ホリスティック医学・健康学“コラム”No.4

「心」は最も重要な健康条件

2016年09月16日

私たちの健康のカギを握っているのが「心・食・運動・休養」という4つの健康条件で、どの要素も欠くことができない重要な柱です。この4つの条件は、人体に備わっている全身調節系システム(自律神経・ホルモン)と、そのコントロール下にある生体維持システム(ホメオスタシス・免疫システム・自然治癒力)に影響を与えて、健康状態を決定します。

心・食・運動・休養の4つのうち、私たちの健康に最も大きな影響力を持っているのが「心」です。心は、他の健康条件である「食・運動・休養」に影響を及ぼし、それらの内容を大きく左右します。実際には、4つの条件(要素)は互いに影響を及ぼし合いながら全体として作用していますが、その中で「心」は、私たちの健康状態を決定する最も重要な要素となります。心が全身に及ぼす影響力は、全体の90%にも及びます。

したがって、私たちの「心」が異常(不調和・アンバランス)になれば、全身の調整機能も異常に陥り、健康を維持できなくなって、病気を発症するようになります。

“ホリスティック健康学”の1つの分野である「ホリスティック精神学」は、私たちの健康に最も大きな影響力を持っている「心」の不調和・アンバランスを正して、健康を取り戻そうとするものです。「心」に対してホリスティックなアプローチをして、心(精神)の正常化を目指す医学であり健康法なのです。


Copyright(C)2004-2024 ホリスティック医学・健康学研究所. All Rights Reserved.