キャンピング車のお部屋 日本大学経済学部サイクリングアソシエイターというサークルに在籍している間に、合計12台の自転車を製作しまし
たが、その中で最も付き合いが長く、しかも思い入れのあるものがこのキャンピング車です。 実は、このキャンピングには先代がいました。大学1年の冬に、アルバイト代の全てをかけて両国にあるサイクルショ ップ「いちかわ」にオーダーした「リバーワン」です。 不幸にも、この「リバーワン」は、就航後たった3ケ月で廃車となりました。 春合宿の集合地である別府駅を目指して埼玉の自宅を出発して約9日目、鈴鹿山脈越えの峠道で軽自動車と正面衝 突してしまったのです。 迫り来る春合宿集合日の恐怖におののいた私は、事故の相手(京都在住)に頼み込み、新しい自転車が出来るまで 居候させて頂くことになりました。事故ではカスリ傷一つ負いませんでした。 京都の老舗「ヤマネ」で吊るしのフレームを購入、無事に春合宿を完走しました。 ’90.8.21 その後、埼玉県浦和市(現さいたま市)にお住まいのベテランビルダー・鈴木光則氏(サイクルショップ ヴェロ・ウッド =ベル経営)と出会い、キャンピング車をここまで仕上げて下さいました。
|