たどたどしい記憶を頼りにお送りするライブレポ(毒含)。2人の会話はNot文字起こし。
2005年8月
2005.8.22 Monday Be-Point |
本当は出演するはずだったマシンガンズといちばんのりがまだ来ないと言う、波乱の幕開けとなった同ライブ。 キャン×キャン・長浜氏より、「マンション暮らしなのにハレルヤ!」と言う、何にもかかってないご紹介の元、出番です。 ネタは「ラッパー」。 ステージが明転すると、そこには小さなラジカセと、ダボダボのジーンズにナイキのタンクトップ、キャップを斜にかぶった加藤氏がマイクを持って立っている。そして、いきなりラップをSing & Shout ! 一番前のお客さんにマイクを向けたり、かなりノリノリです。 そこへ、雪駄に甚平姿の主任がダッシュで勢いよく登場。 振り上げた拳は、ラップに乗っているのではなく、近所迷惑に対しての抗議の刃だったのだ。 主任 「夜中に公園でうるさいよ!変なお経が聞こえてきて眠れやしない!」 しかし、加藤扮するラッパーは、反省の色もなければ、一向にやめる気もナッシング。 若者の安易な殺人思考に怯えながらも、「自分の体に抵抗した服着やがって!」「黒人目指したって到達できないぞ!」など等、チクチクとミミッチィ(こらこら)攻撃を続けます。 だが、30歳にもなって夢とビッグマネーを追い続けているラッパーに感化され、なんと逆に弟子入り。 まず先生のお手本を(笑いを堪えながら/笑)見ていた主任は、見よう見まねでラップにチャレンジ。 ぎこちない踊りでスタートしたものの、韻の踏み方等、完璧な出来栄えに若者は唖然。呆然。自信喪失。 加藤氏 「俺よりもできてたよ。拍手も聞こえたし。」 主任 「(俺のラップは)近所迷惑じゃなかったんだな。」 突如、意外な才能を発揮した大野主任42才。果たして、遅すぎた春はやってくるのでしょうか?! 久々のカトゥ不在の主任コントですね。主任の見事なラップは、会場から拍手が巻き起こりました。 でも、加藤氏がいきなりラップを歌い始めるツカミはただただビックリしちゃいました(苦笑)。 『え?休みの日のカトゥ?違う人物なの?』と、キョトンとしてるお客さんは私だけじゃないはず。 キャラが浸透した代償ですかね(^ ^ ;)。否めない否めない。 エンディング。 結局、最後までマシンガンズといちばんのりは来ず。MC・キャン×キャンが『困ったねぇ。』と話しつつ、芸人さんを呼んで、エンディングです。 すると… 「ど〜も〜!有難うございました〜!」と威勢よく出てくる男あり。 長浜氏が『おお!』と喜び勇んで振り返ったら、そこには普通に拍手しながら出てくる大野氏の姿が。 大野氏 「え?何?」 長浜氏 「(太田プロ二組が)来たのかと思ったよ!」 そんなプチ・どっきりに怒った(?)長浜氏、大野氏のフワフワ・ヘアーを撒くし上げます。 長浜氏 「よっ!2ブロック!」 大野氏 「来年来るよ〜!」 長浜氏 「(さらに2ブロックの上部に手を入れて)ハイ!2ブロック!!」 大野氏 「そのうち、3ブロックにしてやろうかと思って。最終的には、段々畑で果物を栽培しょうかと…。」 何を植えるんでしょうねぇ(笑)。大野氏が歩くと、果実がポロポロと落ちてくるのかなぁ(←夢を描くな!)。 告知では、『ハレルヤ強化月間』の告知をラップでやれ!と周りの芸人さんからリクエスト。 加藤氏 「ズンチャ♪ズンズンチャ♪俺の名前はMC.K!チケット5枚につき…俺の名前はMC.K!」 大野氏 「さっき聞いたよ。何だよ?チケット5枚につきって。何がついてくるんだよ?」 加藤氏 「た…達川さん。」 大野氏 「広島の?」 注:元・広島東洋カープの名キャッチャー。呟き戦術が得意だった。 加藤氏 「アドリブとかやめてくれる!?」 この理不尽な返しに、大野氏がタンクトップの脇から加藤氏のわき毛を抜く逆襲。マジで痛がる加藤氏です。 大野氏 「この俺の動きも、わき毛もムダ(毛)だよ!」 さらに、イヌがニャーと鳴いた日による告知。しかし、ここでもなぜかラップで告知命令が(笑)。 すると、みんなに乗せられ、このブームの先駆者・加藤氏が再度ご登場! 「Yo〜Yo〜Yo〜!聞け聞けYo!俺の名前はMC.K!」 「もういいよ!!」 全員からの総ツッコミに、嬉しそうに笑う加藤氏。だが、これを面白く思わない人物が一人…。 大野氏 「イイもん見つけたって、調子にのんなよ!!」 全員 「ヤキモチやくなよっ!!」 大人気ないおっさん(こらこら)に、みんなが加藤氏を擁護。ますますふて腐れる大野氏です(笑)。 一方、独特なファッションセンスのイヌニャー氏。Tシャツを頭に巻く斬新なコスチュームに、長浜氏が食いつきます。 長浜氏 「Tシャツを頭に巻くの流行ってんの?」 たいがぁ氏 「推してるんですよ〜!」 大野氏 「俺もやろー!」 長浜氏 「2ブロックの上から?」 大野氏 「2ブロック関係ないじゃん。」 いいですねぇ〜長浜氏(笑)。執拗に髪型を攻めるのは、うちのHPだけじゃなかった(笑)。 さて。告知は続き、スペースラジオのご登場。ですが…。 長浜氏 「♪でんでんででんでん♪のスペースラジオです!」 大野氏 「ちょっと!ひどい司会だよ!」 たぶん一番言われなくない芸人名で紹介された彼らですが、その聞き覚えのあるフレーズを口スクラッチで快演。 大野氏も、それに乗っかって出ようとしたら、やめられてしまい、すごすごと退場。 全員 「間が悪いよっ!」 さらに、三拍子の告知では、ブックオフで『梅図かずお』氏の漫画を買った直後に、そのご本人にばったり遭遇した話を高倉氏が熱弁。サプライズはあるものの、取り立ててオチのない内容に、久保氏が背面から相方の顔を鷲づかみにすると言う、アイアンクロー・ツッコミが炸裂! すると、キラキラと高倉氏の大きな目からコンタクトが落ちる超ハプニングが! (指が目に入ったのか?!) 大野氏 「梅図かずおに会って、本当にテンション上がってんだな〜と思った。あんなでっかい涙が落ちるなんて!そしたら、コンタクトだったんだね。」 そんな異様な盛り上がりの中、いよいよ結果発表。 主催の桂氏から、『ハレルヤ vs イヌニャー』の予選通過が発表され、いよいよお客さんの拍手による決戦投票! …なのですが。 う〜ん。私が言うのもなんですが、どう聞いてもイヌニャー氏の方がお客さんの拍手が大きいのです。 しかし、なぜか桂氏は「分からんねぇ…。」とすんなりジャッジをせず。 ハレルヤ氏自身もこの不穏な空気を察したようで、いやらしく(?)妥協案を提示。 大野氏 「たまには(賞金)半分でいいんじゃないですかね?」 すると、さすが熱いぜ!イヌニャー特攻隊長(?)わかやまZ氏! 前に出て「一発ギャグやります!」と、猛烈にアピール!勝利は自らの手で掴み取ると言うことか!! わかやまZ氏 「4番の素振りやります!!」 これには、がっくりの相方・たぃがぁ氏。このライブでやり続けた彼の『○番打者の素振り』シリーズは、未だにウケた事がなく、イヤな予感が過ぎります。 わかやまZ氏 「うぉりゃぁ!!」 ブンッ!とタオルで勢いよく素振りをする…正確には、素振りしかしない(笑)一発芸に、やはり会場はキョトン。 唯一、表情が変わったのは、そのタオルがものすごいスピードで顔面を掠めた加藤氏ぐらいでしょうか(笑)。 そして、売られた喧嘩はお買い上げな大野氏が静かに立ち上がり、その一発芸勝負に挑みます。 船橋の居酒屋のオヤジモノマネ 「鹿児島の女は耐えるぞ〜。」、北千住で見たオヤジモノマネ 「(食べ物)拾わない勇気。」、便秘から開放された田中邦衛モノマネと、どどんと三連発!お客さんを大いに沸かせます。 この見事な攻撃にダメージを受けながらも、わかやまZ氏が渾身の反撃! 「セーラームーン!月に変わって…おしお少々(お塩)、パン粉が…。え〜い!月に変わって押尾学!!」 ここで、苦肉の策も万事休す。非情にも、ハレルヤの勝利が宣言されてしまいました(笑)。 と、もう終焉間近な中、なんとマシンガンズといりばんのりが到着! 慌ててステージに駆け込むも、ネタなどやる時間はなし。すると何の脈略もなく、いきなり「♪ずんちゃ、ずんずんちゃ」とラップをふられます。 これには、「前後関係がまったく分からない!」と言いつつ、ノリでラップを歌う、マシンガンズ・滝沢氏。 でも内容は、下ネタだったんでカットゥ(笑)。最後に来といてそれですか(笑)? そして、そんなライブを締めくくるのは、ラップブームを引きこしたハレルヤです! しかも、今度はみんなで大野氏をご指名だ!! 大野氏 「え?えっ?お、俺の名前はMC.K……」 違うじゃん!! 結局、微妙な雰囲気のままライブは終了。これはこれで楽しかったんですけどね。 ただ、イヌニャーにごめんなさいを言いたかったハレルヤファンなのでした。 |