第29回全日本実業団空手道選手権大会



期日:平成22年11月21日(日)

会場:
尼崎市記念公園総合体育館

結果一覧は → こちらから

関西会場となった今年、兵庫県は尼崎市で全日本実業団空手道選手権大会が開催され、男子形の福田崇選手が初出場ながら3位入賞を果たした。
 
  個人形3位の福田(右)と団体形5位の河野(左)           左から福田・材津・浅川・長谷川

女子個人形に出場した浅川貴子選手は、第2指定形で惜しくも2-3の僅差、2回戦敗退。
この1年、成長著しい浅川選手であったが、全国大会で何かを感じ取ったであろう、その悔し涙に熱い想いを感じた。

マスターズの形&組手にエントリーした吉野宏選手は、ともに初戦敗退であったが、9月にも日本マスターズデビューを果たし、その向上心が素晴らしいと思う。
     
       マスターズでも頑張る吉野              東京エレクトロン:杉田・橋本・望月・田ノ口監督

団体形の東京エレクトロン(望月翼・杉田奈央・橋本次郎)と長谷川空手スクール(材津真美・平林真樹・浅川貴子)はともに2回戦敗退であった。
社会人で団体を組むというのは、練習期間において個々の時間の調整が大変であるが、この壁を破るには日々の自覚と稽古を必ずすることが前提である。来年に期待したい。
来年は男子でも、もう1チーム作れそうな予感?!
 
     長谷川空手スクール:材津・浅川・平林               岐阜で修業中の矢野

また女子形の矢野彩選手は現在、国体に向け心機一転、岐阜で頑張っているが惜しくも5位入賞。
団体形、河和チームの河野仁志選手も元、長谷川スクール生で、現在は沖縄で修業中!
1回戦、東京エレクトロンを破り、5位入賞を果たす。

実業団大会は文字通り、社会人の集まり。
もちろん競技で勝つことも目標であるが、稽古を継続し空手を楽しむことが重要である。

京都
せっかく関西に来たので帰り際、「そうだ、京都行こう!」ということで晩秋の紅葉を堪能!
  

南禅寺 → 永観堂 → 清水寺の半日コース。
この時期の紅葉は本当にいい彩で、みんな口々に「きれい!、ほんと綺麗!」を連発。
素直な気持ちになれるところが心地いい。
  

三鈷の松
葉の松は全国でも珍しく、その姿から「夫婦和楽・家内安全」を象徴して、その松葉は黄金色になって落葉し、身につけると「金運」のご利益があるところから別名「金銭松」ともいわれています。
また「三鈷の松」を財布にいれておくと、幸福になれたり、お金が貯まるとか云われています

永観堂では靴を脱いで本堂の中に入ると、回廊の途中「三鈷の松」がある。

しかし、松葉はいっぱいあるのに回廊から下の地面に落ちているのだ。決して降りて取っては行けない。
しかし、「幸せになる!ご利益がある!」と聞いてみんな欲しがるのだが・・・

「幸せはそこに見えるのに、手が届かない!」
参拝者は残念がって素通りしていく。・・・


 苦労の末、三鈷の松をゲットした福田選手、うれしそう!

しかし、熱心な(強欲な?)うちの選手たちは、屋根の隙間や柱の影に隠れていた「三鈷の松」をとうとう見つけ出し、
あるものは欄干に乗り、あるものは傘を使って引き寄せ、なんと見事にゲットしたのだ。なんという情熱(執念)。
これを持ち帰って、財布に入れたり目標に向かって頑張っていくだろう。きっと


最後は清水寺をまわり、食事。土産を買って岐路につく。

来年も楽しく、燃えて頑張ろう!