さくら さくら

  ハンガリーからカンテムス少女合唱団、プロィムジカ女声合唱団が何度も来日公演を繰り返すと、コンサートのたびにいろいろ日本の歌を日本語で歌うようになった。ローマ字で歌詞を覚え、内容も理解して歌う日本の歌は聴く人を感動させた。その中で、特に彼女たちのために編曲されたこの作品は、指揮者デーネシュ・サボーも日本で多くの編曲された「さくら」を聴いたけれども、この若松正司編曲の「さくら さくら」ほど素晴らしい作品は無いと絶賛。必ずコンサートのプログラムに入れて歌っている。デーネシュ・サボーの指揮によって、プロムジカがホール一杯にひろがって歌うと、桜の花びらが舞い降りてくるようだ　と、感動する聴衆が多い。 日本の歌の再発見である。