たどたどしい記憶を頼りにお送りするライブレポ(毒含)。2人の会話はNot文字起こし。
2005年7月
2005.7.17 Saturday Asakusa Toyokan |
東京のお笑いの聖地・浅草『東洋館』で行われる『雷ライブ』。いつもはベテランから超ベテランまで(範囲狭っ!)を揃えた演芸場には、各事務所から集められた若手の精鋭が終結・・・いえ、集結します! ゲストはモロ師岡師匠!子供の頃、よくテレビ見てました♪まさか生で拝見できる日が来るなんて(嬉)! 我等がハレルヤは、カトゥ氏が髪を切ってきて、サッパリ男前度が上がってます…たぶん(笑)。 ネタは「アフター5」。久しぶりですね。浅草で一杯ですか。 今回も、カトゥ氏の台詞「古いですね。」に、「新しいのは何だよ?」「大喜利みたいになってます。」「突然ふるよ〜!」と、お笑い反射神経テストを。その都度、テンぱるのは演技なのか、素なのか、果たして?? さてさて。いい心持に酔っ払った主任は、カトゥ氏がレイコちゃんにしてくれた「俺の上司。たまたま会ったんだ。」のご紹介がお気に召さなかったのか、「違う違う!たまたまあった会社の上司だよ。」と二度手間説明。 それをカトゥ氏が窘めると、「チェキラ!」となぜか急にHIP HOP育ちに。 「若ぶっちゃって。」とカトゥ氏も拗ねますが、「君(レイコちゃん)が入ってきた時、アレのアレのアレちゃんだと思ったよ!」と、年とアルコールには勝てない見事な忘却っぷり。 さらに、漫才師のようなやり取りの件では、いつもの「昭和主任・カトゥ」云々ではなく、さっきまでステージに立ってた卵孵化芸人を名乗る。 「どうも!5番6番です!」これには、カトゥ氏も大慌て! 「5番6番は、さすがにマズイですよ!」「0番1番の方が良かったか?」 数字の問題じゃナッシングですよ、主任。すげぇ嬉しかったけど(こらこら)。 他にも、南野やじ氏のお経ネタをパク・・・否、取り入れたり、不屈のパロディ劇に大満足でした。…アタシが(笑)。 エンディング。 総勢組もの芸人がご出演とあって、MCのドラマチック貞氏が裁けない裁けない。 「みんな自由にやりすぎ〜っ!」と、悲痛の叫びを上げ、個々の告知は時間の関係もあってカットゥ。 次回の雷ライブの予告をサラリとし、強引に締める。 が。 「ゲストは?ゲストの紹介しなきゃ!!今日のゲストはモロ師岡さんでしたっ!」 締まりかけのカーテンから顔を出し、慌ててモロ師岡師匠を舞台中央に引っ張り、ご紹介。 この礼儀正しく、気の利いた行動は、芸人さんだけじゃなく、お客さんからも好印象。主任株急上昇です。 「どうも!有難うございました!」 と頭を下げるモロ氏を、舞台中央で見やる大野氏。一仕事終えたぜ!と満足げに仁王立ちしていると。 次の瞬間、後から誰かに蹴られ、勢いよく客席に落下。 一番前のお客さんも、急に降ってきた中年(おいちょ!)にビックリです。 「ご、ゴメンネ!大丈夫だった??」 と、しきりに謝るジェントルメェンな主任は、振り返って舞台に向かって怒る怒る。 「誰だよ!今蹴った奴!?」 「モロさん。」 これには、言われ無き罪を被せられたモロ師匠も帽子を叩きつけ、激怒。周りが宥めます。 「うっそだぁ〜!」 とステージに戻った主任は、怒りつつも再び舞台の中央へ。 「お前目立ちたいだけだろ!?」 と、相方から痛いところを突かれ、さらにお約束的に2times めのキック&客席ダイブ(ロッカーか!)。 「誰!?誰だよ!?ごめんね。大丈夫?ゴメンネ・・・」 事件は迷宮入りし、カーテンが締まるまで、ひたすら被害者(一番前のお客さん)に謝る主任なのでした。 ポイント稼ぐなぁ〜もぅ〜(笑)! この後、ハレやまチョップの稽古があるとかで、老体に鞭打って…いえいえ、ヤングsoヤングな大野氏は、意気揚々と浅草を後にしましたとさ。 |
2005.7.18 Monday Theater D |
芸人になりたい訳でもないのに、単位を取る為に漫才をやらされる学生さん。 ライブなんて見たことないのだろう、段取り・仕切りが全く出来てない学生スタッフさん。 そんな彼らとお客さんをプロとして盛り上げなきゃいけない芸人さん。 その芸人さん目当てに、酷いライブにお金を払わせられてるお笑いファンのお客さん。(招待客もいますけど) なんだか、みんな可哀相で、ものすごく切ないライブです。 そんな中、ハレルヤは昼の部:大トリで登場。ネタは、『社内営業』。 さすがプロってトコを見事提示!入りの時、大野氏を見たおばちゃんが私に「あの人、見たことあるわぁ〜。誰だっけ?」と聞いてきただけの事はあります!?(「きぐるみピエロです。」と答えておきました/嘘) エンディング。 『よびぐん』と言う、女性コンビに「将来何をやりたいか?」とMCストマイ・剛士氏が聞いた所、ミユキ嬢が「Vシネ女優を・・・。」と軽くボケる。これには、相方も負けずに「私はAV女優で。」と汚れた夢を張り合う(?)。 すると、大人な大野氏登場。いたいけな学生さん達に、ビシッと言って聞かせます。 「よ〜く考えてみ!誰も借りないから!需要がないから!」 夢ではなく、ストレートに容姿を非難。相変わらず、女心がわからねぇメンズです(苦笑)。 さらに、きぐるみピエロ・ケンタ氏が「あさこさんに似てるよね。芸風とかも。」と持ち上げたと思いきや、「悲しい40代だよ。」とポツリと一言。そーゆーのは声張らないと、ただの悪口だから(笑)。 そして、そのまま告知コーナーへ。 「はい!じゃ、小汚い芸人の告知!」 「小汚いって!!」 ストマイ・剛士氏と大野氏のコッテコテの掛け合いに、誰も乗って来ず。 大野氏 「俺だけ若手みたいじゃん。」 すると、ストマイ・斎藤氏が颯爽と登場! 「俺も怒るぞ!音楽、スタート!」 と、『ボンクラズ』が持ってきたアフリカ民族系太鼓(?)のリズムに合わせて、怒りのダンスをする斎藤&大野氏。 ただリズミカルに踊り続ける二人に、剛士氏は冷たく言い放ちます。 「お前ら、ちゃんとオトせよ。」 このプレッシャーに、ひとしきり踊った後に満足げに抱き合うと言う、普通のエンディングで応えたダメな先輩なのでした(笑)。 そして、最後は恒例ですね。あのオコトバです。 大野氏 「ウッチャンナンチャンを追うんじゃなく、そこを通過点として、上を目指して行くんだ!追いつけ!追いつけ!」 「越さねぇんだ〜!」 と、新喜劇のようにずっこける芸人一同。 毎年のお約束の流れなんですが、今年は学生さんは不参加ですね(苦笑)。一同呆れた顔してました。 こうして、役者志望の方達の「芸人」と言う役柄で演じる「漫才」と言うお芝居は終わりとなりました。 アンケート配られてたけど、芸人なんざ目指してないんだから、褒められてもけなされても関係ないんだろうなぁ。 アンケート書く派としては寂しい限りです。 |