ルーフエアコン撤去工事



がWC321RGに搭載されているルーフエアコンは、コールマン社製のスーパーマッハです。

冷房専用ですが、年式のワリに冷房の効きが良く、21フィートのモーターホームには容量が大きすぎるようです。



21君も13歳を迎え、全体的に耐久性が心配になってきました。

・屋根への負担を軽くしたかった

・容量が大きすぎるので、寒いか暑いかのどちらか。なかなか適温になってくれない

・消費電力&起動電流が大きすぎる(EU16iでの稼動は不可)

・家庭用ルームエアコンを導入したい

上記の理由から、ルーフエアコンを撤去することにしました。


まず、室内側からカバーと固定板を外します。
念のため、サブバッテリーの端子は外しましょう。
ここで電源線×3本をカット。端末処理を施します。
その後はひたすらコーキング剥がし・・・
コーキングを除去し、カバーを外したエアコン本体を持ち上げて外します。
あ〜ら吹き抜けだぁ・・・
これが撤去されたエアコン本体。
屋根の上に13年もいれば、さすがに汚れますね・・・
屋外側の開口部を塞ぎます。
耐久性を優先し、明かり取りにはしませんでした。
3mm厚のアルミ板をブチルテープ&コーキング&ピアスビスにて固定。
上からも更にコーキング処理します。
アルミ製既存屋根は13年の汚れがひどく、コーキングすらつきません。
やむなく、サンダー掛けをしてアルミ地金を出します。
室内側から見たアルミ板。
このままでは結露して天井が腐るし、第一寒いor暑い・・・
まず、結露防止のためにポリ板を貼ります。
これで、空気層を作り屋外の冷気がアルミ板の車内側へ来ないようにします。
次にアスファルトルーフィングを貼ります。
室内側の暖気とアルミ板を遮断し、結露を防止します。
ある程度の防音効果(雨音など)もあります。
次に50mmの断熱材を貼ります。
もともとの開口部は30cm四方くらいでしたが、エアコンパネルの撤去跡が汚いので、
もとのパネルの大きさくらいに9mmベニヤを貼りました。
これもたくさんのビスで固定し、天井強度を確保します。
ベニヤ板の木口が見苦しいので、フクビという見切り材を周囲に貼りました。
ベニヤ面に壁紙を貼って室内側が完成!
いい仕事です。
撤去したエアコン本体は、フォークリフトに積んで降ろします。
お陰で怪我をせずに済みました。
撤去したエアコンは、銘板が判読不能状態でした。
このモデルNo.とシリアルNo.しか分かりません・・・・。






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