よくある質問

Frequently Asked Questions
  • 制作・放送に関して

    新作はもうないのですか?

     イギリスでは第11シリーズとして Mrs. McGinty's Dead, Cat among the Pigeons, Third Girl, Appointment with Death の4作品が制作されており、ITVで Appointment with Death を除く3作品がすでに放送されています。
     さらに英ITVのリリースなどによれば、2009年から2010年にかけて第12シリーズ4作品の制作が決定しており、タイトルは The Clocks, Three Act Tragedy, Murder on the Orient Express の3作品が明らかになっています。このうち The Clocks と Three Act Tragedy は2009年7月時点ですでに撮影がおこなわれており、看板である Murder on the Orient Express は原作の出版75周年に当たる2009年中にオールスターキャストでの制作・放送が予定されているそうです。
     この第12シリーズ4作品が制作されると残る長編原作は4作品となりますが、2007年6月頃のインタビューで主演のデビッド・スーシェは、65歳(2011年)までには終わらせたいとの発言をしています。

    日本での新作の放送はまだですか?

     放送局から一般向けのアナウンスがないかぎり管理人にも今後の放送予定はわかりませんが、これまでの例を見ると、NHKでの「名探偵ポワロ」の本放送までにはオリジナル版の制作から半年〜3年半、日本語版の制作から半年〜2年半程度かかっているようです。
     また、最近は新作の本数や尺の都合、作風の変化などから地上波の午後やゴールデンタイムの放送枠は取りにくいようで、年末年始や夏休みなどの特別編成の時期や深夜枠、衛星放送などでの放送となる傾向にあります。

    再放送はないのでしょうか?

     これも放送局からアナウンスがないとわかりませんが、CSやCATVを見られる環境があれば、ミステリチャンネルが高頻度で再放送を行っています。また、UHFの地方局が時折、長編を中心に再放送をすることもあるようです。
     NHKでの長編海外ドラマの再放送は、本放送から1、2年程度の間を置いて深夜に行われることが多く、初放送がBSだった場合は、1回目もしくは2回目の再放送で地上波に下りてくるのが普通です。また、ちょっと特殊な場合では、スポーツ中継のような長い枠の番組が中止になった際に、代替番組として長編の海外ドラマが放送されることがあります。

    最近の作品は制作会社が変わったようですが?

     「名探偵ポワロ」のエンディングでは、第6シリーズまではLWT、第7・8シリーズではカーニバル・フィルムが制作としてクレジットされていますが、実際の制作の実務は、プロデューサーのブライアン・イーストマンが率いる制作プロダクションのカーニバル・フィルム(第1・2シリーズではピクチャー・パートナーシップ・プロダクション名義)が手がけてきました。しかし第9シリーズからはオリジナルのエンディングにもカーニバル・フィルムの名前がなく、スタッフも大幅に入れ替わっていることから、カーニバル・フィルムは制作からはずれたようです。
     一方、第6シリーズまでは英LWTだった制作局は、第7・8シリーズでは米A&Eに交代し、第9シリーズではLWTがA&Eと共同制作という形になりました。さらに第11シリーズでは米A&Eが外れ、米WGBH(ボストン公共放送)が参加しています。第7シリーズ以降、制作に名を連ねているアガサ・クリスティー Ltd.や Chorion plc. といった会社は、クリスティー作品の版権管理会社のようです。
  • ビデオ等に関して

    ビデオやDVDは出ていますか?

     「名探偵ポワロ」関連の映像メディアとしては、日本ではVHSビデオ、LD、ビデオCD、DVDが発売されていますが、基本的にこれらはオリジナルの AGATHA CHRISTIE'S POIROT を扱ったものです。DVDには「名探偵ポワロ」の日本語版や、オリジナルに「名探偵ポワロ」の日本語音声を載せたモードが収録されていますが、「名探偵ポワロ」を原語音声(副音声)で視聴できるものは発売されていません。詳しくは、「関連品」のページをご覧ください。

    サウンドトラックはありませんか?

     日本国内では、日本クラウンから「名探偵エルキュール・ポアロ オリジナル・TVサウンドトラック」というCDが発売されており、テーマ曲のフルサイズバージョンである「エルキュール・ポアロ/ベルギーの探偵」をはじめ、14曲が収録されています。ちょっと古いCDですが、現在でも新品で買えるようです。これも詳しくは「関連品」のページをご覧ください。

    DVDの従来版と[完全版]はどう違うのですか?

     「名探偵ポワロ」と銘打ったDVDは、ビームエンタテインメントが発売元の従来版と、ハピネット・ピクチャーズが発売元の[完全版]がありますが、主な内容の違いは以下の6点です。管理人の把握しているかぎり、誤記などの修正も含めて、これ以外の変更点はありません。
    • 第8シリーズ2作品の追加 (→ 詳細)
       従来版に含まれていたのは第7シリーズまでの47作品でしたが、[完全版]では新しく「メソポタミア殺人事件」「白昼の悪魔」の第8シリーズ2作品がラインナップに追加されています。なお、第9・10シリーズの8作品はいずれにも未収録です。
    • 未吹替部分への吹替音声の追加 (→ 詳細)
       「名探偵ポワロ」などの海外ドラマでは、しばしば時間枠の制約からオリジナルの場面を一部カットすることがあり、その部分には従来の日本語音声が存在しません。そのため、AGATHA CHRISTIE'S POIROT の全長版を日本語音声で鑑賞するモードでそうした箇所にさしかかると従来版では原語音声に切り替わっていましたが、[完全版]では新録の日本語音声で聞くことができます(ただし、カットされた場面の前後では、従来の日本語音声が存在した部分まで新録になっていることがあります)。
       この新録分では既存部分と原則同じキャストを起用というふれこみですが、もちろん別の方が吹き替えていることもあれば、同じ方でも声質やイントネーションが変わっている場合もあります。また、「名探偵ポワロ」になかった部分の日本語台本は宇津木道子さんとは別の方が手がけているようで、登場人物の口調や語彙も変化します。
    • 英語字幕の追加 (→ 詳細)
       オリジナルの全長版を鑑賞する際に従来版で表示できた字幕は日本語字幕のみでしたが、[完全版]では加えて英語字幕を表示することができます。ただし、“英語”字幕という名前が表すとおり、英語・仏語以外の台詞では字幕が出ないことが多いですし、字幕が出る部分でも誤記や表記の不統一がしばしば見受けられます。特に、仏語部分の字幕は非常に間違いが多いです。
    • 第7シリーズ全長版の画面比の変更 (→ 詳細)
       従来版では全作品が画面比4:3で収録されていましたが、[完全版]の第7・8シリーズの全長版は画面比16:9のシネマサイズでの収録となり、従来版にも含まれていた第7シリーズ2作品は画面比が変更になりました。[完全版]の第7・8シリーズ全長版は画面比以外にもオープニングがごく短いものに差し替えられているほか、エンディングのクレジット内容にも異同が見られます。これは管理人の推測ですが、従来版は英版、[完全版]は米版を素材としているのではないかと思います。
    • ボックス構成の変更 (→ 詳細)
       従来版は1〜11巻、12〜20巻、21〜29巻をそれぞれボックスにまとめた3箱構成で、BOX2には「スタイルズ荘の怪事件」の日本語版台本の復刻品、BOX3にはデビッド・スーシェのインタビューなどを収録した特典ディスク「ホワイトヘヴン」が付属していましたが、[完全版]では1〜16巻と17〜31巻の2箱構成で、BOX2に特典ディスク「ホワイトヘヴン プレミアム」が付属しています([完全版]のボックスでは日本語台本の付録はありません)。「ホワイトヘヴン プレミアム」の内容は、従来版付属の「ホワイトヘヴン」に、ミステリチャンネル放送の「ポワロとホームズの舞台を訪ねて 〜イギリスミステリ紀行〜」を追加収録したものです。なお、ディスク内のトップメニューの背景画像は[完全版]でも従来版のボックス単位で切り替わります。
    • パッケージデザインの変更 (→ 詳細)
       パッケージに使用されている画像や紹介文などは、初放送年のデータが修正されている以外、従来版と[完全版]で同一ですが、デザインが変更されています。しかし、[完全版]で初登場の「メソポタミア殺人事件」「白昼の悪魔」の2本のジャケットは両面印刷になっており、裏返すことで従来風のデザインにできるようです。また、[完全版]のボックスではDVDパッケージが2枚組仕様になっています。
  • ドラマの内容に関して

    ポワロの脳細胞はなぜ灰色なのですか?

     “灰色の脳細胞”という日本語は、実は原語とちょっとニュアンスが違います。“灰色の脳細胞”というと脳細胞の中でも特に灰色のものという語感がありますが、英語では 'grey cells(灰色の細胞)' という表現で、細胞の中でも灰色のもの、すなわち脳細胞(の灰白質)を指す一般的な言葉だそうです。したがって、ポワロの脳細胞だけが灰色というわけでもなく、ポワロがヘイスティングスに「きみの灰色の脳細胞は今日はお休みかな?」などと言ったりもします。

    ポワロのマンションはどこにあるのですか?

     ポワロが住むホワイトヘイブン・マンションは、実際にはフローリン・コートというマンションで、ロンドンの地下鉄バービカン駅のすぐ北側、チャーターハウス・スクエアという場所にあります。詳しくは、「ホワイトヘイブン・マンション」のページをどうぞ。

    ○○のロケ地はどこですか?

     管理人が把握しているロケ地は、基本的にすべて【各作品紹介】の該当作品のページでご紹介していますので、そちらをご覧ください。ただし、実際の地名や建物名が劇中に出てこず、かつそれが個人のお宅である場合など、敢えてご紹介していないものもあります。

    ポワロが襟につけているブローチは?

     ドラマ中では、ベルギー警察時代にある人から贈られた思い出のブローチという設定で、詳細は「チョコレートの箱」の中で語られています。実際には、ギャバン・ライリーというニュージーランド人宝飾デザイナーがスタッフの依頼を受けてデザインした特注品とのことです。

    ○○というフランス語の意味は何ですか?

     ポワロがよく使うフランス語の意味などは「おまけ」のページでご紹介していますので、そちらをご覧ください。

    「黄色いアイリス」で歌われている歌は?

     「黄色いアイリス」のル・ジャルダン・デ・シーニュで歌われる歌は、原作とは歌詞が微妙に変更されているほか、オリジナルのエンディングに Additional Music & Lyrics というクレジットがあることから、ドラマオリジナルと思われます。

    「ゴルフ場殺人事件」でイザベルが歌う歌は?

     「ゴルフ場殺人事件」のホテルのバーでイザベルが歌う歌は、「待ちましょう(J'attendrai)」というシャンソンです。
  • サイトの内容に関して

    放送日のデータが他サイトの記述と食い違うのですが?

     一部の作品のオリジナル版の本放送日に関して、一部の書籍や海外のサイト、ハピネット・ピクチャーズのDVDのパッケージなどに食い違った情報が掲載されていることは管理人も把握しています。しかし、それらの情報については、複数の状況から信頼性に疑問を感じています。もし、そうした情報の裏付けをご存じでしたら、ぜひ管理人までご連絡ください。
2009年8月12日更新


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