こ こが知りたい遺言・相続手続き


4-2 相続税総額の計算

■財産リストと課税評価額表の作 成

相続税を計算するには、どのような相続財産があって、それがいくらなのかを把握するところから始まります。遺産分割協議をするときにも、これを目安に誰が なにを相続するかを決めるときにも役に立ちますので、ぜひ作成しましょう。

評価時点は相続開始時点(被相続人死亡時となります。現金、生命保険金、退職金等はそのままの金額、預貯金は残高証明の金額、土地は路線価額、建物は固定 資産評価額、株式は証券取引所終値などで計算していきます。

■法定相続割合による税総額を計算

まず実際の分割内容に関係なしに、単に法定相続分で相続した場合を仮定して計 算します。例えば、

相続人が配偶者と子供二人、遺産評価額が1億円であった場合は、法定相続の基礎控除額は8,000万円ですから、課税遺産総額は2,000万円になりま す。この段階で、課税遺産総額が0円であれば、申告の必要はありません。

これをもとに、法定相続分で相続した場合の各相続人の税額を計算し、相続税の総額を算出します。



各相続人ごとの税額を確定(相続税速算表→こちら)

課税遺産総額2,000万円のうち、各自の法定相続分は配偶者が1,000万円、子供はそれぞれ500万円づつとなります。この場合の相続税は、

   配偶者 1,000万円 x 税率15%- 控除額40万円=110万円
   子1人  500万円 x 税率10%- 控除額0万円=50万円

しかし、実際にはその他の控除・特例を適用することにより軽減 ができますので、それらをつかって賢い相続に心がけましょう。

■控除・特例による税額軽減を計算

上の場合のように、仮に法定相続分で相続した場合、配偶者特別控除がありますので、配偶者分110万円は課税されないで済みます。

■各相続人ごとの税額を確定

申告・納付


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行 政書士  くぼあきら