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友人の木工房の作業台上を、カメムシに似た虫がのっしのっしと歩いていた。あっ！虫だ！。この季節は滅多に虫を見かけないのでたまに見つけるととても嬉しい。外出する時デジカメは必ず持って歩くようにしてるので、早速喜び勇んで撮影した。調べてみると「さしがめ」の仲間のようだ。「ヤニサシガメ」と「シマサシガメ」の中間的な感じで、どちらとも同定しがたい。似たようなのが多い種類でいつもぶち当たる壁である。一冊の図鑑だけで調べるのがいけないのかも知れない。サシガメは冬眠するらしい。材料の木材が大量に置いてあるので、その隙間に入り込んで寝ていたのがストーブの暖かさに目を覚ましたようだ。のっそりした歩き方だが、寒くて動きが遅いのか、もともとこういう歩き方なのか・・・。この虫は動物や虫の血（体液？）を吸うらしい。つかんだら人を刺すこともあるそうだ。見た目より危険な虫である。 |
