第49回全日本学生空手道選手権大会

期 日:平成17年7月3日(日)

会 場:日本武道館

学連大会の最高峰である、第49回全日本学生空手道選手権大会が日本武道館で東西の予選を勝ち抜いた精鋭達で競われた。
長谷川スクールからは内海健治(山梨学院大学2年)と大木格(同 1年)が形の部に出場し、東日本の覇者である内海選手が初優勝。大木選手も3位と、アベック入賞を果たした。
山梨学院大学といえば、同じく長谷川スクール生の世界チャンピオン 片田貴士選手も出身であるが、学生時代は成りを潜めていた為、学連の中ではまだまだ無名校の中での優勝・3位は評価できるものである。
これらの経験をステップに、世界で通ずる選手に成長してもらいたい。

形優勝 内海健治選手のコメント


今回の大会は優勝を狙っていた大会でしたので、目標を達成することができ大変うれしく思います。
応援していただいた皆様に感謝いたします。
本大会はベスト8から“旗揚げ”のトーナメント方式となっており、自由形を3回打つことになりました。3つの形のレベルを上げることはとても難しく、また形を打つ順番も重要で、新ルールの難しさを改めて知りました。12月には全日本選手権がありますので、更に精進したいと思います。


形3位 大木格選手のコメント
今回の全日本学生選手権大会は、大学に入学してから初めての全国大会だった。
形の部は午前中で終わるので朝からテンションを上げて予選に臨んだ。
予戦のセイエンチンはいつも通りに打つことができ、気迫も出ていたので自分としては満足できた。だけど結果は2位通過ということなった。
決勝トーナメントでは初戦、沖縄大学の選手と勝負し、お互いスーパーリンペイを打ち、4−1で勝てたが自分としてはあまり良い形だとはいえなかった。準決勝は同門、山梨学院大学の内海先輩と勝負し、お互いがチャタンヤラ・クーシャンクーを打ち、1−4で負けてしまった。チャタンヤラ・クーシャンクーはいつもよりうまく打てたと思っただけで、負けたのは悔しかった。スーパーリンペイで印象を悪くしてしまったかもしれないので、これからは今まで以上に全部の形をレベルアップしていきたいと思った。
まだ今年、来年と大会は続いていくので、それに向けて努力したい。