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カンテムス、プロムジカ合唱団が日本ハンガリー友好協会の招聘で1992年以来来日するようになって、ハンガリーの合唱曲にも日本の合唱団はずいぶん親しみを持ってきた。ハルモニア出版の楽譜には、歌詞に読みかなをつけて啓蒙につとめているが、まず、友好協会としては交流の印として、ラテン語による歌詞の作品を委嘱することになった。
1999年に作品「リベラ・メ」が完成し、7月14日に東京カテドラル・マリア大聖堂でコチャール出席のもと、デーネシュ・サボー指揮、プロムジカ女声合唱団によって初演がなされた。
この作品は、作曲者と演奏者たちとで、もちろんプロムジカの少女たちも参加して何度もやり取りがあって出来上がったもので、記念すべき作品。
「このようにすばらしい指揮者と合唱団に恵まれたから、この作品はできた。私はコダーイよりも、この時代に生まれていて幸せだ！」とコチャールに感動させた作品。
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