今井ゼミ・山田ゼミとの合同ゼミ合宿
2005年12月17-18日
at 伊良湖ガーデンホテル(&愛大車道校舎)
今年の「3大学合同ゼミ合宿」は、
12月の末に開催されました。
ということは、秋学期の終わり。
ということは、今年のゼミの最終回。
つまり、
2005年度の
ゼミの総決算
!!
なのです。
対するは、ご存知、
名古屋大学
今井ゼミ
と
立命館大学
山田ゼミ
です。
本年度は、愛大の車道校舎でスタートしました。
土曜日の講義を受けている学生のための措置です。
私自身、三好で一限がありましたし。
K201教室で、まず、各大学毎の報告と質疑応答をしました。
総勢で
80名弱!
どえらい集団です。(^^;;
今年は、裁判例を題材とした課題にチャレンジしました
具体的には、
拓銀エスコリース事件(札幌地判平成15年9月16日判時1842号130頁)
拓銀ソフィア事件(札幌地判平成16年3月26日判タ1158号196頁)
を題材として、
この二つの判決の
結論が異なっている理由
を説明しなさい
というのが一つ目の課題です。
いずれも、経営破綻した北海道拓殖銀行において
取締役の責任が問題とされたものです。
ただし、
拓銀エスコリース事件では、
責任が
否定
されたのですが
拓銀ソフィア事件では、
責任が
肯定
されています。
この相違を追求するわけですが、
それぞれ、なーんと、
数十ページ
にもわたる大作(^^;;です。
・・・鼻歌しながらではとても読めません。(笑)
こうした難問に、果敢に挑んでもらいました。
愛大は、二つの広瀬ゼミで合同チームを作り、
頑張ってもらいました。
他大学からの鋭い質問が出ますが、
総力を挙げて的確に応戦!
なかなかいい感じ(^^)
立命館大学の報告
は、
PowerPointを用いて、すっきりとまとめてありました。
とてもスマートで、分かり易かったのが、さすが!
名古屋大学の報告
は、
詳細な配布資料に基づき、綿密な検討結果を披露。
膨大な勉強量を背景にした、スケールの大きさは、さすが。
報告を聞くのに熱中して、
写真を撮るのを忘れていました。
・・・ごめーーんね。(^^;;
いずれの大学も、
それぞれの個性を十分に発揮した
素晴らしい報告でした。
まさに甲乙つけがたかったのですが、
プレゼンの上手さを評価し、
第一位を
立命館大学
としました。
パチパチパチ・・・
ちなみに、不思議なことに
名大と立命の個性が、
昨年とはまるまる正反対でした(^^;;
→昨年のページを参照
さて、今年のメインイベントは、
各ゼミごとの報告ではないのです。
ゼミ横断の
混合班
による、
二つ目の課題が待っています。
二つ目の課題は、
この二つの裁判例いずれにおいても、
取締役の責任を肯定する見解(A説)
取締役の責任を否定する見解(B説)
を説明しなさい。
というものです。
これを、それぞれの立場に立つ混合班を5つ作り、
90分で報告をまとめ、競い合ってもらいます。
ただし、混合班のメンバーは当日発表。
つまり、
自分が
A説に立つか
、
B説に立つか
は、
当日にならないと分からない
んです。(^^;;
過酷な運命(*)にさいなまれながらも、
(*)しかも、班の決め方につき、
教員それぞれの
性の悪さ
が発揮されております。(^^;;
みんな、勢い込んでスタートです。
全体的には、和気あいあいと作業が進んだようです。
これは和気あいあい過ぎ。(^^;;
おっと! こちらは真剣に討議中ですね。
こんな感じで、交流を深めつつ、作業を進めます。
検討結果を、B紙(*)にまとめ、発表の用意をします。
(*)「びーし」と発音する。B列0番の紙のこと。
全国的には
模造紙
というらしい。
そして、実は、
さらに過酷な運命
が待ち受けています。
はい、バスの中ですね。
なーんと、
伊良湖までの移動中に、
先ほど作り上げた報告
をしてもらいます!
睡眠不足
にも、
報告疲れ
にも、
さらには
襲い来る車酔い
にも、負けず
彼らは頑張りました!
しかし、一番過酷だったのは、
バスの先頭で、
レジュメのB紙を持ち続けた教員
だったことが、発車してほどなく判明。(激痛)
ちなみに広瀬は、伊良湖に着いた頃、
車酔いで少々グロッギーでした。(T_T)
車内で報告してもらったのには理由があります。
実は、
A説バス
と
B説バス
とがありまして、
乗車中に、
報告対決
をしてもらったわけです。
そして、
それぞれの車内で投票で選ばれた代表班が、
到着したホテルにて、
さらに報告対決を行うという趣向です。
をを!真剣そのもの!
質疑応答を経て、決戦投票をします。
いずれ劣らず
大接戦
でしたが、
アピールの上手さとチームワークが評価され、
僅差で
B説2班
が優勝!
惜しくも準優勝だったのは
A説5班
です。
内容的には、ダントツに高度でした。
さぁーて、勉強はこれで終わり!
お待ちかねの
打ち上げだぁ!!!
やるべきことをやった後のお酒は美味いぜ!!
盛り上がりました!
飲みました!
そのさなかに表彰式も行いました。
最優秀混合班(B説2班)の賞品授与の模様。
さらに、
個人賞
の発表
もありました。
我が愛大からも、見事、中川さんがゲット!
質疑応答の際のデキが素晴らしく
名大の今井先生がほれ込むほどだったのです。(^^)
↓賞品を手に勝利の雄叫び。(笑)
そんなかんなで、盛り上がりは続きました。
でも、
それも当然
なんです。
何しろ、4年生にすれば、
この合宿が
最後のゼミ
だったのですから・・・。
↓女性陣の皆さんで記念撮影
夜はとっぷりと更けていきます。
一部では
朝まで
続いたそうな。(^^;;
若さ
って、いい!
・・・ごほんっ
さてさて、
その朝になってみると、
大変なことが!!
い、伊良湖が、吹雪いている!?
と思ったら、
数分後には
いつもの絶景です。
これで、安心と思い、宿を出発・・・。
ところが、これは我々の前途の
前奏曲に過ぎなかったのです。
そう、2005年12月17日は、
歴史に残る
大 雪
の日。
そこまでとは知らない我々は、まず、伊良湖の名所で
悪天候に見舞われます。
「恋路が浜」では、横殴りのあられ。(激苦笑)
・・・せっかくなので、
←何が?(笑)
ご結婚直前!!
の今井先生を記念撮影。
荒れる
恋路が浜
に出くわすとは、
まるで、
行く末を暗示するかのよう
ですね(笑えない)
<戦慄の後日談>
今井先生から要請がありますので書きますが、
本当に笑えなくなりました。
・
・
・
うーん、我ながら、なんつーか・・・。
さて、その後はしばし天候に恵まれて、一路、名古屋へ
目指すは
星ケ丘ボウル
です
ところが、名古屋インターを降りてから、
突然の
大 雪
急きょ予定を変更して、立命館の学生には、
帰路についてもらうことにしました。
・・・うーん、残念。
気を取り直して、名大と愛大で、
ボーリング大会
敢行!
みんなで汗を流すのって、楽しいですね。(^^)
終了後、チーム賞、個人賞を発表
実は、個人賞は、
私、広瀬が
学生と分け合って見事受賞!!(^o^)/
賞品があると聞き、遊び一切なしで、
タイトにスコアに執心した結果が出ました。
何て大人げない。(^^;;
しかし、司会の学生から
「先生、賞品は一つしかありません。
それでも受賞の権利を主張しますか?
」
と、つっこまれ、ゲットは断念。(笑)
いずれにせよ
和気あいあいとした中で、合同合宿は終了しました。
お互いがお互いをたたえ合える、素晴らしい合宿になりました。
大雪など、アクシデントも多発して、
その都度、臨機応変の対応が求められましたが、
学生達は、力を合わせて、上手く乗り切ってくれました。
大・大・大成功でした!
ただし、
たった一つだけ、致命的なミスが。
・
・
・
また全体写真を撮影し損ねたぁぁぁ!!
来年に続く。。。。かな? (^_^;;
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