奥沢六町会に有る六幾の神輿で

奥澤南だけが他とは違う担ぎ方なんです!!


城南神輿は、三社祭などで良くみられる江戸前神輿と違い、担ぎ棒が横に組まれ正面を向かず向かい合って担ぎ、もんだり、さしたりしながら【 おいさ 】のかけ声でカニ歩き?をしながら進んでいきます。これは神様にお尻を向けずに皆が担ぐ為です。神輿の堂の脇に括り付けられた「太鼓」とその周りで吹く「」の拍子に合わせ、「ちょいちょい」という独特の『城南担ぎ』 で担いでいます。小刻みに激しく神輿をもむのですが、さざなみに揺れる小舟を表現したものと言われ、いかにも旧漁師町、という担ぎ方です。旧東海道品川宿 に端を発し、旧東海道沿線の鮫洲・濱川などの旧漁師町をはじめ、旧池上道沿線の大井・大森、そしての大崎・五反田・戸越でも見られますが、極限られた地域 内でさえも数が少なく、貴重な神輿とも言えます