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〜ニュータイプ・WIZ〜


ウィザードリィY〜禁断の魔筆

(1995年・アスキー)

容量・24M
購入価格・3000円
物語★★★★★★
容量★★★★
内容★★★★★
操作★★★★
絵柄★★★★★
音楽★★★★★
調整★★★
特殊★★★★
総合★★★★★
キャラ・
難易度・

以前までのシリーズとは完全に形を変えたウィザードリィの6作目。
その変更も「ダンジョンマスター」に近いタイプでとりたてて独特とはいえないもので、
むしろファンを減らした感はあるが、これはこれでよく出来ている。
また、相変わらず難易度は超弩級。


シナリオ・ストーリー

このゲームの物語のメインテーマ「コズミック・フォージ」とは、書き記した物事全てを
現実に変えてしまう恐るべき「禁断の魔筆」のことである。

120年ほど昔、アラムという城に最も邪悪な王と妃が住んでいた。
侵略による領土の拡張を繰り返す彼らは、邪悪な魔法使いと結託、コズミックフォージの
秘密を知る異教の神を破り、ペンの在り処を訊き出し、これを入手した。
しかし、彼らは互いに妬み始め、ペンをめぐる戦いをはじめていった。
結局、その戦いの結果は誰にも知られることなく歳月が過ぎ去るが、
アラム城に冒険者達が来たことにより、全てがかわろうとしていた…


というのがオープニングストーリー。
ゲームを進めていくうちに、この謎は断片的ではあるが解かれていく。
非常に複雑で、テキストも難しいものばかり。ゲームそのものの謎解きと共に、
ストーリーの理解にも頭を使う。

なにせ、ある部屋でなにか入手した時でも、単純に「○○を手に入れた」ではなく、
ものすごく長いテキストが流れるのである。何もなかった時も同様だ。

まあ、最終的には全てを話す人物が出ては来るが…。


システム・操作性

前作とは魔法体系、特殊技能の体系が全く変わっていたり、種族が加わっていたりと、
雰囲気がガラリとかわっている。
基本的にダンジョン・マスタータイプで、オリジナル性は低く、なんでわざわざこんな他ゲームと
均一化させるようなシステム体系にしてにしてしまったのだろうと疑問に思ったが、
まあこれはこれで面白い。今までのスタイルでは限界が見えていたというのもあるでしょう。

実際、システム自体はよく出来ている。
数種類の種族、職業の組み合わせの妙、攻撃方法の多彩さが評価できるし、。
キャラクターの顔も自作できるのがいい。
また職業ランクごとに名前があるが、これはのちにDQにパクられた(笑)。


グラフィック

これも前作と変わった。キャラクターの顔に画面を裂いたことで、3Dダンジョン絵が縮んで
しまった。迫力半減。敵キャラも動きが加わった、美麗さはやや失われた。
まあ、その動きはかなり笑えるのだが。


音楽

ダンジョン探索中のBGMがなくなったことによって面白みが薄れたと思いきや、
戦闘、イベントのBGMは前作以上に良く出来ている。羽田健太郎氏のメロディが
緊張感ある冒険と相まって身悶えするような心地よさを約束する。


バランス・難易度

謎解きは非常に難しい。前作以上。SFCでは最高レベルのはずだ
日本の一般的な「遠足・ツアーRPG」と違い、常に自分の頭で考え、行動する。
以前通った場所で行けなかったところでも、いろいろなアイテムで行けるようになったり、
謎が解けたりするが、それも自分で考えて戻らなければならない。
「あーしろ、こーしろ」なんて言ってくれるような甘いRPGではないのだ。
道具を組み合わせる行為も駆使せねばならないが、これも気づきにくい。
とにかくキツい。

(ちなみに俺は攻略本に頼りました。
もっとも、見ても人によっては分かりづらいと思いますが…)

もちろん戦闘も厳しいが、前作のように瞬殺されることは少ないし、「休憩」が出来る
ので前よりはラクだ。もっとも、序盤は攻撃がちっとも当たらず苦戦するが。
終盤は窒息魔法、即死魔法でかなりラクになる。ちょっとバランス悪いかな?


やっぱムズいよ

やはり頭脳と精神力の問われるRPGだ。前と違いマルチエンディングなので
なかなシナリオは面白い。しかし前作までのWIZらしさが消えたことに拒否反応を
示した人もいただろう。ちなみにZは米国版を(日本語で出来る以外は)忠実移植したのか
音楽がなくなっている。これは非常に残念。
そして[でウィザードリィは完結を迎えるのである(弟はPC版をプレイしたがBGMはあった)。
自分はZ以降まともにプレイしていないが…


(この項・了)

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