こ こが知りたい遺言・相続手続き


1-14 生前贈与と特別受益者
遺言によって相続分とは別に遺贈を受けたり、あるは、生 前に被相続人から結婚や養子縁組のために費用をだしてもらったとか、また、事業資金、学資、 家の購入資金などの援助を受けた人を特別受益者と呼びます。

相続人が何人もいるとき、故人から生前贈与を受けている人と、受けていなかった人が考えら れ、これを無視して遺産分割を行ったのでは不公平な結果となります。そこで民法は生前に贈与を受けた者は、法定相続で相続する場合は、その分 が減額になると定めています。

生前の贈与を受けたことがないのに特別受益証明書をだしてしまうと、自分の相続分が少なくなるばかりでなく、自己の相 続分を他の相続人に贈与したと認定されてしまい、贈与税の対象となることがありますので、注意が必要です。

Web Legal Help Desk
行 政書士  くぼあきら