たどたどしい記憶を頼りにお送りするライブレポ(毒含)。2人の会話はNot文字起こし。
2006年5月
2006.5.10 Wednesday Shinjuku Fu- |
さぁ、今月も恒例の自己紹介で始まります、リーガ4日目! 加藤 「ハレルヤ・カトゥと〜!」 大野 「ガードレールをまたごうとしたら足が引っかかった大野です。」 加藤 「オヤジだね〜。レトロだね〜。」 大野 「飛ばしていくよ〜!置いてくよ〜っ!!」 みんなが置いていかれるんじゃなくて、ついて行かないんじゃ…(おいちょ!)。 大野 「よ〜し。なんか面白い話しろよ。」 加藤 「ハードル上げんなよ!まぁ、今からやるけどね。」 そのどこからお越しか分からない自信に、大野氏も興味津々。ただじ〜っと加藤氏の顔をみつめます。 大野 「さぁ〜、今から人間が空回る瞬間が見れるよ!」 そんなハードルの Up-Downを乗り越えての加藤氏のお話。 強化月間ライブを終え、帰りにTSUTAYAに行った時のこと。お店に置いてある、ハレルヤのDVDを見て、女子二人がキャピキャピと会話をしていたそうなんですが…。 「あ、ね〜ね〜!この芸人さん、知ってる〜?」 「知ってる〜!課長とカットンでしょ〜?」 加藤 「カットンって、どこに飛ぶんだよ!?大野はよく昇進させられてたりして、間違えられたりするけど、俺は間違えられない自信があったのに〜!」 しかし、ここで重大な事実が判明します。 加藤 「でも、確かに『東京コントまつりのDVDにも印刷されてるんだよね。『主任とカットンのコンビ』って。」 大野 「マジで!?じゃ、あながち、その子達、間違えてないんだ。」 何という運命の…いえ、パッケージの悪戯!あんなに桂さんに可愛がって頂いてるのに覚えられてないなんて(笑)。ぜひ、カットンがどこに飛ばされたのか(?)レンタルか、できれば購入してご確認下さい(笑)。 ちなみに、ホームページでは「カトッー」と書かれてます(笑)。どっちが正しいんだ?(どっちも間違いだよ) そして、さらに世に出てない不幸話が続きます。 それは、大野氏がとある打ち上げに参加してた時の事。 大野 「関係者の人が、後から来た人に『オンバトに出てるハレルヤです。』って紹介してくれたんですよ。そしたら、その人、『いやいやいや。出てないでしょ?』って全否定。 『出てますって!』って言ったら、『え?じゃ、メガネかけて7:3の人が相方?』って言うから、『いやいや。それ、俺です!おいおいおい〜!』って主任の決め台詞やったら、『似てるね〜!』って最後まで信じてもらえなかった。もぅ、『カトゥです!』としか言えなかったよ。」 受け入れちゃったよ!泣き黒子の位置が一緒なだけなのにねぇ(マニアックだなぁ)。 さて。ネタは『料亭』。 強化月間でやったネタですね。料亭で接待の余興をすることになった二人。キンピカ衣装のカトゥ氏と全身猿タイツの主任は張り切るも、宴席にコンパニオンとして来ていた娘に遭遇してしまう…という、お話(トーマス調)。 モン吉主任の今日のお題(?)は、サンバ調やセクシー系の『マリリン・モンキー』でした(笑)。 エンディング。 『倖田來未』ネタの為、金髪ロングのズラを被り、ギャル系のメイクを施したあさこさんを見た大野氏。 大野 「キモ〜いい!」 と、いきなりバッシング。しかし、あさこさんはフフンと鼻であしらいます。 あさこ 「さっき楽屋で超カワイイ〜!って言ったくせに。」 大野 「ひげガール(*)の人でしょ?」 (*)新宿にあるオカマバー。 あさこ 「それ、男じゃん!!」 加藤 「ちょっと、大野さん!言葉に語弊があるよ!それはないんじゃない?」 大野 「あ〜。悪いけど、喉が渇いたから水持ってきてくれる?」 加藤 「よし、分かった!水ね♪ (楽屋に取りに行こうとする…が、振り返り)おかしいだろ〜っ!?」 この間もテンポも無関係の珍妙なノリツッコミ(失礼だよ)に、出演者全員肩を落として苦笑い。 あさこ 「ひどいよ〜!へたすぎるよ〜!」 ケンタ 「でも、勇気だけはある!」 そんな賞賛はいらないです(笑)。 すると、連帯責任をとるつもりか(?)、ダメ押しか(??)、大野氏も持ちギャグで参戦。 大野 「まぁまぁ〜。お手柔らかにね♪」 歌舞伎の見得とウェーブを足したようなポージングで決めつつ、伸ばした右手で、さりげなくあさこさんにTOUCH!このギャグに乗じたセクハラに、みんなが大クレーム。大野氏の言動に注目が集まります。 大野 「見られても何もないよ。」 耐え切れぬプレッシャーからか、思わず素で答える彼。しかし、暫くの間の後、ハッと何かを思いついたようで。 大野 「何もナイチンゲール!」 全員 「遅いよっ!!」 ケンタ 「この度は、本当におすべり様でした。」 さて、そんなケンタさん。あさこさんの告知中に「うるせ〜よ!ババア!」と乱入し、暴言を言い切った所で「けんちゃん、よくできたね。」と褒められる恒例のギャグを施行。 しかし、ネタ振りの途中で大野氏が軽くツッコミを入れ、その流れを塞き止めます。 これには、事情を知っているマセキっ子&芸人一同からブーイング。 大野 「俺は空気が読めないのっ!」 ケンタ 「大野がこのギャグの件を知らないからって、勝手に入ってきて邪魔!!」 あさこ 「そうよ!入ってきちゃったから、ヒールで殺そうかと思ったわ!」 惜しい。←おい! 残るは、ゲスト様の告知です。 大野 「いつも奇抜なネタでお馴染みのTHE. GEESE!」 尾関 「奇抜な格好の人に言われたくないです。 そうそう、大野氏は全身猿スーツのままでした(笑)。告知は、映画『ラブ・コン』に尾関さんがご出演とかで。 映画出演で持ち上げつつ、草野球で一塁に行くまでに肉離れを起こした話で落とされて終了(笑)。 プラスマイナス・ゼロ!(by.名刀長塚氏)。 そして、ふうらいぼうさんの「大阪でのライブ告知」に大野氏が「行けないよ〜!」とツッコむワンクッションがあって(流すなよ!)、みんな大好き(笑)!原田16才さんの告知! 大野 「大丈夫ですか?さっき、ネタやって楽屋に戻ってきた瞬間、ゲホゲホっ!って咳き込んで。『自分、やりきりました!』って、死にそうだったんですよ。」 加藤 「うちの事務所ライブで死なないでね。」 くれぐれもお願いします!? そんなおじいちゃん(?)は、昔、狂言をやっていたそうで。 大野 「すごいですねぇ。狂言だけに、それ(さっきの)が狂言だよ!」 原田 「うまいっすね〜!」 加藤 「大野に同意するのは原田さんだけだよ!歳がばれるよ!」 …という事は、大野氏も16才なんですね(笑)。 最後は、オンバトファイナリストのU字工事。 益子さんがご自分の頭を拳骨で殴る『たくちゃんハンマー(だっけ?)』秘話を。 益子 「痛くないんですよ。ほら。」 と、パンチの素振りをする益子さん。 そんなバイオレンス的なものを見せられたら、悪魔の血が黙っておりません(笑)。 大野 「ほら、痛くないんだって。やってもらえよ!」 加藤 「えええええ〜っ!!」 ……数分後。 お約束通り、頭を抑えて舞台にうずくまる男有り(笑)。 しかし、今日はそれで終わりません! なんと、大野氏も『たくちゃんハンマー』の威力を体感する事に!! 大野 「殴ってもいいけど、俺、猪木イズム(*)があるから、殴られたら殴り返すよ。だから、加藤、俺が殴られたら(益子さんを)押さえといて。」 (*)その昔、講演会で予備校生だか何だかにビンタをくらったアントニオ猪木氏。お互い同意の上の張り手だったが、叩かれた瞬間、その予備校生にビンタ返し!思わずカッとして、手が出てしまったらしい。 そこから、お馴染みの『気合ビンタ』が生まれたとされている…。 セミファイナリストとは言え、先輩の(失礼だよ)大野氏にそんな宣戦布告をされ、ちょっと引きつり気味の益子さん。しかし、ここまで来たら後には引けません。 怯えながらも、大野氏へガツンッ!! パシーンッ!!!!!! 衝撃に彼の頭が揺らいだその瞬間。 怒りの反射神経から繰り出された手が、男の頬を捕らえます。 「痛〜〜ッ!!何でっ!?」 頬を押さえ、舞台に崩れ落ちたのは、加藤直也(30歳/当時)。 そう。大野氏の手は、目の前の益子さんを越え、彼を後ろから抑えていた相方の頬へ一直線。 何という、計算高さ!何という、悪知恵ワーキング! 底意地の悪さと、お笑い瞬発力のコラボレーションや〜?! ケンタ 「すごいよ!今のMr.Boo(*)の映画みたいだった!」 (*)香港の人気タレント、マイケル・ホイ主演のドタバタ・コメディ映画シリーズ。声優?広川太一郎氏の日本語吹き替えが大人気でした。 その僅か、コンマ何秒の奇跡体験に、会場中がヤンヤヤンヤ!珍しく(?)芸人さんからも大絶賛を浴びた大野氏。さっきの『うるせぇよ!ババァ』ギャグでの失態を帳消しにするミラクルを引き起こし、得意げにライブを締めたのでした。 いや〜。本当に神が降りてきたかと思ったヒトトキでした(真剣)。 しかし、今回のレポは注釈が多いなぁ(苦笑)。 |