こんなトコロに穴がっ!






ーゼンながら、オックス君には大枚をはたいてオプション設定をしない限り、ジェネレーターという

超高級品など装備しておりません。

どだいこの大きさのキャブコンでは無茶なんですね。



かし、確実にオール電化しつつある我がオックス君、ボイジャー2連発という最強サブバッテリー軍団でも

太刀打ちできなくなって参りました。

更に追い討ちを掛けるがごとく、エアコン設置の声がっ!

エアコンに電子レンジに炊飯器にオックスシアターにテレビでは、EU9i君では到底まかない切れません。

仕方なく、EU16iの購入に踏み切りました。



まではEU9iを助手席に積んでキャラバンに出かけておりましたが、16iでは助手席の足元に置くのは不可能。

かと言って、室内に16iが鎮座しているのもなんだか落ち着かない・・・・。

いっそのこと、常設ジェネとして外に吊ってしまおうか!

さぁ、我が社の英雄、鐵工部工場長の出番ですよぉ〜!






EU16iが設置できる場所は、オックスではトイレルーム下

デッドスペースしかありません。
16iを採寸し、このスペースに入る最大の収納ボックスを
製作しました。
ガソリン満タン時25kgにもなる16iを支えるということで、
恐ろしく強靭なボックスとなりました。
使用部材は、メインフレーム→L型アングル4×50×50mm
鉄板→ボンデン鋼板t=2.3mm
各所に換気ガラリを設け、ステンレス丁番を使用したとこ
ろ、
ボックスだけで怒涛の約40kg! おおおお重すぎぃ〜
オックスの腰下がシルバーなので、グレー錆び止めで塗
装しました。
予想していた通り、マフラーがボックスに干渉してしまいま
した。
一度カットし、角度を合わせて再度マフラーを溶接しなお
します。
この際、どうせならステンのストレートマフラーにすれば良
かった(悲)
この時に、トイレルーム下の配線&配管系統も移設しま
す。
やはり熱害対策はキッチリと!
写真の様に、シャーシ部分にL型アングルで固定します。
念のために方杖ももたせます。
ボディ外側には、腰下のFRPと腰上のFRPを固定してい
るボルトがある
ので、鉄板を噛ませた後、その鉄板にボックスを溶接しま
す。
一応、床コンパネには6mmという極太の木ビスを24本打
ちます。

これで、私が乗っても大丈夫な位に固定されました。
こうして取りあえずカタチになった収納ボックスです。
外側のFRP製スカートは、ベビーサンダーでイッキにカッ
トしたので、
身体中真っ白になりました(悲)
防振効果を狙い、エアコン用の防振ゴムも装着。
EU16iを入れるとこんなカンジになります。
FRPスカートを加工して作ったフタだけでは、重量のある
16iを
横Gから守ることはできません。
ボックス下端から鉄板を持たせ、アオリとすることで16iを
しっかり
ガードします。
実際に16iを始動させるときは、鉄板のフタを開けてFRP
のフタを
閉じれば、換気もでき防犯効果も期待できます。
これが外から見た仕上がり状態です。
最低地上高は変わらないのですが、地面からボックス下
部までは
200mm程度しかありません。
皆さん「地面にヒットしてしまうのでは?」とご心配されるか
と思います。
ご安心下さい。この後工場から出る時にやってしまいまし
た(悲)
ちなみに、ここまでの作業で、私と工場長の二人がかりで
14時間も
費やしました・・・。
電源系統が煩雑化するのを避ける為、かなり簡略化しま
した。
EU16iから伸ばした電源線は、もともとオックスに装着さ
れている
外部電源取入れ口の横に装着した防水コンセントへ持っ
ていきます。
これにより、普段から外部電源のプラグを防水コンセント

差し込んでおけば、16iを始動するだけで室内の電源が
使用可能になります。




際に始動してみると、16iは思ったよりウルサイな、という印象です。

ま、9iと比べては失礼というものですが。

やはりボックス内にデッドニングをせねばっ!と思うのですが、

それにはどうやって熱を逃がすか、という問題に直面します。



ックスの扉のうち、下半分の鉄板部分を開けないと、16iは熱で持てない程になります。

ということは、現状では走行時に16iを使用することはできない、という結論になります。

我が家の場合、走行時に16iを使いたくなるシチュエーションはまず無いと思いますが、

いちいち放熱しなくても安心して連続使用できればなお快適でしょう。



う一つの問題は、この位置では燃料のサブタンクが使えない、ということです。

EU16iのタンク容量はたったの4.1リッター。これでは速攻ガス欠です。

この辺も何とかしたいところですね。



ずれにせよ、電源が常時積んである、という安心感は今まで味わったことの無いものです。

いつでもエアコンが使え、サブバッテリーのご機嫌を伺わなくても安心してオックスシアターが観れる。

これはもう手放せません!






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