「燐」プロフィール
第4世代への試作機として開発されたガイノイド・・・の失敗作処理場に廃棄されていました。
それを裕也が石森博士と取引して手に入れ修理したものです。(この取引のために、「桜」に関
する特許や製作の権利等を裕也は放棄する事となりました。)
しかし、実はこの機体は第4世代の試作機等ではなく、作中の時代より更に数十年先の時代で
作られた機体だったりします。
この機体は、現実世界にあるα体、虚数空間に沈んでいるβ体、宇宙で亜光速移動しているγ体
の3対が一つのユニットとなり特殊機能を発揮する事が出来ます。
メインAI「燐」の他に第二AI「蛍」も存在しています。 理由や経緯は不明ですが、この「蛍」は自分より遥か旧式で性能の劣るガイノイドの「名残」をマスターと認識しています。(ガイノイドの名残がマスター登録をしたわけではなく、拾われて来た当初からそう設定されていました。)
ただし、「蛍」は燐が行動不能となるか、名残に何らかの危機が訪れない限りは出てきません。
総合等級:AAA級ガイノイド
AI等級:AA級
フレーム等級:AAA級
型式:GND−XRN−01
製番:0001
身長:148cm
体重:39kg
B:70 W:51 H72
ジェネレーター出力
計測不能だが約1000kwを計測した事がある。
主要兵装:1、シュレディンガーの猫
α体と虚数空間に沈めてあるβ体を入れ換える事で「シュレディンガーの猫」と命名
された擬似的なテレポート能力を使う事が出来ます。
2、BLUE MAX
亜光速で移動しているγ体の状態を量子テレポートによってα体に重ねる事により
α体は「ウラシマ効果」を逆にした効果を得る事が出来ます。
(理論的には駄目らしいですが、馬鹿漫画なので見逃してください。)
まあ、平たく言うと○09とかの加速装置みたいな効果が得られます。
なお、「BLUE MAX]発動中は燐「蛍)は、文字通り周囲とは違う時間軸で動いてい
ます。 また、周囲から燐(蛍)を見たときには加速された彼女に反射した光が見えます
ので、通常よりエネルギーの高い状態の光を反射しているため蒼い光を放っているよう
に見えます。 これがシステムの名前の由来となっています。
(作中の時点ではこのシステムは蛍にしか使えません。 燐はこのシステムの存在すら
知りません。)
この「BLUE MAX」の効果は、攻撃が素早くなるのは勿論ですが、むしろ防御能力に
真価が発揮されます。
通常の運動エネルギー弾などは加速能力の二乗分の一に威力が殺されます。
燐(蛍)が10倍の加速中であれば、弾丸の威力は100分の一になります。
また、光学兵器も、10倍加速をした燐(蛍)にとっては波長が100倍となり、危険な波
長帯域を外す事が出来ます。
B:70 W50 H72
ジェネレーター出力:
1020kW
戦闘モードで2時間の連続稼動が可能