たどたどしい記憶を頼りにお送りするライブレポ(毒含)。2人の会話はNot文字起こし。
2006年4月
2006.4.7 Friday Shinjuku Fu- |
会社を休んで早めに会場に着くと、名刀長塚さんを発見。いきなり、「働いてないの?」と言われる。ひでぇ。 そんなアトミックパンチ(笑)、今回も恒例の自己紹介で始まります。 加藤 「ハレルヤ・カトゥと〜!」 大野 「ウィットに富んだギャグと、レトロなギャグでお馴染みの大野です。いや〜。今日も少数精鋭で。」 いきなりグルリと会場を見渡し、少々苦笑いの二人。確かに空席もございます。 大野 「まぁ〜。こんな人数が続くリーガですが、これからどんどん人が増えていって、いずれは会場変えるとかね。」 加藤 「いいですね〜。」 大野 「(会場)どこがいい?」 加藤 「えっ!!」 フリートークなのに、質問されて驚く加藤氏。 サインなしで、急に牽制球を投げられたセカンドのようです(分かりづらいよ!野球ネタ!)。 加藤 「アドリブとかやめろよなっ!!」 大野 「このやりとりがアドリブじゃなかったらイヤだろう?10年もやってるんだから、面白い事言えよ!!」 キィィ〜と心で地団駄を踏む相方を前に、相変わらず加藤氏はケロリとした表情で。 加藤 「あんまり怒ると好感度下がるよ。」 大野 「あ。今年も宜しくお願いします。」 相方に窘められ、客席に向かってペコリと挨拶。新手のダチョウ倶楽部ですか(笑)。上島さんの「取り乱しました。」的な? さて。そんなウィットロ(混ざってるよ!)な二人の話題は、『お笑いジャンバラヤ』でも話していた『大野氏、ビッグ・ソゥ氏激似事件』 (大野氏がフィリピンパブに行った所、ピーナちゃんに大モテ。その理由は、フィリピンの国民的お笑い芸人(タモリクラスらしい)にソックリだったからだそうです。)。 大野 「で。その話を出雲に営業に行った日に、こーゆー人(耳がでっかくなっちゃった!のジェスチャー)と、こーゆー人(トランプを口から出すジェスチャー)にしたら、『そんなに大野が言うなら、証明してもらおう!』って、いう事になって。フィリピンパブに連れて行ってもらったんですよ。 それで店に着いて、『Hi〜!I 'm ビッグ・ソゥ!!』って入っていったら、女の子みんな目を丸くして、『OH〜!ビッグ・ソゥ!』って、大盛り上がり!その人の持ちギャグ『イーブラガー!』(ジェスチャーは、桜金造氏の『♪小山遊園地〜』)をやったら、沸きに沸いてさ〜。」 嬉しそうに満面の笑顔で語る日本の若手芸人(笑)。そのチヤホヤされ具合を思い出し、気分を良くした大野氏が、なぜかお客さんにもそのギャグをやらせようとします。 大野 「みんな行くよ〜?サン、ハイっ!イ〜ブラガ〜!!」 1人 対 およそ30人の戦いは、それはそれは静かで。 蟲の羽化する音が聞こえるかと思うくらい、静寂に包まれた訳で。 大野 「何でやんないんだよ〜っ(怒)!!」 何でやらなきゃいけなんだよ〜っ(怒)!? 加藤 「ご、ごめんね。みんな!後でお金返すから!」 大野 「本当に返せよ!!」 加藤 「何でだよ!!てか、みんなが俺の方見て助けを求めてるよ〜!ごめんね〜!」 色々な意味でイカれる独裁者を制し、加藤氏がお客さんに平謝り。 傍若無人な王様の元、爺やは大変です(笑)。 そんな二人を憐れむ(?)いたない空気が流れるも、大野MONOPOLYはめげません。 ビッグ・ソゥ氏の出てる番組のオープニング曲を激しく熱唱!妖しく舞踏! そして、最後は例の決め台詞!! 大野 「イ〜ブラガ〜!………って、やれよ〜っ!!」 加藤 「アトミックパンチ、スタートですっ!!」 王様は、一体どのタイミングでお客さんがやると思ったんでしょうか(笑)? 加藤氏が頭を下げた理由は、「依頼」じゃなくて「謝罪」ですよ〜(笑)? 閑話休題。 この日のアトミックは、幕間のBGMが『ザ・ブルーハーツ』。それについて、ストマイ・剛士氏が中MC時に一言。 剛士 「ブルーハーツの暗転BGMの後でネタやるのヤダよ!誰が曲選んでるの?え?ハレルヤ?古いんだよっ!!」 ♪……潰れてしまいそうなとき〜無理やり僕は笑うんだ〜…(『チューインガムを噛みながら』) ネタは『捜査一課 〜主任編』。 占い依存症である主任刑事と新人刑事・加藤が、時効間近の犯人・鬼島の潜伏先に飛び込んでゆくお話。 3月のハレルヤ強化月間で披露した奴です。気に入ってるのかしら? エンディング。 ネタ中に加藤氏が着ていた、『寺脇康文』氏みたいなカーキのドカジャン(違)に、芸人一同から『格好悪い』『ダサい』と非難轟々。 加藤 「これ、楽屋でも評判悪くてさ〜。ダサいって言われてるけど、これ、大野の衣装だからね!」 この内部告発にどよめく芸人達。突如降りかかってきた思わぬバッシングに、大野氏マジ苦笑いです。 大野 「そうだよ。去年まで着てたんだよ。地元じゃ暖かいんだよ!」 地元っつっても、TOKYOですけどね(笑)。北国じゃありませ〜ん。 さて。引き続きゲスト芸人さんの告知タイム。 某芸人さんが告知する中、小動物な5番6番・猿橋氏が、司会進行を続ける加藤氏のポケットに後ろから手を入れ、勝手にまさぐる。その隣では、5番6番・樋口氏が大きなクシャミをし、ナチュラルに進行を妨げます。 大野 「どこまで自由なんだよ!!アンタ達は!!」 樋口 「スイマセン。」 猿橋 「トップブリーダーだから。」 樋口 「犬飼ってねぇよ!!」 『猿』なら飼ってるって事なんでしょうか(違)?そーいえば、猿橋氏、リス猿っぽいかも(笑)。 そして、名刀長塚氏の告知。 登場と同時に、大野氏といつものキャラでご挨拶。スーツに、オールバックの二人が挙動不審に「ふおっ!」と言い合う姿はマニアにはたまりません(笑)。 そんな長塚氏は、大川豊興業一・社交性がある男と自らを称した所、それに異議を唱える輩が一人…。 大野 「この前偶然、駅で見かけたんだけど。それまで全然普通に歩いてたのに、目が合った瞬間、オロオロしてキャラ入ってんの!」 長塚 「君は多くを知りすぎたようだな…。」 か、格好イイ!!あんな人が実はスナイパーだった…なんて設定は…さほど、いらないな(なら言うなよ)。 長塚 「僕、マセキと浮世絵師さんが大好きなんですよ!」 大野 「本当に?!じゃ、マセキ芸人で誰が好き?」 長塚 「え?…考えときます。」 浮世絵師(浅井企画)がピンポイントなのに対し、マセキが事務所ごとだったってのが敗因ですね(?)。 最後は、吟遊芸人(違)・5番6番。 …ですが、自分の番になると急におとなしくなる猿橋氏。なぜか照れ笑いで無言です(笑)。 いましたよね〜。小学校の時、友達が発表してるとヤジ飛ばしたりしてちょっかい出すのに、自分の番になると何も言えなくなっちゃう子(笑)。 大野 「で、どうしたの?なんか顔色悪いけど、具合悪いの?」 大野氏のお言葉通り、よく見りゃ猿橋氏の顔が真っ青です。元々、色白美人(美人?)なんですが、その日は青白く生気がない雰囲気で。 猿橋 「もう死ぬんです。もうとにかく、みんなで死のうよ!」 マセキ芸人を『死』に誘わないで下さい(笑)。 そこで、風前の灯(?)の相方の代わりに樋口氏がライブの告知。そしてそれを悪魔がまとめます。 大野 「はい。後は、猿ちゃんがいつ死ぬかですね。」 殺さないで〜!!もぅタイタンには、芸人が3組しかいないんだから〜!(そこ!?) 大野 「でもね。さっきも楽屋でみんなに『顔色悪い。』 『死ぬんじゃないか。』って言われてて。あんまりみんなが『死』を口にするもんだから、急にプィッって楽屋飛び出して行っちゃったんですよ。言い過ぎて怒らせちゃったのかな〜?って心配してたら、山ほどサプリメント買ってきてんの。」 意外にガラスのハートだよぉ〜(笑)!気にするよ〜! 猿橋 「もぅ一舞台、一舞台必死です!命かけてますから!!」 舞台で死ぬのも本望!と言う、何とも熱い芸人魂!!さすが、爆笑問題の血をなんとなく(こら!)引く漫才師!心意気が違います!!……ただ、アトミックパンチでは死なないでね(笑)!! いつか再び、元気にリーガMASEKI の舞台に立ってくれる日を願いつつ(?)、ライブは終了となりました。 p.s. 5番6番さん、大好きですよ(^^;) 。どこでも死なれたら困ります(笑)。ちなみに、猿橋氏は極度の寝不足だったとか。 |