第33回山梨県少年少女空手道選手権大会


日  時:平成17年6月19日(日) AM8:00

会  場:小瀬スポーツ公園武道館・メインアリーナ

結  果:試合結果はこちら

小学生の県下最大の大会である、少年少女大会に県内の39の道場から、およそ700名が日ごろの練習の成果を確かめ合った。
これだけの規模となるとコートは10面、審判員も最低50人は必要である。
また、各団体の保護者も事前講習会を受けて、コート係りを担当していただいている。
このように各道場の先生方や保護者との協力なくしては成り立たないことは言うまでもない。
山梨県の少年少女の空手人口は年々増加傾向にあり、山梨のわずか88万人という人口比率からしてみればまずまずであると思う。この先、子供たちが社会人になってからも空手道を志して欲しいと思うものである。

エントリー
 男子形:513名、女子形:176名、団体形:24チーム、
 男子組手:431名、女子組手:149名

学年 男子形 男子組手 女子形 女子組手
1年 50 29 2
2年 83 44 20 17
3年 96 83 26 21
4年 103 96 35 33
5年 100 96 51 44
6年 81 83 36 32
513 431 176 149


今大会も樋川光司先生率いる修心館が4年連続総合優勝。さすがである。
長谷川空手スクールでは英心館が5位。甲府道場が8位となった。
竜王昭和道場からは6年生の武内真穂・三浦時人、3年生の笠井康平・森本伸の計4名が参加。
入賞者の8割が黒帯という中、まだ紫帯、緑帯、黄色帯がどこまで通用するか?自分の力を試す絶好の場である。特に3年生の2名は今回が大会初出場であった。
普段の道場の稽古や審査会とは明らかに違う雰囲気の中、生徒が何を思い、何を感じたか?
試合結果よりも大事なものを見つけて欲しいものである。
そこで、生徒に感想を聞いてみた。

 大会に出場して  6年 武内真穂
今回の大会は、太士先輩が休みで、団体形の真ん中になりました。形の名前とかを言うのできん張しました。入場する場所が練習した場所と逆で困ったけど形は、練習よりうまくできたと思います。
次に個人形でした。練習を竹蔵先輩に見てもらったあと、伸君と、康平君の形を見ました。2人ともよかったです。
そのあと自分の番になったので下に行きました。私は平安初段をしました。先生に言われてたとおり、もっと足(立ち方)をしっかりすればよかったです。ときと君の形は見れませんでした。
ご飯を食べてから、組手の練習をしました。4人でやったあと、長谷川スクール甲府の人たちともしました。とてもいい練習でした。その次に康平君と伸君の組手を見ました。伸君はけりなどが入って勝って、康平君も1回戦を勝ちました。2人とも2回戦で負けたけど、2人ともよかったです。
私は時間になったのでコートに行きました。1回目の相手は私より少し大きかったけど、まわしげりと、けってからのつきが入って、1回戦は勝てました。でも2回戦は負けてしまいました。残念です。けったあとに、もっとつけばよかったです。私が席に戻ると、時人君の組手がもう始まっていてあまり見れませんでした。今回の大会の反省点を直して、秋の大会ではがんばりたいです。

 空手の県大会  6年 三浦時人
僕は、6月19日に空手の県大会に出場しました。僕は団体形と、個人の形と組手の3つの競技に出ました。
団体形の1回戦目は平安2段をやりました。やる時にちょっとしたハプニングがおこりました。形をやる位置が普通の練習をやる時は、真穂ちゃんが中心で左側が康平君で、右側が僕でした。でも大会の時は入場する方向がちがったので中心に真穂ちゃん、左側に僕で、右側が康平君となってしましました。
そして形をやってその得点が20.0でした。22.2を出したチームがあってすごく、くやしかったです。でも次の団体形をやる時は、もっと練習して22.5を出したいです。
次に個人形をやりました。1回戦目は団体形と同じで、平安二段をやりました。1回戦で敗れてしまったけれども、7.6が1つでてとてもうれしかったです。そして長谷川先生が「あと0.1ずつ上がってくれれば、勝ったのになあ〜」と言ってたので、次には0.1ずつあげてもらうためにいっぱい練習をしたいと思っています。
組手は1回戦目はシードで勝ち残りましたが、2回戦目はすごい強い人とあたって見事0-4で負けてしまいました。近くに竹蔵先輩がいて、「カウンターで勝て!」とかいろいろ教えてくれました。賞はとれませんでしたけど、「もっとうまくなろう!」と思えたのでよかったです。次の大会はもっと練習していい所までいきたいと思います。

 大会に出場して  3年 笠井康平
 入場行進
アリーナの外でならんでいる時、大ぜい人がいてとてもきんちょうしましたが、行進する時はワクワクしました。
 だん体形
れん習の時といちがぎゃくだったので先ぱい2人に合わせるのがむずかしくなってしまいました。きんちょうしていたので、止まるしるしのテープから立ついちがずれてしまいました。でも形はうまくできたと思います。
 こじん形
会場のあちこちから大きな気合いの声が聞こえてきてあせってしまい、体がうまく動かない気がしました。つぎからはぼくも負けないぐらい大きな気合いを入れたいです。
 こじん組手
1回せんでは顔を何回もパンチされていたかったです。相手のはんそく負けでギリギリ勝ちました。自分のきめたわざで勝ちたかったです。組手は初めてでしたが、とても楽しかったです。

 大会に出場して 3年 森本伸
ぼくは始めての組手の試合でとてもきんちょうしました。予定ではもう少しあとまでのこるつもりでしたが、強い相手で自分の力を出すことができませんでした。もっと練習をして次のしあいにタイトルをとりたいと思います。