項立てされているほか、原著刊行時に放送済みだった第7シリーズまでの各エピソードについては個別に項立てされて、監督、主要登場人物とその演者、寸評がまとめられている(第8~12シリーズのエピソードについては、日本語版補遺として原題と邦題、イギリスでの放送年月などのリストを掲載)。また、俳優としてデビッド・スーシェの項があるほか、代表的な登場人物の項では Agatha Christie's Poirot を含むドラマや映画の写真も掲載されている。ただし、翻訳書ということもあり、日本の「名探偵ポワロ」独自の要素については、邦題が準拠している程度。なお、訳者あとがきで『アガサ・クリスティー百科事典』を参考にしている旨の記述があり、同書に準じた邦題の誤りがある。

映画で読むアガサ・クリスティー

 北島明弘著、SCREEN新書(近代映画社)、2010年。アガサ・クリスティーの映像化・舞台化作品を横断的に概観して紹介する一冊で、タイトルには「映画で読む」とあるがテレビドラマや演劇についてもまとめられており、「名探偵ポワロ」についても「『名探偵ポワロ』シリーズ」として紹介されている。ただし、原題と邦題のリスト(第12シリーズまでで、第12シリーズは原題のみ)には複数の誤記があり、やはり『アガサ・クリスティー百科事典』に依拠していると見られる。それはおいても、ヘイスティングスを演じているのは、断じてヒュー・フレミングなどという人ではないのです。

表裏井上ひさし協奏曲

 西舘好子著、牧野出版、2011年。劇作家井上ひさしさんの元夫人、西舘好子さんによる回顧録。井上さんが劇作家としてデビューを飾った劇団テアトル・エコーとの関係を回想するなかで、熊倉一雄さんとの想い出や、熊倉さんとポワロの印象の共通点などが語られる。

ミステリ映画の大海の中で

 小山正著、アルファベータ、2012年。タイトルには「ミステリ映画」とあるものの、映画に限らず映像ミステリについて広く扱った一冊で、早川書房の『ミステリ・マガジン』誌に掲載された原稿を中心にまとめたもの。「名探偵ポワロ」についても、同誌2012年7月号に掲載された「やっぱりすごい、名探偵ポワロ」のほか、複数回言及されている。

ブルーガイド わがまま歩き6 ロンドン

 ブルーガイド編集部編集、実業之日本社、2016年ほか。観光ガイドブック「わがまま歩き」シリーズのロンドン篇。2016年に刊行された第11版では、クラーケンウェル地域のおすすめスポットに、「名探偵ポワロ」でポワロの住むホワイトヘイブン・マンションとして撮影に使われたフローリン・コートが紹介されるようになった。ただし、2012年刊行の第9版から「チャーターハウスの中庭から臨むグレート・ホール」として紹介されていた写真は、実際にはそのキャプションのとおりではなく、チャーターハウス・スクエアのガーデン越しに望むフローリン・コートのものだった。また第11版では、「ミステリーの女王の輝かしい軌跡を辿る」という半ページの特集があり、クリスティーのかつての家や銅像などが紹介されているほか、ハリー・ポッターのロケ地として挙げられている2代目ニュー・スコットランド・ヤードの紹介でも、「名探偵ポワロ」にもしばしば登場した旨が言及されている。

『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド ~執事・メイドからホテルスタッフ、ウェイトレスまで~ 上巻

 久我真樹著、SPQR、2017年。使用人研究で知られる久我真樹さんによる同人誌。「エジプト墳墓のなぞ」までの34作品と「オリエント急行の殺人」の計35作品について、作品内に登場する使用人の情報を詳細にまとめた一冊。梅野隆児 (umegrafix) さんによる、使用人を中心としたイラストも多数。

21世紀本格ミステリ映像大全

 千街晶之編著、原書房、2018年。映像における本格ミステリ作品を幅広く紹介したガイドブック。「名探偵ポワロ」については「海外ドラマ」の章の劈頭で2ページを割いて紹介されており、紹介文の執筆者は本書の編者でもある千街晶之さん。熊倉一雄さんについても言及あり。

僕らを育てた声 熊倉一雄編

 熊倉一雄著、アンド・ナウの会、2018年。サブカルチャー評論家の唐沢俊一さんと高倉一般さんが聞き手となっておこなわれた、熊倉一雄さんへのインタビューを収録した同人誌。演劇を始めたきっかけや、若い頃の紆余曲折、テレビや映画への出演などが広く話題になっており、「名探偵ポワロ」については、ポワロのキャラクター作りやその難しさについて語られている。

『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド ~執事・メイドからホテルスタッフ、ウェイトレスまで~ 下巻

 久我真樹著、SPQR、2018年。2017年に刊行された上巻につづき、英国放送順で「負け犬」以降の35作品(上巻で先行して扱われた「オリエント急行の殺人」を除く)について、作品内に登場する使用人の情報を詳細にまとめた一冊。加えて、ポワロ作品全体における家事使用人や屋敷などに関する考察を収録。上巻と比べて、原作への言及も増量。

奇譚百物語 死海

 丸山政也著、竹書房文庫(竹書房)、2019年。世界各地の怪異にまつわる奇譚を集めた一冊で、その「三十九 ポアロのマンション」では「名探偵ポワロ」でポワロの住むホワイトヘイブン・マンションの所在地として撮影に使われたチャーターハウス・スクエアに関するエピソードが紹介されている。

洋書

Agatha Christie: Murder in Four Acts

 Peter Haining 著、 Virgin Books 社刊、1990年。クリスティー作品のメディアミックスについて横断的にまとめた一冊。前半は舞台、映画、ラジオ、テレビのメディアごと、後半はポワロ、ミス・マープル、トミーとタペンスの探偵役ごとに章立てされており、 Agatha Christie's Poirot はポワロの章で紹介されている。なお、題名にある Murder in Four Acts とは、「三幕の殺人」の原作米題であった Murder in Three Acts のもじり。

Agatha Christie's Poirot: A Celebration of the Great Detective

 Peter Haining 著、 Boxtree Limited 社刊、1995年。前述の書籍『テレビ版 名探偵ポワロ』の原書。ペーパーバック版もあり。

The British Television Location Guide (2011)

 Steve Clark and Shoba Vazirani 著、 Splendid Books 社刊、2011年。イギリスのテレビドラマのロケ地を多数紹介した本の2011年版。 Agatha Christie's Poirot については2ページが割かれ、「マギンティ夫人は死んだ」「オリエント急行の殺人」のロケ地が詳しく紹介されているほか、「オリエント急行の殺人」については撮影現場の写真も2枚掲載されている。また、ポワロが住むホワイトヘイブン・マンションや、「複数の時計」「ハロウィーン・パーティー」「なぞの遺言書」などのロケ地への言及もある。 Agatha Christie's Poirot 以外で紹介されているドラマは、ジェラルディン・マクイーワンおよびジュリア・マッケンジー主演の Agatha Christie: Miss Marple (ミス・マープル) のほか、 Sherlock (シャーロック), Midsomer Murders (バーナビー警部), Inspector Morse (主任警部モース), Lewis (ルイス警部), Downton Abbey (ダウントン・アビー), Doctor Who (ドクター・フー) など。なお、1993年版および2008年版には Agatha Christie's Poirot の情報は掲載されていない。

The British Television Location Guide (2013)

 Steve Clark and Shoba Vazirani 著、 Splendid Books 社刊、2013年。同名の2011年版の内容を増補した2013年版。 Agatha Christie's Poirot については、2011年版の内容に加え、最終シリーズ5作品のロケ地への言及が追記されている。追加されたドラマシリーズとしては Endeavour (刑事モース) など。

Poirot and Me

 David Suchet and Geoffrey Wansell 著、 headline 社刊、2013年。ポワロを演じたデビッド・スーシェが、最終シリーズ終了後に上梓した自伝。ポワロとともに歩んできたスーシェの俳優人生がたどられており、 Agatha Christie's Poirot の各エピソードについては、その多くに関して個別に言及がなされている……のだけれど、事実誤認もちょこちょこあることに要注意。巻末には、ポワロを演じるに当たってスーシェが書き出したというポワロの特徴93項目を列挙した直筆メモの複写も収録。ほかにペーパーバック版があるほか、英 Amazon ではスーシェ本人による朗読も配信されている。

Agatha Christie on Screen

 Mark Aldridge 著、 Palgrave Macmillan 社刊、2016年。アガサ・クリスティー作品の映像化について網羅的にまとめた研究書で、欧米での例のみならず、日本で翻案されたドラマや映画、そしてアニメ「アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル」まで紹介されている。 Agatha Christie's Poirot に関しては章を一つ割いて縦断的に言及されており、クリスティーの孫でアガサ・クリスティー・リミテッド会長のマシュー・プリチャードにも独自の取材をおこなっている。研究書らしく、参考資料への参照も豊富。

The Films of Hercule Poirot

 Scott Palmer 著、 Cypress Hills Press 社刊、2016年(?)。ポワロの登場する映像作品を横断的に紹介する一冊で、野村萬斎さん主演の日本のドラマ「オリエント急行殺人事件」も収録されている。 Agatha Christie's Poirot については「カーテン ~ポワロ最後の事件~」までの全70作品を個別に紹介しており、エピソードごとに顔写真付きのキャスト一覧やあらすじ、多数のスクリーンショットなどを掲載。なお、本書は同著者によるシリーズのひとつで、クリスティー作品に関するものとしてはほかに The Films of Miss Marple, Agatha Christie's Ten Little Indians on Film & TV, The Other Films of Agatha Christie が刊行されている。

Behind the Lens: My Life

 David Suchet 著、 Constable 社刊、2019年。ポワロを演じたデビッド・スーシェが、趣味で撮影してきた写真とともに自らの家族や人生を振り返る自伝。 Agatha Christie's Poirot についても Poirot: refrections という章をひとつ割いて語られており、ヒュー・フレイザーら共演者の写真のほか、「ナイルに死す」の撮影現場やポワロの身のまわり品の写真なども掲載。

雑誌記事

ミステリマガジン No. 534 2000年9月号

 早川書房、2000年。特集「クリスティー・デビュー80周年」の中で、ポワロ役のデビッド・スーシェが来日した際のインタビュー録「ポワロらしさの秘密」を掲載。ただし、インタビュー自体は、ミステリチャンネルで放送され、上記「名探偵ポワロ DVD-BOX3」にも収録された、「ポワロと私」のものと同一。

NHK ウィークリーステラ 2014年9月12日号

 NHK サービスセンター、2014年。NHK BS プレミアムでの「名探偵ポワロ ファイナルシーズン」放送を受けて、4ページの特集記事を掲載。内訳は、番組や原作者クリスティーの紹介が2ページ、「さよならポワロ! ~世界が愛した名探偵・25年の軌跡~」から書き起こされた、ポワロ役デビッド・スーシェのメッセージが1ページ、ポワロの吹替を務めた熊倉一雄さんへのインタビューが1ページ。

大人のデジタルTVナビ 2014年10月号

 産経新聞出版、2014年。 NHK BS プレミアムで放送された「名探偵ポワロ ファイナルシーズン」と AXN ミステリーで特集された「アガサ・クリスティーの人生で振返る『名探偵ポワロ』」の紹介記事(3/4ページ)内で熊倉一雄さんへのインタビューを掲載。

月刊スカパー! 2014年9月号

 ぴあ、2014年。AXN ミステリーで特集された「アガサ・クリスティーの人生とともに辿る『名探偵ポワロ』」の紹介記事(1/3ページ)内で熊倉一雄さんへのインタビューを掲載。

スカパー!TVガイドプレミアム 2014年9月号

 東京ニュース通信社、2014年。AXN ミステリーで特集された「アガサ・クリスティーの人生とともに辿る『名探偵ポワロ』」の紹介記事(1/2ページ)内で熊倉一雄さんへのインタビューを掲載。

ミステリマガジン No. 705 2014年11月号

 早川書房、2014年。特集「さようなら、こんにちはポアロ」掲載号。「名探偵ポワロ」に直接関係する記事としては、ポワロの吹替を務めた熊倉一雄さんへのインタビュー録「熊倉一雄インタヴュー」、若竹七海さんによるエッセイ「ドラマ版ポワロからベスト3を選べって、あんた……」、小山正さんによる、デビッド・スーシェの自伝 Poirot and Me を読んでの「ポアロを演じるということ~回想録『ポアロとわたし』を読みながら~」など。ほかには、クリスティー財団公認の新作『モノグラム殺人事件』の冒頭邦訳、「死者のあやまち」の原型となった中篇「グリーンショアの阿房宮」の邦訳、著名人のコメントつき「マイ・ベスト・ポアロ・アンケート」、アガサ・クリスティー・ファンクラブ会長の数藤康雄さんによる「グリーンウェイ・ハウス再訪からポアロの死を考える」などを掲載。

ミステリマガジン No. 714 2016年1月号

 早川書房、2015年。「ドラマ『名探偵ポワロ』声優陣インタヴュー」掲載号。熊倉一雄さんへの単独インタビューと、安原義人さん・坂口芳貞さん・翠準子さんへの合同インタビューであわせて3ページ。インタビューは Blu-ray BOX の発売を記念しておこなわれたもので、 Blu-ray BOX のブックレットに収録された日本語版キャスト座談会と同日同所で実施されたが、内容は異なる。

オマージュ・言及等

[コミック] フォーチュン・クエスト ツミレの花咲く里

 深沢美潮原作・迎夏生作画によるファンタジーコミック。連載は1992年から1993年にかけて。単行本では電撃コミックスEX版が1冊(2巻)にまとまっているが、現在も入手容易と思われる電撃コミック版は2巻と3巻の2冊にまたがって収録。本作に登場する花好きのオジサン、マイヤーさんについて、「モデルは名探偵ポアロのデビッド・スーシェ」という記述がある。

[書籍] 天声美語

 美輪明宏著、講談社、2000年。同社の雑誌『VOCE』での連載を加筆修正し、書き下ろしを加えてまとめた一冊。その特別付録として収録された「美へ誘う『美輪リスト』」の「見ておくべき洋画」の項に、劇場映画以外では唯一の選出として「テレビ映画では、英国の探偵モノで『ポワロ』シリーズ。音楽、衣装、美術、カメラ、照明がアール・デコの時代の雰囲気をじつによく出しています」という記述がある。なお、著者の美輪明宏さんは、自身のラジオ番組「美輪明宏の薔薇色の日曜日」でも、好きなテレビドラマとして「名探偵ポワロ」を紹介し、テーマ曲である Hercule Poirot - The Belgian Detective を流したことがある。

[コミック] チムニーズ館の秘密

 榛野なな恵著、クイーンズコミックス(集英社)、2006年。クリスティーの『チムニーズ館の秘密』、『忘られぬ死』、『ゼロ時間へ』を原作とする、「チムニーズ館の秘密」、「追憶のローズマリー」、「ソルトクリークの秘密の夏」の3篇を収めたコミック。描き下ろしのあとがきの中で、「名探偵ポワロ」やその中のミス・レモンへの言及がある。

[アニメ] 氷菓

 米澤穂信原作・京都アニメーション制作で2012年に放送された TV アニメシリーズで、 DVD と Blu-ray が発売されている(Blu-ray はボックスもあり)。第12話からの後期エンディングでは、登場人物の一人である伊原摩耶花が、襟のブローチや白鳥の柄をしたステッキなど「名探偵ポワロ」でのポワロを意識した恰好をしているほか、ヘイスティングスの愛車と同じラゴンダ社の車に乗っている。ただし「名探偵ポワロ」でヘイスティングスが乗っている車とは型が異なり、当時 lagonda で画像検索すると上位に表示されていた別の型の車の画像を参考にしたと思われる。

[エッセイ] 三谷幸喜のありふれた生活 (735・884・885)

 三谷幸喜さんが朝日新聞で連載している連載エッセイ。三谷幸喜さんが脚色したドラマと絡め、第735回では「ポアロの髪の毛は?」と題してポワロの体型や髪の毛について、第884回では「ポワロ映像化あれこれ」と題して「オリエント急行の殺人」の映像化作品に言及し、スーシェ演じるポワロや「名探偵ポワロ」での脚色について語られる。第885回も三谷幸喜さん脚色の「黒井戸殺し」(「アクロイド殺人事件」と同原作)に関する話題だが、「名探偵ポワロ」への言及は前回の訂正のみ。新聞掲載はそれぞれ2015年1月15日、2018年2月15日、2018年2月22日の夕刊で、第735回は単行本第14巻に収録されているが、第884回および第885回は単行本未収録。
  • 題名や回数、新聞掲載日はいずれも関東版のものです。

[小説] シャーロック・ホームズの十字架

 似鳥鶏著、講談社タイガ(講談社)、2016年。超人的な集中力と独創性を発揮するホームズ遺伝子群保有者を見つけるためだけに不可能犯罪をお膳立てする「機関(シンクタンク)」と戦う主人公たちの活躍を描く、御子柴シリーズの第2巻。第3話「象になる罪」に登場する福岡県警の古賀警部補が、作中で「口髭をカイゼルにしたら完全にデヴィッド・スーシェのポワロだな」と評される。古賀警部補からは「灰色の脳細胞ちゅうやつですか」との発言も。

[イラスト] ミステリマガジン No. 721 2017年3月号

 早川書房、2017年。特集「そしてクリスティーはいなくならない」掲載号。その特集のなかの創作エッセイ「黒猫の付髭あるいはクリスティー講義」の丹地陽子さんによる挿絵では、「名探偵ポワロ」のポワロの部屋にある椅子が描かれている。(人間の)黒猫が座っているのが前期の56B号室の食事用テーブルに据えられた椅子で、付き人が脇に立っているのが後期の203号室のリビングに置かれた椅子。

[イラスト] 小林さんちのメイドラゴン Blu-ray & DVD Vol. 6

 クール教信者原作・京都アニメーション制作で2017年に放送された TV アニメシリーズの Blu-ray/DVD 第6巻の特典イラストカードに、ポワロを思わせる恰好をしたカンナが描かれている。上着の襟はコートに隠れていてブローチをつけているかわからないが、手にしたステッキは金属製と見られる柄がドラゴンをかたどっていて、「名探偵ポワロ」でポワロが持つ白鳥の柄のステッキを思わせる。なお、このイラストでは上着の上に懐中時計の鎖をつけているが、ポワロが(というか、一般に)懐中時計の鎖をつけるのはベストである。

[アニメ] 3月のライオン 第2シリーズ第1話(通算第23話)

 羽海野チカ原作・シャフト制作で放送された TV アニメシリーズの2017年10月14日放送回。 DVD および Blu-ray では第5巻に収録。午後4時から開始される将棋名人戦の放送に備えてテレビをつけた場面で「オリエント急行の殺人」と思しき映像が流れ、その後チャンネルが切り替えられる。しかし、一部場面の映像や台詞、場面の並びは「オリエント急行の殺人」そのままではない。

[アニメ] クラシカロイド 第2シリーズ第9話「○のない世界」

 バンダイナムコピクチャーズ制作で放送された TV アニメシリーズの2017年12月2日放送回。登場人物の一人である神楽奏助が、襟のブローチや白鳥の柄をしたステッキなど「名探偵ポワロ」でのポワロを意識した恰好をする。作中では、「カーテン ~ポワロ最後の事件~」で印象的に使われたショパンの「雨だれ」のメロディーを使った歌も流れる。

[映画] パディントン2

 マイケル・ボンドの児童文学を原案に、ポール・キング監督・脚本、ベン・ウィショー主演で2017年に公開(日本での公開は2018年)された映画。ヒュー・グラント演じる俳優のフェニックス・ブキャナンが「名探偵ポワロ」のポワロを思わせる衣装を自宅に所持しており、またスーシェの演技を思わせる口調でポワロの台詞を話す場面がある。ただし、日本語版の斉藤工さんによる吹替は、熊倉一雄さんの演技を思わせる口調ではなく、原語の雰囲気をそのまま日本語に移したような口調である。
 なお、本作でブラウンさんを演じるヒュー・ボネヴィルは「オリエント急行の殺人」にもマスターマン役で出演。同じ「オリエント急行の殺人」でドラゴミノフ公爵夫人役を演じたアイリーン・アトキンスや、「スズメバチの巣」でクロード・ラングトン役を演じたピーター・カパルディも出演している。

[書籍] LONDON WALK イギリス英語とロンドンの歴史・文化を一緒に学ぶ

 ロイ・ヒギンズ、小川・ヒギンズ・美穂子、臼井俊雄著、ベレ出版、2018年。ロンドンの名所や歴史、文化を、イギリス英語の文章や会話で学ぶ一冊。そのトピックに Agatha Christie's Poirot に関するものがあり、ポワロの住むホワイトヘイブン・マンションとして使われたフローリン・コートや、「白昼の悪魔」の舞台となったバー・アイランドへの言及があるほか、スーシェ演じるポワロの写真を参考にしたと見られるポワロのイラスト(指が6本になっているけど)が載っている。ほかのトピックでは、 Agatha Christie's Poirot にも登場する大英博物館自然史博物館サマセット・ハウス、チェルシー・フラワー・ショーやアルバート・ブリッジなどの紹介も。なお、本書中で「ホワイトヘイブン・マンション」は英語で Whitehaven Mansion と書かれているが、本来は Whitehaven Mansions と複数形。

[イラスト] アガサ・クリスティーとコーヒー

 井谷善惠著、いなほ書房、2018年。クリスティーの長篇作品とコーヒーの関連を横断的にまとめた一冊で、季刊誌『珈琲と文化』に掲載された原稿に加筆修正をおこなって単行本化したもの。本文にはドラマ「名探偵ポワロ」への言及はほとんどないが、表紙を飾る奥山義人さんの木版画は「名探偵ポワロ」をモチーフとしている。

[小説] カササギ殺人事件 上・下

 アンソニー・ホロヴィッツ著、山田蘭訳、創元推理文庫(東京創元社)、2018年(原書刊行は2016年)。「100万ドル債券盗難事件」以降、「名探偵ポワロ」11作品の脚本を手がけたアンソニー・ホロヴィッツによるオリジナルミステリ小説。クリスティー作品へのオマージュがふんだんに詰め込まれた作中作では、ポワロを思わせる外国人探偵の住まいが、「名探偵ポワロ」でホワイトヘイブン・マンションとして撮影に使われたフローリン・コートをモデルにしていたり、その助手の苗字フレイザーが、「名探偵ポワロ」でヘイスティングスを演じたヒュー・フレイザーから取られたりしている。

[インタビュー] kotoba 2019年夏号

 集英社、2019年。「シャーロック・ホームズとコナン・ドイル」特集号。シャーロック・ホームズの公式続篇である『絹の家』や『モリアーティ』を手がけたアンソニー・ホロヴィッツへのインタビューのなかで、ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」でホームズを演じたジェレミー・ブレットと対比して、「私にとってスーシェは最も原作に近いベスト・ポアロです」という発言が出る。

[小説] 法月綸太郎の消息

 法月綸太郎著、講談社、2019年。作者と同名の推理作家、法月綸太郎が登場するシリーズの短篇集。その掉尾を飾る「カーテンコール」(初出は雑誌『メフィスト』2018年 Vol. 1 および Vol. 2)は、登場人物がクリスティーのポワロ作品の再解釈に挑む一篇で、「名探偵ポワロ」でのキャスティングや、「ビッグ・フォー」での原作からの改変などにも言及される。なお、ポワロの執事、ジョージの原作での初登場は、本文中だと1928年の「青列車の秘密」とされているが、実際は1926年の「負け犬」の雑誌掲載時である。

[小説] メインテーマは殺人

 アンソニー・ホロヴィッツ著、山田蘭訳、創元推理文庫(東京創元社)、2019年(原書刊行は2017年)。「100万ドル債券盗難事件」以降、「名探偵ポワロ」11作品の脚本を手がけたアンソニー・ホロヴィッツによるオリジナルミステリ小説。作者のホロヴィッツがワトスン役として作中に登場し、「名探偵ポワロ」や「刑事フォイル」など、かつて自身が手がけた作品への言及がある。
2019年10月12日更新