バカゲーだよ!全員集合
File・16 永遠のフィレーナ
(1995年・徳間書店だったかな)
| 容量・12M |
| 購入価格・3980円 |
| 物語★★★★★ |
| 容量★★ |
| 内容★ |
| 操作★★★★ |
| 絵柄★★★ |
| 音楽★ |
| 調整★★★ |
| 特殊× |
| 総合★★ |
| キャラ・A |
| 難易度・D |
人気小説をゲーム化。小説を以前購入してみたが、失くしてしまった。
なんか作者によると続巻を出すのに何年もかけてたみたい。
まあ、他の原作ものRPGにくらべれば、話はしっかりしてるし、見せ方もいい。
ストーリーは、帝国に滅ぼされた国の王女フィレーナが、身分を隠し、奴隷の男バトラーとして育てられ、
故国復興のために立ち上がるというもの。GGXXのブリジッドの逆パターン。
スカートをはいていて服も薄く、一発で女と分かりそうなもんだが。
また妻となるリラという女が登場、彼女との関係もかなりアブノーマルな‥ああっ!
まあとにかく、途中まではほとんど逃走劇。しかも帝国側の追走をも描いた、パッケージにもあるが2元中継。
イベントクリア方法も脱出ネタばかりでスリリング。
フィレーナとリラの関係もスリリング。(ま、いうほど大袈裟ではないが)
中世と現代がミックスしたような世界観も面白い。
しかし、フィールドが狭く、行き着く先でやたらとセリフの長い強制的イベントがガンガン起こって、
自分で冒険をしてる気分が薄れてしまう。真・聖刻思い出しちゃうよ。
とはいえストーリー重視だし、既述したが他の原作ものよりは万倍いい。
ところで敵の「黒い悪魔」ってのは、「BOY」に出てきたナンバーズのように
バラバ1・2・3と番号で呼ばれ、
「おい、バラバ3!バラバ9が‥」
「バラバ2がやられた」
「バラバ14とバラバ15が○○の」
何が何だかわからない。
っていうかお前ら何人いるんだよ。
しかし後半の意外な真相には絶句ものだぜ(どっかできいたようなネタなんだけど)。
とはいえ、もっと「冒険」させて欲しかったねえ。
| システム・操作性 |
何を思ったのかこのゲーム、戦闘がFF式アクティブタイムバトルなんですわ。
しかもコマンドがエストポリスそっくり。
武器の技の形式もそりゃソウル&ソードだろ。
(多分ロマサガのつもりだったのが拙い技術のためソウル&ソードレベルに落ちたのだろう)
エストポリス2みたいに、バレずに自分たちのものに上手く加工できればいいのだが、これじゃ何だか見苦しい。
しかもバトルシーンはFFのようにサイドビューじゃなくて正面図だから、スピード感はないのにセカセカやっとる、
そんな違和感を感じる。まあ慣れてくると楽しいが、これじゃ只の戦闘ゲームだ。
では謎解きや仕掛けはどうかというと、これも大したことない。
RPGツクールで作ったような次元。
骨やうろこを10個集めてアイテムをもらうのもライブ・ア・ライブの原始編のようで
(RPGツク−ルでも出来る)、
またトロッコ洞窟いうのがあるが、これもドラクエXの同名ダンジョンの縮小版。
マニュアルで意味ありげに書いてあったが、なんともしょぼい洞窟。
ほんと借り物ばっかり。
ストーリー自体原作を借りてるしな。
まあ、なんとかゲーム性を出そうとした心意気だけは伝わってきますが。
| グラフィック |
けっこう書き込んであるのだが、質感がいまいち。
だけど、パッケージにその絵見せて「美しいグラフィック」なんて宣伝してるから、余計見苦しい。
ドット絵FFXにそっくりだし。絵も借り物か。
「空には雲が流れ、町では旗を揺らして風がたなびき、
室内では時計が時を刻み、暖炉が燃えるきめ細やかさ」
そんなんどこだってやってますワ。
大体この時期、クロノトリガーの画面は公開されとったやろ。
それを見たモンがこんな「バズー!魔法世界」に毛の生えたような絵見て
「すげえ」なんて思うやろか。
パッケージイラストがカッコいいだけに、ギャップがハゲしすぎてたまらん。
俺の髪の毛も抜けそうなほどだ。
| 音楽 |
なんだかつらいですなあ、このBGM。これをバックに冒険しろってのか。
音質のせいもあろうが。
平均LVなのは、フィールドの出だしとボスくらいか。でもこれらも中途半端な曲。
30以上あっても苦しいなあ。
町の曲なんて頭が段々痛くなり、力が抜けていく。殆ど超音波。
音楽はグランヒストリアか。
いや、グランヒストリアはこれより発売後だから、見事なオリジナリティだ!
‥ダメじゃん。
| バランス・難易度 |
音楽はムチャクチャだが、ゲームバランスは意外とちゃんとしている。
あくまでも原作ものの割に、だけど。
技の威力と消費TPが釣り合わないし、敵に与えるダメージに同じ敵みたいにバラつきがありすぎて、
まるでディープダンジョンみたいだ。ああああ、まただよ。
あと攻撃ミスが多すぎるのはうざったいだけじゃないのか。別にいいけど。
ボスが全員「バラバ○○」でグラフィックもほぼ同じなのが悲しいけど、まあいいか。
ブレーク命令発生には参ったけど。
| まとめ |
エストポリス2が失敗していたらこんな感じだったといういい例のRPG。
いかにエスト2がだまし加工上手だったかということがわかるはずだ。
まあ、でもヒマだったらやってもいいと思う。借り物だらけで、至ってゲーム性は陳腐だが、
ストーリーはしっかりしているので、
一部のうざったささえのぞけばある程度は楽しめると思う。
だけど、中古で1000円以上だったらやめといた方がいいと思うけどね。
(この項・了)
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ゲーム開始して最初のボスとの戦闘時、
こちらの攻撃と敵の催眠攻撃のタイミングが絶妙でバグったのか、
なぜだか眠らされたはずなのに攻撃出来たんですよ。
そしたら突如画面が切り替わり、
「ブレーク命令が発生しました」
という文章が表示されたデバックゾーンに放り込まれてしまったんです。
Aボタンを押すと右側の数字が動いて不気味でした。
あのブレーク命令はいったいなんだったんでしょうか。
あのあと何度やってもブレーク命令を発生させることは出来ませんでした。
もし、バカゲー専科で執筆していた某有名バカゲーレビュアーがこれを目にしていたら、
きっとブレーク命令は流行語になっていただろうに‥・。
まあ、徳間書店の催眠術ということにしておきましょう。
この話は忘れてください。