Monday, September 3, 2001 update



ご愁傷様ももんがくん(飼育記Final)1996/7

 朝、子供たちが「ももんがにしっぽがある」と、今日に限って訳の分からないことを言っているので、「ももんがにはしっぽがあって当たり前だ」といって巣箱を見ると、穴からどうみてもももんがではない、は虫類系のしっぽが出ている。げっ、へびがはいってる!!それもあおだいしょうのでかいやつが!!確かにしっぽだが、強いて言えばしっぽだけって感じじゃないの!。やつは、ぶくっと膨らんだ腹をして満足そうに舌なめずりしながら、薄目を開けてこっちを見ています。畜生、食いやがったな。わたしは、ぷっつんきました。あわててやっとこを取りに走り、あおだいしょうの首根っこをつかみました。1メートル近くあるでかい奴なので、強い力で身をよじって逃れようとします。わたしは渾身の力を込め、コンクリートの上に何度もたきつけました。やがて奴は死にました。私はももんがのかたきをうちました。ももんが君ごめんなさい、野外にかごを置いていたばかりに。でもももんがはかごの外に向けておしっこを飛ばすから家の中に置いておく訳にいかなかったのです。
 しかし、わたしの家の周りには野獣がうろうろして困る。

●この話は、5年前に一度ホームページを作ったときに掲載したものです。当時を知る方のリクエストにより再び使用しました。

 このももんがは近所のペット屋で、他の客の注文だったのが移送中に相方が脱走し1匹になったので売れなくなり、ちょうどそこへ私が来たものだから「安くしておくからこうてくれへん?」と言われ、あまりのぷりてぃーさ加減にふらっと買ってしまったものです。