たどたどしい記憶を頼りにお送りするライブレポ（毒含）。２人の会話はNot文字起こし。

2005年8月

2005.8.6 Saturday Nankoshi Gekijo : Start 7:30
南越谷に新しくできたお笑い専門の劇場です。食べ物食べ放題、飲み物はチケット制の一風変わったライブ。
しかも、この日は近所でお祭り＆花火大会があるらしく、お客さんが入らない入らない。
芸人７人：客４名と言う、黄金率でのスタートです（苦笑）。

まずは、なんこし劇場専属芸人の『ラストスパート』から始まり始まり。
夜だからなのか、芸風なのか（失礼だよ）、ベルトでビシビシ相方の尻を叩くSMネタを展開。
まさみ氏とは違う本格的なプレイに、どうしていいか分かりません（苦笑）。

さて。そんな微妙な空気の中始まったライブは、あさこさんのウクレレ漫談とキャッツアイのネタ後、ハレルヤのご登場。
加藤氏　「はい。どうも〜！僕らハレルヤと言います！」
大野氏　「初めまして・・・ですよね。顔なじみの方もいらっしゃいますが。遠くまで有難うございます。」
加藤氏　「そーゆーのは後で話せよ〜！」
珍しく大野氏が絡んでくれたのに、冷たいなぁ〜カトゥ氏。後でって何だよ？たまには喜ばせてくれよぅ〜。
食べ放題のメニューにあった焼きうどん投げるぞ！（←ただの酔っ払いだよ）

そんな時、彼らを見た"お酒の入った熟年夫婦（客）"が突然声を上げます。
「（ハレルヤを）日テレで見た事あるよ！サイコーだよ！」
大野氏　「あ〜！有難うございます！日テレですか。きっとそれ、僕たちじゃありません！」
誰と勘違いしてるんでしょうか（笑）。ネタ始まる前に「サイコー！」って、ハードル上げますねぇ。

まずは、営業高齢…いえ、恒例(？)年齢当てクイズ！私は答えを知ってるだろうからと、いきなり回答者から省かれ(少し寂しい／涙）残りの客全員（３人）で『大野氏の年齢当てクイズ』！
「２３歳！」「１８歳！」と、ボケ交じりの中途半端な答えに、大野氏も苦笑い。
「クイズやりずらいわ〜！」

それから、なぜか事務所のご紹介。
加藤氏　「ウッチャンナンチャンとか、出川さんが先輩なんですよ。みんな売れてる人ばっかなんです。」
大野氏　「もぅ愚痴しか出ない。芽が出ない種ですから。」
そんな自虐的若手芸人に喝を入れるべく(？)、急に熟年夫婦の奥さんが叫びます。
「出川に負けるな〜っ！！」　
大野氏　「イェ〜イッ！！」
加藤氏　「別に入らなくていいんだよ！」

そして、始まった芸は、冒険王でも疲労…いえ、披露した宴会芸『ストッキングで何だろうな？』。
東京タワー、スキー、カメハメ波とストッキングを使っての、軽快な音楽に合わせた軽率な一発芸（by.末高斗夢）に、お客さん一同唖然。それでも、ハイテンションでやり遂げた二人が主任コントの準備をしていると、楽屋の雑談が静かな会場に響いてゆく。
大野氏　「楽屋、うるせぇよっ！」
ストマイ・剛士氏　「♪ストッキングで何だろうな〜♪」
大野氏　「やめろよ。その自由な感じ。」
この返しには、みんなで大爆笑。唯一、ハレルヤだけが苦笑いでした。カブせるなよ〜微妙だったんだから（笑）。

で。失ったものを挽回すべく(？)、挑んだネタは「残業」。
やり尽くした感のあるネタですが、お客さんが少ないから、も〜弾け放題です(？)。
基本の流れはネタのままなんですが、台詞がポンポンとアドリブ満載。それをまたもダイジェストでどうぞ。

★長犬の責任をまったく感じてないカトゥ氏に、呆れた主任の台詞。
主任　「お前〜ベルトで叩くからな！」
カトゥ氏　「何ですか、それは〜。」
主任　「さっきやってたんだよ！」
ラストスパートのSMの光景ですね（笑）。さ〜！カトゥ、四つん這いになって〜（笑）。

★長犬の売り方を思いついたカトゥ氏が、主任に近づいて提案する場面。必要以上に主任に近づく部下に一言。
主任　「嬉しそうに俺を見るなよ！ウケないと近づくのはやめてくれ！」
ここでパン！と主任がカトゥ氏に平手打ちのツッコミ。これには、熟練夫婦・妻から悲鳴が上がります。
カトゥ氏　「痛い！って言われてますよ。」
主任　「イタイのは、お前の頭だよ！」
ナイスリカバリー（笑）！？

★「主任だって、遅刻しますよね？」と、逆ギレをするカトゥ氏に、主任が幼児になって諭す場面。
「クミちゃんだって、ミキちゃんだってやってるのに、何で僕だけ怒るんだよ〜」と、主任が愛らしく（嘘）駄々をこねていると、主任の腕時計がポトリと落下。海老名に続いて、またもベルトが切れたのか？

主任　「も〜時計壊れたしさ〜！時計壊れてもめげずにやってんのに…」
カトゥ氏　「でも主任…」
主任　「俺がしゃべってんのにカブるな！」と、彼の頭をポカリ。
「俺がしゃべってんのにカブるな！」と、彼の頭をポカリ。「俺がしゃべってんのにカブるな！」と、彼の頭をポカリ。
…と、なぜか３times繰り返し。そして、４回目に行くと思いきや…。

主任　「たたかねぇよ！」
カトゥ氏　「ちょっと待っちゃったじゃないですか！」

★いよいよ佳境！の藪蚊＆ヤブカトゥの刑から終わりまでの体力技の連続。
グルグルと、ゴムに縛り付けたQP人形（主任ちゃん）を回し、それを叩き落すカトゥ氏。そんな彼にとび蹴りを食らわしたものの、主任ちゃんは取りに行かずに放置。変わりに拾ってきたカトゥ氏に、イラつきながら主任が怒ります。
主任　「息くせぇんだよ！汗もかいて！俺に近づくな！」
ただの相方イジメじゃん！？イジメ、カッコワルイ。（←古っ！）

そして、背広を赤い布に見立てたマタドール（闘牛士）主任は、いつものように猛牛・カトゥをひらりとかわし、軽やかにジャンプ！……せず！！

主任　「オーレッ！時計が危ないっ！」
と、ネタより自己財産を守った主任コント（笑）は、終了となりました。

エンディング。
負け犬の武勇伝を語るあさこさんに、熟練夫婦・妻から「あさこちゃん、かわいそ〜！」と声が上がる。　
「初対面の人に、こんなにはっきり言われたのは初めて！」
と、驚きのあさこさんは『エンタの神様』ご出演を、ストマイが『笑金』ご出演の告知をする。
「まぁ、僕たちにはどっちの神様も降りてきてないので…。」
と、切ないハレルヤは、いつか出るであろう（笑）オンエアバトルの告知を。

そんな中、ストマイ・斎藤氏は、公演中ある意味大活躍だった熟練夫婦・妻を大絶賛。
「夫人の笑い声で、どんだけ俺たちが救われた事か！このお客さんなんか、俺たちの出番の時だけ、どんどんビールが減って行くからどうしようかと思いましたよ！」
夫人って（笑）！しかも、このお客さん…って、私のつれですが、何か（笑）？

後は、劇場公演のお知らせと言うことで、ラストスパークが出演芸人と日程を読み上げます。
「そして、●日！なんと、モノマネ界の大御所・北口さんがご出演！」
大野氏　「おお〜！って、なんでさっきから俺に向かって言うんですか？俺がボケるとBGMのボリュームも上がるし。」
MC　「いや、なんか知ってると思って…。」
見た目だけで重鎮扱いするのはやめて下さい（笑）。確かに、支配人ぽいですけど（笑）！

大野氏　「さっき、受付で２部の予約名簿を見たんですが、どぅも一部と同じ人の名前しかないんですよね。ネタどうしようかと困ってます。」
…ごめんね。困らせて（泣）。でも期待しているわよ。にやり（Sだなぁ／笑）。

2005.8.6 Saturday Nankoshi Gekijo : Start 9:10
そんな訳で、プラス1500円（だっけ？）を支払い、二部も同じ席でご観覧。一部はあまりの客の人数に（芸人じゃないのに）胃が痛くなり、何にも食べれなかったので、公演が始まる前に焼きうどんを食べる。焼きうどんだけを食べる。だって、メニューが（自主規制）。とりあえず、3000円取られなくて良かった（笑）。

お客さんも15人位に増えた第二部。
まずは、ラストスパートの一部を遥かに超えた下ネタでスタート。コメントなしの方向で、ひとつ。
そして、あさこさんの流し風ウクレレ漫談＆キャッツアイで癒された後にハレルヤ登場。
営業恒例の「僕たちを知ってる人、ないし、知らない人、拍手をして下さい〜！」とふるも、お客さんは完全に私語で聞いてない（笑）。
加藤氏　「自由だな〜！」
大野氏　「完全にアウェイです。」
そんな奴らにお見舞いしてやるぜ！っとばかり（違）に始まったのは「スーツでなんだろな。」
主任のグレーのスーツが、あっという間に『アメリカンバイク』、『ワンピース』、『キャディ』、『のれん』と早代わり。
勢いだけなら負けません！（←失礼だから！）

そんな小手調べが終わった所で（←そーゆーのはご本人しか使っちゃいけないの！）、いよいよ本ネタです。
大野氏　　「では行きましょう。『アフター５』！」
お客さん　「いよっ！」
大野氏　　「いいですね〜！待ってましたよ！その声を。」
主任、ご夫人の掛声がよっぽどお気に召したのか、
「新越谷の中心で愛を叫んじゃうか〜？シンチュ〜？いよっ！」
とネタに採用。この柔軟性が大好きです。

やがて、ネタはいつもと同じ感じでつつがなく進行。ただ、やっぱり台詞の自由度が高い高い（笑）！
またもダイジェストゥでその模様をお届けしちゃいます。

★いつもと違う酔っ払い主任は、カトゥの制止を振り切り、さらにオーダーを続けます。
主任　「ウーロンパイパイ！」
カトゥ　「下ネタやめてください！」
主任　「ラストスパートか！」

★主任とカトゥ氏が扮する『今日の漫才師』（今日のわんこか！）はこの方達です。
主任　「どうも、平成のいるこいるです。」
困り顔のカトゥ氏をよそに、一人ご満悦な主任はフラフラと店内をウォーク。
カトゥ　「すっごい千鳥足ですよ！」
主任　「千鳥って見たことねぇよ！」

★カトゥ氏に静かに応援して下さいと言われた主任。大声で自らを応援する場面。
主任　「フレーフレー！オレ！新越谷遠いよ〜！二回乗り換えしちゃたよ〜！」
心の叫びですね（苦笑）。

★面白い人が好きなレイコちゃんに、面白さをアピールしろ！と主任命令。
主任　「ほら！店員も笑うような面白いネタやれ！さっきから全然笑ってないから！」
カトゥ　「ハードルあげないで下さいよ！」
主任　「モノマネしろ！沢田研二、越谷の人、ラモス留偉…って、乗れよ！！」
上司の無茶ぶりに、リアルに困惑するカトゥ氏。それならばと、主任が立ち上がります。
主任　「北千住で見た人。（落ちている食べ物を拾うか否か悩んでる様子のマイム）…拾わない勇気。」
これがまさかのヒットで、お客さん大爆笑。これに気を良くした主任がさらに続けます。
主任　「船橋の居酒屋の親父。（腕を組んで頷きながら）鹿児島の女は耐えるよ〜！」
お客さん　「バカ！」
静まり返った店内に響いたオバちゃんのツッコミに、一同爆笑。大野氏、轟沈。俯きます（笑）。

ここで軌道修正。カトゥ氏が得意の哀川翔のモノマネを。
主任　「さっき、ラストスパートもやってたぞ。」
カトゥ　「そーゆー事、言わないで下さいっ！」
主任　「ウーロンパイ、８パイ飲んでるから。」
やった！新記録樹立！？

★さぁ、残りわずか！形勢逆転なるか！（不利だったんだ…。）いっこく堂の名シーン！
主任　「いっこく堂！『オレ、バカみたい。』」
カトゥ　「何を言わせるんですか〜っ！」

そして、レイコちゃんに彼氏がいて、失恋が確定した部下に、主任が『二人祝勝会』に誘う…はずですが。
「鹿児島の女は耐えるよ〜！」
オチにもってくるか！それを（爆）！！主任の不屈のリベンジに、不覚にも完敗です。

エンディング。
一部の客に加えて、さらに酔っ払いが増えてる二部。告知にもいちいち野次が飛び、芸人さんも苦笑いでそれに答えたりと大変です。そんなやり取りが積み重なった空気の中、やってくれます！伊達男・渡辺剛士氏！
お客さん　「…だから、その店は北越谷にあんだよ。」
剛士氏　「ジジィ、さっきから入りすぎだよ！」
主任　「お前、仮にもお客さんだよ〜…って、ジジィ！！」
剛士氏　「愛人の前でいい格好したいんだよ！」
主任　「ババア！」
カトゥ　「ジジィみたいな格好して何言ってんだよ！」
事実関係はともかく（？)、ヒドイ芸人達（笑）。確かにそれっぽい雰囲気を醸し出してるお客さんだったけど（笑）。

告知は一部同様、あさこさんが「エンタの神様」、ストマイが「笑金」の出演情報をお知らせ。
主任　「俺たちは出れないんじゃなくて、出ないだけだから！」
と負け犬の遠吠えをしつつ（悔しいのよ。私だって）、東京ダイナマイト＆ハレルヤの『マジ★ワラ』DVDの告知を。

そして、なんこし劇場の告知として、ラストスパートが一部とまったく同じ内容を読み上げる。
ラストスパート　「そして、モノマネ界の大御所・北口さんがご出演！」
またも主任凝視のラストスパートさんに、大野氏またも苦笑い。
主任　「も〜リアクション、グダグだだよ〜！」

そんな危機的状況の中、やっぱり埼玉の危機を救うのはあのオトコしかいない！
戦え！サイタマン！！チェ〜ンジ・ローカル！！シャッキ〜ン（借金）！

ストマイ・斎藤氏　「知ってる？宇宙の始まりはビッグボーンから始まったって話…」
ストマイ・剛士氏　「ビッグバンですね。」

♪光る稲妻〜荒れる軒下〜サイタマ〜ン…

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