ミクローシュ・コチャール合唱曲集〔Ⅴ〕
～混声合唱～
FAMOUS CHORAL WORKS of MIKLÓS KOCSÁR Vol.Ⅴ
～For Mixed Choir～

	1	山を登る
		Hegyet bágék

	2	奇跡の鹿
		Csodafiú-szarvas

	3	百合のうた
		Liliom-dal

		プロムジカ、カンテムスが来日を重ねるにつれて、コチャール作品を歌う合唱団は非常に多くなり、2000年にコチャールコンクールが日本で開催され、混声合唱団からもっと混声の作品を、との要望が増えてきた。その試みとして、次の第6集の「アドラムステ」を日本からの委嘱で混声の第１作が出版されたが、そのほかにハンガリーでよく歌われている3曲、「山を登る」、「奇跡の鹿」、「百合のうた」を選び出版することになった。第１曲は民衆の祈りが彼にインスピレーションを与え、出来上がったものであり、第2曲はラースロー・ナジの詩の「奇跡の鹿」の伝説を四季に読み込んで作曲された。第3曲もおなじくラースロー・ナジの詩によって作曲されている。＊「山を登る」はハルモニア版のほかにEMB輸入版コチャール作曲「山を登る」（混声）があり（“HEGYET HAGEK”~Six folk prayers~）、日本でも輸入版はほかの曲が入っているので取り寄せで購入できる。ただしハルモニア版の楽譜と少々ちがうところもあるが作曲者コチャールは「いずれもよろしい。」とのこと。ただし日本での版権はハルモニアにあることは了承してほしい。