こ こが知りたい遺言・相続手続き


2-2 相続人調査?

■相続人調査

相続人調査をす るには、通常は戸籍謄本からですが、ほかに、除籍謄本、改 製原戸籍謄本等が必要になる場合もあります。

亡くなった人が、生まれた時から亡くなるまでの、連続 したすべての戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍謄本がないと、他に相続人がいないことが確認できないからです。

まず、謄本と抄本の違いですが、謄本は原本の全部写し た文書で、戸籍の筆頭者以下そ の戸籍に入っている全員の記載があるものです。抄本は原本の中から一部の人のみが記載されている部分を抜き出し、写したたものです。

■戸籍

日本国民である限り必ずどこかの戸籍に入っています。 基本的には夫婦、子まで の単位で一つの戸籍となっています。結婚すると、親の戸籍から抜け、新しく戸籍ができます。
戸籍には必ず筆頭者を決めますが、管理上の都合でそうしているに過ぎません。

離婚した場合は戸籍の筆頭者でない方がその戸籍から抜けて、前の戸籍(通常は親)に戻るか新しく自分が筆頭者の戸籍を 作るか選ぶことができます。

■除籍

戸籍に入ってい る人全員がそこから抜けた場合、その戸 籍は除籍となります。戸籍から抜けると は、婚姻により新 しく自分たちの戸籍をつくったとき、他の戸籍に養子として入ったとき、死亡したときです。

例えば夫婦と子供の戸籍の場合、子供が全員結婚して、夫婦も亡くなった場合、その戸籍には誰もいなくなってしまったの で、 除籍になります。この除籍を写したものが、除籍謄本、除籍抄本です。除籍となっても、筆 頭者はそのままですから謄本を取る場合は、本籍と亡くなった筆頭者氏名によって、請求します。

■改製原戸籍

戸籍は法令に よって何度か記載様式が改製されましたが、改製する前のもとの戸籍を原戸籍と言います。主な改製は、近いところで昭和32年平成6年に行われています。

それでなぜ改製原戸籍謄本とかが必要になってくるかというと、改製後の戸籍には、今まで全部の情報が載るわけではな く、主な事項しか載らないからです。例えば、 改製するときにその戸籍から既に抜けてしまっている結婚した子については、記載されません。

これでは、両親のどちらかが亡くなって、子供が相続の手続をしようと思って戸籍謄本 を取っても、子の記載がなく、この戸籍からでは誰が相続人なのかが分からないからです

■どこでとれるか

戸籍謄本と改製原戸籍謄本は、現在の本籍の市区町村役場、除籍謄本と除籍の改製原は、除籍当時の本籍のある市区町村役場です。請求は郵送でもできますが、戸籍に入っている人以外の請求する場合には、関係を示す証明書や委任状が必要になります。しかし、弁護士、行政書士等の資格者が職務上必要とする場合には、特別に親戚とかでなくても自由に戸籍謄本類を取れます。証明書や委任状等も不要です。もしお困りでしたらご連絡ください。家にいながらすべての 書類が入手できます。


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行 政書士  くぼあきら