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〜ぁああ``ーーーーー!〜
ウィザードリィ外伝W〜胎魔の鼓動
(1996年・アスキー)
| 容量・?M |
| 購入価格・失念 |
| 物語★★★★ |
| 容量★★★★ |
| 内容★★★★★ |
| 操作★★★★★★ |
| 絵柄★★★★★ |
| 音楽★★★★ |
| 調整★★★★ |
| 特殊★★★★ |
| 総合★★★★ |
| キャラ・C |
| 難易度・B (ヘビーモードはS?) |
シビアな設定の3Dダンジョン、ゲームボーイの「ウィザードリィ」の外伝ストーリーが
第4弾でSFCに参入。本家Yでシステムが大幅に変わったが、こちらは不変。
また和風世界を舞台にしているが、独特の雰囲気も変わらず。
| シナリオ・ストーリー |
えー、まず、ストーリー、世界観が和風となっちまいました。
三本の塔の攻略の仕方によってイベントの発生に影響を及ぼすマルチシナリオシステムを
今回採用しやがりまして、Y以降のタイプ自体の変化ではなく、従来のタイプの中での変化を
試みたわけです。
まあ、自分は1回しかプレイしていないので複数の結果が分からんのですが、
俺みたいにすっきり1つずつ
イベントを片付けたいタイプにしてみると、このマニュアルのQ&Aの
「Q.冒険を始めようとしたら行く場所がたくさんあって困ってます。
どこから始めればよいのですか?」
「A.シナリオは3本の塔いずれからでも始めることができますが、一つの塔をクリアーすると
他の2つの塔のほとんどのイベントが発生しなくなります。(クリアーはできます)
シナリオを楽しみたい方はバランス良く塔を攻略することをお勧めいたします。」
は納得いかねえ。塔の完全クリアの手前で一旦やめ、
戻って別の塔を攻略しを繰り返し、3つの塔ともクリア寸前にしてから
シコシコ神器をかき集めるなんてプレイはしたくねえわな。
したけど。
まあ、マニュアルにあるってのは親切だねえ。
他、ええ?と思わず驚くイベント、隠しダンジョンも用意されていますが、ダンジョン1つ1つが
小粒なため、XやYと総合的なボリュームは変わらないのに、
妙に内容薄に感じてしまうのが残念です。
| システム・操作性 |
3Dダンジョンの上、町中も選択移動式。
何とも血の通っていないゲーム臭さがさすが、ウィザードリィといったところです。
でも、武器屋や宿に絵が付いていたり、情報を聞けたりするようになったのは嬉しいところです。
逆にダンジョン内では、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)との交渉でのコマンド数が
減っていたり、泳ぎシステムがなくなったり、ちょっと寂しく感じますね。
ただ、これはYの影響でしょうが、選べる種族や職業が格段に増え、敵の数も豊富で
戦闘のバリエーションが上がっているので、既述した寂しい思いを払拭させてくれます。
(マニアな方は「単に敵の数が増えただけ」と言ってますが)
操作性、テンポの良さ(話のテンポがいいわけじゃないですよ)は相変わらず。
更に呪文選択がしやすくなったり、移動呪文マロールはマップを開いて移動できるように
なったり、更にヌルくなってます親切設計が進んでいます。
他に特徴的なのは、自動セーブのタイミングが緩い「ノーマルモード」か、
ほとんどのタイミングでセーブされる「ヘビーモード」を選べることでしょう。
| グラフィック |
顔が邪魔していて異様に小さかったYよりは画面よりはでかくなっていますが、
今作と同タイプのXに比べると、やっぱり迫力を欠いてしまっています。
特に、敵キャラは前作の数(十)倍?(同敵でも数パターンある!)の数にもかかわらず、
画面が小さいため迫力はやっぱり欠けてました。マイルフィックやナベリウスなど
造形や名前自体が実に興味深いのもあっただけに…。
| 音楽 |
XからYになるにあたって、システムも画面も大幅に変更されましたが、
音楽も大幅に変わってしまいました。
イベント時の曲が増えたのは良かったのですが、ダンジョンが音楽ではなく単なる「音」に
なってしまっていたのにはショックを受けました。そして今回、外伝の曲は羽田健太郎氏ではなく
藤原いくろう氏が手がけているのですが、それでもY状態なのです。
しかし、戦闘の曲は戦闘前と戦闘中とに分かれ、更にボス曲にラスボス…
はちょっと駄目なのですが、NPC戦が素晴らしい!
しかも男女で曲が違い、GMランキングでも述べてますが、特に女性の曲が凄いです。
段々アップテンポになる迫力がグー(死語)です!
NPCはなるべくイベントで和解(?)したいところですが、戦闘曲はどちらも1度聴いておきましょう!
それと、戦闘中のSEに断末魔が加わっているのですが、味方の断末魔が凄すぎ。
「ぁああ``ぁーーーーーー!!」
実際にどっかの処刑現場から録音したんですか?
この妙にリアルな悲鳴。特に男。
これに比べりゃ、オデッセリアUの検閲にひっかかりそうな
女性ボイスの断末魔=あえぎ声も問題になりません。
この迫真の演技、三井ダイレクト損保のCMやコンバット越前も
見習って欲しいものです。
DIY生命でも可。
| バランス・難易度 |
XやYに比べると、ゲームの難易度がえらく落ちてます。
まあ、我々のような者には十分厳しいのですが、パズル的仕掛けが減って、
アイテムを別のイベント場所へ持って行けばいいだけのものばかりなんです。
しかも、それが例え分からなくても、
NPCを片っ端からブチ殺していけば道が開けます。
見られなくなるイベントもありますが、クリアは出来ます。
Xでは殺してしまうとゲーム自体がハマり状態になってしまう
(カント寺院で生き返らせてもらえばいいのですが)ことが多かったのに比べ、
何たるヌルさ。
第一殺しちゃいけないNPCとは戦うことすら出来ませんし。
まあそれでも、表向きのラストダンジョンの大規模なパズルは結構難しかったですが。
それと、なんといっても戦闘が楽。
Xで地獄の苦しみを味わっていたのとは雲泥の差。
なんというか、単調なんです。
シビアさを感じるのは表向きのラストダンジョン5階以降からなもんで、
本編をクリアしてから現れる隠しダンジョンも、最初異様なキツさと感じますが、
LVUPが早いためそれも一瞬にして喉もとを通りすぎてしまいます。
敵は実に豊富で、見てるだけで面白いんですけどねえ。
| ぁああ``ーーーーー! |
本来、頭脳と精神力が問われるシリーズですが、
今回は(そこそこの難しさはありましたが)それほどではありませんでした。
ダンジョンの1階1階の構造が狭く、攻略しやすかったことや、イベントクリアの方法に
柔軟性(?)があったこと、そしてなんといっても戦闘がラクだったことが理由でしょう。
意図的に敷居を下げたのでしょうか。外伝はGBもこんな感じなのでしょうか。
もっとも、前述の「ヘビーモード」でプレイしたら、難度は跳ね上がっているでしょうが。
Y以降もいいけど、個人的にはこの無機質というかゲームチックというか、
アナログというか、こんな感じがいいですね。
それにしても、今回の衝撃は、やっぱり断末魔…かなあ。
(この項・了)
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