燃ポンがぁぁぁぁ



両状態

・本日(2003年8月4日)はWC321RG購入以来初の炎天下走行でした。

・普段ガソリンはメーター1/4まで行くと給油していましたが、今日に限ってemptyギリギリまで

 給油をケチッていました。

期症状

・昨日までは快調に走行していましたが、本日からアクセルが重たくなり、停止状態から加速した際、

 少しではありますが息つき現象が見られました。

・高速走行時、いつもは一度95km/hまで加速するとあまりアクセルを踏まなくても流れに乗るのですが、

 今日は常に踏み込んでいないと減速してしまう状態でした。

ンジン停止

・高速走行を続けた後、高速道路を降りる為に減速した途端、走行中にもかかわらずエンジンが停止しました。

・幸い、下り坂だった為に高速道路を降りきったところでサイドブレーキを使用。事故もなく停車することが

 できました。

ンジン停止後の車両状態

・キーを回すと、異常なくクランキングしますが、ガソリンが来ている気配がありません。2回テストし、

 初爆が無いので修理工場の方が来るまで安静にしていました。

・エンジン停止後1時間半経過し、修理工場の方が一通り点検した後クランキング。一発で掛かりました。

・そのまま約4km先にある修理工場まで自走。後ろにはじんさんがついてきて下さいました。

・走行していた国道4号線が大渋滞。工場まであと1kmというところで再びストール。当然1車線を

 封鎖しているので更に大渋滞に。仕方なく、じんさんの乗用車で無理矢理牽引。何とか工場にたどりつきました。

ラブルシューティング

・この年式('91)のエコノラインE350は燃料ポンプが二つあります。

・ひとつはガソリンタンク内、もうひとつは運転席下です。

・燃料フィルターも二つあり、ひとつはガソリンタンク内にある燃料ポンプと一緒、もうひとつは運転席下にある

 燃料ポンプのそばです。

・今日のような炎天下の中で渋滞になると、燃料ポンプが異常加熱し、モーターが焼けることがよくあるそうです。

・よって、今回の様にエンジン停止後しばらくすると、モーターが冷却されて再びエンジンが掛かることがあるそうです。

・異常を示したのはガソリンタンク内の燃料ポンプでしたが、念のために運転席下のポンプとフィルターも交換する

 ことにしました。

理方法

・アンテナワークスさんに依頼し、燃料ポンプセットを輸入。

・運転席下(正確にはミッション横)の燃料ポンプは、ミッションと地面からの熱害を防ぐ為、フューエルラインを

 変更して移設しました。

・燃料タンク内の燃料ポンプは、既存のものと輸入したものの形状が異なっていた為、固定ステーを製作しました。

・念のため、一緒に燃料フィルターも交換。



・タンク内のガソリンが減ることによってタンク内の不純物がフィルターに溜まり、モーターが加熱してしまうという

 原因もあると思います。

・燃料ポンプのような見えない部品に対する日常点検は非常に難しいとおもいます。

・たまにはクルマの下にもぐりこんで、ガソリンタンク近辺から異音(金属音)がしないかどうか、加速時などで

 息つき現象が無いかなど、気を配る必要があるかもしれません。

・燃料ポンプは目ん玉が飛び出る程、ものすごく高いパーツです。旧車にお乗りの皆さんは心の準備が必要です。

・私のWC321RGは遊び道具が満載なので、総重量は5t近くあると思います。

このような重たい車両を乗用車などで牽引するのはおすすめできません。今回はあくまで緊急事態の特例、

 じんさんの巧みな運転技術と使用した乗用車がフレーム入りの頑丈なものだったからたまたま大丈夫だった

 だけだと思います。余計な出費が予想されるので、きちんと牽引してもらいましょう。

・走行中にエンジンが停止してしまうと、ブレーキは完全に沈黙します。

 元サイクリストだった私が両足で死ぬほどブレーキペダルを踏み込んでも、全く減速しませんでした。

 足踏み式のサイドブレーキは、踏み込むを一気に後輪がロックしてしまい、車両のコントロールができなくなります。

 パニックにならず、落ち着いてじっくりとサイドブレーキを効かせてください。








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