スタッフ募集のお知らせ 終了しました
募集内容 女性スタッフ(1名)を募集しています 2016.1改訂
午後の診療を手伝っていただける鍼灸専門学校の学生、もしくは有資格者を探しています。
○鍼灸学校に在学中もしくは卒業された女性で45歳位までの方。アルバイトや勤務歴などの経験は問いません。勤務開始は決定次第、随時。
○勤務時間は、原則として定時PM 4:45〜8:15、月・火・水・金・土となります。診療終了時まで延長をお願いすることになります。
○内容は受付・会計・測定・清掃・診療補助等。有資格者の場合は技能の状況により診療を担当していただきます。
学生の労働条件の詳細等
○期間は原則1年間単位(4月〜翌年3月末、年度中途採用の場合は年度末、以降も希望により更新可)でお願いいたします。
○給与等条件は、学生時給1.000円(定時3.5時間+午後勤務手当て1日500円を含む) 別途、超過勤務代・交通費全額支給(マイカー換算)。
○年間休日は120日以上(本年実績は121日)
○労災保険加入。当院は駐車場を十分に確保しているため、マイカー通勤も可能です。
○学生の方は卒業後(国家資格取得後)、希望がありましたら診療スタッフとして優先して採用となります。
○3年次は12月末までとして、国家試験前の1月以降は原則休みとします。(学生の方)
有資格者の労働条件の詳細等
○期間は原則1年間単位(4月〜翌年3月末、年度中途採用の場合は年度末、以降も希望により更新可)でお願いいたします。
○給与等条件は、固定給84.000円(定時3.5時間+午後勤務手当て21日分を含む) 別途、超過勤務代・交通費全額支給(マイカー換算)。
○二年目以降は累積する技能加算有り(半日勤務の場合月額5.000円、1日勤務の場合月額10.000円 2015年実績)
○年間休日は120日以上(本年実績は121日)
○自己都合により仕事を休む場合にも有給休暇から優先消化しますので、一定日数までは減給されません。
○労災保険・雇用保険・賠償責任保険加入。当院は駐車場を十分に確保しているため、マイカー通勤も可能です。
○午前の診療に欠員が出た場合には、希望があれば優先して採用します。
希望される方は電話 0586-75-5430 で、面接後、決定次第、募集は打ち切らせていただきます。
その他の特記事項
○2016年4月より、交通費はマイカー通勤(距離)換算で法定金額の全額支給になります。2016年3月までは若干低い金額になります。
○学生向けの条件は、中和医療専門学校へ出している募集要綱と書き方は異なりますが同様です。
○必要な場合に連休が取り易いことは、当院の特徴のひとつです。通常は木・日の週休2日ですが、祝日を振り替えるなどして年に
数回は3〜7連休が取れるよう、年末年始、春季休暇、ゴールデンウィーク、夏季休暇、秋季休暇を設定しています。(平成26年度実績)
○通常の診療日の休暇については、スタッフでカバーし合いながら休暇を取る仕組みですので、早めに連絡があれば大丈夫です。
定期テストの前は希望が有りましたら休むことができます。また3年次で国家試験前の1月以降は原則全て休みとしています。
千秋針灸院では針灸専門治療院として開業を目指したり、針灸を生涯の仕事にするために、大切なことが学べます。
私たちは誰でも鍼灸の国家試験に合格して国家資格を取得すれば、鍼灸師として活躍できる可能性があります。しかし実際に
マッサージや整体等の併用などではなく、純粋に針灸を駆使して医療機関で活躍できたり、鍼灸専門治療院として開業していくことは、
かなり難しいのが現実です。その理由は鍼灸専門学校や大学では、現場での針灸治療や治療院経営・運営を目の前で見て学ぶことが
できず、また研修生を受け入れることが可能な針灸専門治療院もほとんど無いからです。
私は上海中医薬大学に2年間留学して半年の病院実習も経験し、針灸治療の優れた効果を目の当たりにしていました。しかし日本での
実際の開業には、針灸専門治療院である長谷川針灸院で学ばせていただいた経験が無ければ、到底不可能だったと感じています。
患者さんが快適に来院していただくための応対や設備・環境面での気配り、患者さんの要望に対して医学的な観点から針灸でどこまで
見込めるのか、必要な専門知識、患者さんに必要なアドバイスや最適な治療計画など、良い部分や改善が必要な点について学ばせて
いただいたことは、開業後15年が経過した今でも生かしていけるよう努力を続けています。
もちろん千秋針灸院も完璧ではありません。実際に手伝っていただく中で良い部分や改善が必要な点も、少なからず見つかるはずです。
そして千秋針灸院での様々な経験を通して、針灸を仕事としていくために大切なことが学べると思います。
院内で不定期の勉強会を行っています。千秋針灸院での日々の臨床と両輪になり、中医薬大学留学に相当する内容です。
国家資格である鍼灸師になるには、国家試験を合格する必要があるため、解剖学や生理学から東洋医学概論、針灸実技に至るまで、
誰でも最低3年間の勉強を積み重ねています。しかし医療としての位置付けが曖昧な日本の教育では、様々な疾患や症状に対しての
具体的な治療法は教えられず、各人の個人的な努力や勉強会、セミナーなどへの参加に委ねられているのが現状です。
私の留学した中国・上海では、鍼灸師は医師(中医師)であり、病院など医療機関での医療としての針灸治療を担当する立場ですので、
様々な疾患や症状に対しての具体的な治療方法は、当然身に付ける必要がありました。私は帰国後に日本の国家資格も取得して
いますので、医療としての針灸治療を行うために、日本の鍼灸専門学校での教育ではどうしても足らない部分が何かを理解しています。
院内で不定期に勉強会を開く事で、3年程度の期間内に日本と中国の教育の差を埋めるような内容を、当院での日々の臨床も絡めて
お話していきますので、直ぐに臨床で使える上に、3年程度で中医薬大学留学に相当する内容を身に付けられることになります。
千秋針灸院の提携治療院の先生方の多くが中国への留学経験を持ち、実際に成功されている事実は、本人の努力はもちろんですが、
教育内容のレベルの根本的な違いでもあるはずです。勉強会はスタッフの自由参加ですが、当院のスタッフには最低限このレベルを
身に付けて開業後も活躍して欲しいと願っています。(月曜日の昼頃に不定期開催のため、学生の方の参加は難しいです)
当院では、スタッフとして手伝っていただきながら、針灸治療による医学各分野の専門家になるための支援を目指しています。
当院のスタッフを経験していただくことにより、眼科領域への専門的な取り組みから、針灸が医学各分野への専門性を発揮するための
具体的な方法を知ることができます。例えば整形外科だけではなく、内科の各分野や産科、婦人科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科等は
針灸が比較的専門化し易い分野です。興味や希望される専門分野がある方には、将来の専門分野の治療家への道が見えてきます。
また千秋針灸院では、私が眼科領域を担当しているのと同様、専門分野の知識や技能習得の状況により、スタッフの方に担当者として
その分野の全てをお任せすることも可能です。(原則として中医学を基本とすること、安全な治療法、治療時間等のルールはあります)
このため治療結果に一定の責任を持つことから、専門分野の勉強・臨床を両輪に、目標とする分野の専門家に近づくことになります。
将来開業を希望される場合、高いレベルの専門分野の治療を身に付けることは、周辺の他院には真似ができない特色になります。
その際には担当されている分野の患者さんについては引き続き診ていただくこと、眼科分野についても提携治療院として、開業された
地域での活躍をお願いすることになりますので、一定の臨床経験を積むことができていれば、開業のハードルは低くなると思います。
まだ臨床は未経験な方でも、日常的な治療院運営を経験していただく中で、毎日の診療で様々な疾患に対して必要な治療方法や、
医学的に根拠ある測定法も身に付けていけると思います。比較的難しい疾患に対しての治療効果も、目の前で見ることが出来ます。
かつて私も上海の曙光病院や長谷川針灸院で勉強させていただいたように、来ていただける方が希望される場合には、私の技術や
知識・経験を伝えていくつもりでいます。
千秋針灸院は針灸専門治療院です。マッサージ・整体等や往診業務は一切ありませんので、按摩・指圧・マッサージ師免許は不要です。