たどたどしい記憶を頼りにお送りするライブレポ(毒含)。2人の会話はNot文字起こし。
2005年8月
2005.8.11 Thursday Shinjuku Fu- |
「はい!ど〜も〜!」 と、いつもの如くご登場のハレルヤ。いつもの様に元気よく、いつもの様にニコヤカに現れた二人…。 ただ、いつもと違ったのは、大野氏が2ブロックだったのです。(奥様は魔女風) そんな出オチ(?)な大野氏は、会場中から上がる悲鳴や笑い声を複雑な表情で受け入れます。 加藤氏 「うさんくせ〜!」 大野氏 「首から上のクレームは受け付けないよ!」 ワサワサと、ブロッコリーを逆にしたような後ろ髪(←??)を揺らして大野氏が誹謗中傷を遮ります。 大野氏 「も〜楽屋でもアウェイだよ。大不評。ナイツの塙なんか、『大野さん、それ2005年じゃないですよ。』って言うしさ〜!こんらんのヤシキなんか『帽子かぶれよ!そのまま歩くな!』とか言うし…。」 延々と愚痴る大野氏の前で、一番前のお客さんが大爆笑。「爽やかだろ?」と微笑む彼の所為は逆効果だったようで、さらにそのお客さんは笑い続けます。これには、お怒りのおしゃれパーマ(笑)。容赦なく、お客さんに怒鳴ります。 大野氏 「2ブロックにしてやろうか!」 加藤氏 「今時、2ブロック!?」 大野氏 「イマドキ、2ブロック!!」 断言したよ。言い切ったよ。この人は(笑)。 そして、まだまだ、てけれっつのパな髪型の話は続きます。 加藤氏 「この前実家行ってアルバム見てたんだよ。そしたら、30年前の親父と同じ髪型なの!それ!」 大野氏 「も〜ね。みんな『ワックス、ワックス!』、『無造作、無造作!』とか言うけどね。かきあげるだけでセットOKだから!俺はこれで行きます!」 お客さん 「えっ!!」 その時、会場に大野氏の強行採決を遮る民衆代表の声が響きます(笑)。いいぞ!リーガのジャンヌ・ダルク!! 大野氏 「今、『えっ!?』って言った人、アンケートに書いて!イヤ〜なお中元贈るから!かた〜いゼリーとか送るから!『お母さ〜ん!これプルプルしないよ〜!』とか言わせてやる!」 さすが独裁者、地味〜に陰険です(苦笑)。これには相方も苦笑い。 加藤氏 「とりあえず、今年中に直して。」 大野氏 「No!個性だよ!」 加藤氏 「個性じゃないよ!異性だよ!2丁目にいるよ!」 ツッコミが珍妙ですよ、カトゥさん。韻を踏めばいいってもんじゃないから(笑)。 それでも、偉大なる大野様は尚も自分の正当性を主張します! 大野氏 「でも、パッションだけが良いって言ってくれるんだよね〜。やっぱ売れてる奴は違うね。『いいっすよ〜!大野さん、その髪型!スラムダンクのミヤギみたいで!』って。」 加藤氏 「それも古いよ!」 度重なる全面否定の世論に、さすがの国王も失速。失脚。失意のどん底へ。 大野氏 「パーマかければ、『しっパーマ(失敗パーマ)』って言われるし。どうすりゃいいんだよ。この髪型だって、知り合いの美容師に切ってもらったんだけど、俺がちょっと寝てた間にこの髪型になってて。自分で鏡みて、『お〜!有難う!Good Jobだよ♪』って喜んだら、そいつが一言『ごめんな…。』って言うしさ…。」 ほら。誰も最初から悪人なんていないんです。時代が、社会がこうやって悪者を生むんです。 さぁ、今からでもやり直せます!まだ間に合いますよ!?(←何の説得だ?) そして、そんな相方に、今日も天然君は優しく声をかけるのです。 加藤氏 「もーいーです。伸びるまで待ちましょう。 大野氏 「投げやりだなー!」 中MCは、ストマイと星野さん達で、マセキで最近結成された野球チーム『斎藤少年野球団』の話を。 まずはその名前の由来。ストマイ・斎藤氏が立ち上げたこの軟式野球チームは、まずグランドを借りるお金が高い事に着目。『少年野球団』と名がつけば、リトルリーグ用のグランドを借りられる!と奇抜でセコイ発想から命名したとか。 そんなある日、まんまと子供用の野球場を借り、部員が集合するも、当然みんなおっさんばかり。 これには、さすがの管理人さんも怪しむ視線。 しかも、大野氏に至っては「二日酔いでさ〜!」とフラフラ現れ、ゆ〜っくりと3分位かけて靴下を履く体たらく。 これには剛士氏も苦笑します。「アイツは顔からしておっさんだよ。」 …てか、大野氏の動きは普段からスローモーな気はするんですけどね。主任は俊敏なんですが。 他にも、「左手用のグローブがないから帰る!」と言い出したバカリ・升野氏に、ダッシュでご要望の品を買ってきたナイツ・土屋氏の忠誠心話(しかし、無名メーカーの品だった為、目の前で投げ捨てられた/笑)や、 πr・上原氏の不眠不休なのに、みんなと仲良くなりたい一心で野球に参加した話。 同じくπr・長嶺氏が、内野なのに外野に上がった球を追いかけて捻挫。負傷したにも関わらず、野球をやり遂げ、さらに苦痛に顔を歪ませながらも「今日、ラ・ママなんです。今日ラ・ママ…」と、うわ言の様に呟いていたプロ根性話。 さらに、怪訝そうだったグランド管理人さんが「君達は野球を本当に楽しそうにやっている!」と喜び、逆にボールやバットをくれた話など、ハレルヤ以外の美談がてんこ盛りでした(笑)。 そんな、ヒールな二人(?)のネタは待望の新ネタ「プラットホーム」。 仕事帰りの駅のホームに加藤が一人佇んでいると、オカッパ頭に鞄を斜めがけした怪しい男が現れる。 それを訝しげに見ていた彼は、それが上司だと気づき驚嘆!最初は、正体を隠す主任だったが、ここは一つ理由を説明し、とある作戦の片棒を担いでもらうことに。 主任 「帰りの電車でエルメスたんみたいな綺麗なOLさんがいてさ〜!なんとか、『電車男』みたいに知り合いたいと思ってるんだけど、なかなか酔っ払いが絡まなくて〜。」 それで電車男を真似たと言う怪しい格好をしたまま、4回目の月曜日を迎えてしまったと言う主任。 いい加減、その偶然待ちを諦め、誰かに酔っ払い役を頼もうと思った時に上司・ミーツ・部下。 早速、『酔っ払い役』を頼むも、加藤氏は全然気乗りせず。逆に呆れ顔で答えます。 加藤氏 「だって、主任は奥さんもいるじゃないですか。」 主任 「中年はドキドキしたいだけなんだよぉ〜!茶のみ友達でいいんだよぉ〜!」 と、加藤氏に寄りかかりながら、人差し指で胸をくりくり。はにかむ笑顔と甘える仕草に、加藤氏が堪らず叫びます。 「俺に恋しちゃってるみたいになってますから!」 やがて、公園でサボっていた事を黙ってもらう条件で、二人の契約は合意。とりあえず、金八先生にさも似たりなカツラを外し、主任が考えてきたストーリー『酔っ払い加藤を気功で制し、『この人イイ人だから、電話番号教えなよ!』と言い残して倒れる彼の遺言通り結ばれる二人』を説明。 そこで、リアリティが大事と言う主任は、加藤氏に日本酒を差し出すが、彼はそれをやんわり拒否。 すると、緊張をほぐす為に、主任自らがその酒を一気。 飲めない日本酒をあけてしまった主任と、不安げな加藤氏は、エルメスたんのいる電車に乗車。 早速、主任のシナリオ通り、「て、てめぇ〜!綺麗じゃね〜か!」と絡み始める部下だったが…。 エンディング。 加藤氏によるマセキ主催のライブの告知。リーガ系やら、ホムチ系、バカリ系やら、かなりの量があります。 加藤氏 「・・・まぁ。パンチ系のライブと、その他のライブですね。」 スクリュー、アトミック、カウンターと、リーガ系ライブを一言でまとめる加藤氏に、ホムチ・檜山氏がツッコミます。 檜山氏 「マギーのトークライブは何系?」 加藤氏 「パンチ系だね。」 この何にも考えてない彼の答えに、ナイツ・塙氏が舞台の端から走ってきて加藤氏を殴打。 目を丸くして驚く加藤氏と、怒りに拳を震わせる塙氏に会場は大盛り上がりです。プロレスか? それから、気を取り直して、『ハレルヤ強化月間』のPR。しかし、周りの芸人から、「ハレルヤライブだけ熱心にCMしてないか?」とクレームの声が殺到。そのフラストレーションを文字通りパンチに乗せ、正義の使者(?)塙氏が走り出すも、大野氏が先に彼をパンチ! 檜山氏 「今のは塙に任せるべきだ!」 と、さらに相方までも非難の的に晒されるハレルヤ。 一方、中途半端に攻撃を止められた塙氏は、そのやり場のない怒りを主犯の男にぶつけます。 ドカッ! 「痛ってぇぇ〜っ!」 塙氏の見事な蹴りが加藤氏に炸裂(笑)。 激痛に思わずしゃがみこむ彼は、涙目になりながらその後輩を睨みつけ、キッと一言。 加藤氏 「後で楽屋来いよ!」 塙氏 「みんな行くよ。(全員楽屋に戻るよ。)」 後、ホムチ・与座氏がテンション上がると臭くなる話や、いとうあさこさんが最近「天狗になってる」話(そこで「最近買った高価なものは?」に「伊勢えび」と答えたあさこさんは素敵)、そのあさこさんいいつもの通り「うるせえよ!クソババア!」と絡むきぐるみ・ケンタ氏や。ストマイ・斎藤氏の「9月に新宿で何かがある」と言った予言等、グダグダな雰囲気に。 この混沌とした世界に、救世主様は再び前へ。 塙氏 「どうしたの?この空気?」 …と、とりあえず再び加藤氏をパンチング! 秩序のないエンディングに右ストレートでしょうか(←元ネタが古いよ!)。 その後、ゲストさんの告知で、エレファントジョン氏に「バカ爆の客返してくださいよ〜!」と痛烈なイヤミを言われたり(笑)、メカドッグ・杉山氏が「売れてないのに、豚とのアイコラをネットに乗せられた。」話などがあり、今月も終了となりましたとさ。 |