Tuesday, February 13, 2001 update





 2001/2/13

 どこかに虫はいないものかと、林の中を散歩しながら考えてみた。ふと栗の木を見て、子供の頃に幹についている卵をけずり落としていた婆さんの事を思い出した。ひょっとしてあの卵がどこかにあるかもと探してみると、あった!あった!目の高さよりちょっと高い場所にびっしりとへばりついていた。2mmほどの大きさの卵の上に黒い点の模様がある。これは蛾の「くすさん」の卵だと思う。ひと粒とって潰してみると青緑色の液が出てきた。生きているようだ。昨年産み付けられたものが冬越ししているのだろう。春にうじゃうじゃ毛虫が孵化するところを想像したら寒気がした。驚くことに戻ってから写真を確認したら左下に小さい毛虫が写っていた。薄暗いところでストロボをたいて撮影していたので気づかなかったのだ。この時期に孵化しているとは驚きだ。これも暖冬の影響なのだろうか。

Photo・・・くすさんの卵と毛虫 2/13撮影