激!極マイナーリーグ
アクセス19000記念
〜SFものは最後まで駄目だった〜
ソリッドランナー
(1997年・アスキー)
| 容量・?M |
| 購入価格・忘れた |
| 物語★★ |
| 容量× |
| 内容★★ |
| 操作★★★★ |
| 絵柄★★★★ |
| 音楽★★★★ |
| 調整★★★ |
| 特殊★★ |
| 総合★★ |
| キャラ・C |
| 難易度・C |
SFCでは、SFRPGではあまりまともなものが出ないまま。
この末期に来ても、これじゃあ…
| シナリオ・ストーリー |
主人公シュウ・アースキンは探偵。次々と起こる依頼を受けていく中で、
大きな犯罪組織に立ち向かっていくことになります。
シナリオの設定はなかなかシブめで、濃いストーリーが期待できました。
ところが、登場キャラクターやストーリーの背景の表現が半端で、あまり深いところまで
突っ込めていないうえ、各キャラの真の目的や存在意義も素直すぎるため、
設定の割に壮大さ、緻密さ、面白味に欠けています。
さらに評価を貶めるのが、ストーリーのあまりの短さ。
イベント数わずか16、プレイ時間12〜14時間程度というのは、
多少奇をてらったタイプとはいえ、短すぎです。
(マニュアルに「ストーリー中盤に格闘競技『ジャスティス』に参加できます」
とありましたが、実際は終盤でした)
もうすこし依頼を増やして壮大にしても良かったんじゃないかなあ…
あと、「ランナー」とよばれる有機装甲スーツを使用したり、シンクロ率などという
言葉が出てくるあたり、当時人気の某アニメの影響を確実に受けてます。
オリジナリティにおいても熱意が見られません。
てかいいのかこれ。
| システム・操作性 |
戦闘がタイマンであるのが特徴的ですが、行動パターンを読んで攻撃したり、
攻撃力を可変させる「オーバーブースト」など、戦略的な要素があり
少なくとも真・聖刻よりはマシです。逆に言えば、このシステムは
パーティー制でのRPGの楽しさを消してしないましたし、
そもそもアクションRPGでも良かったのではという疑問も浮かんできます。
ただ、このシステム自体を認可した上でも、問題点は見えてきます。
敵のパターンを読んで、自分に有利な行動を採れば、ダメージを軽減出来、
回復アイテムをある程度節約出来ますし、少量のダメージで敵を「行動不能」にすれば
アイテムや武器を奪えたりも出来ます。
この点は評価すべきなのでしょうが、それでも回復アイテムはかなりの量を
ストック出来るため、戦闘にあまり緊張感がありません。
ラスボスさえもです。
オーバーブーストも、武器が壊れる危険があり、
むしろ威力を低めるためにのみ使われてしまう有様です。
そういえば、ランナーのチュ−ンナップも、単にHPを増やしたり、装甲を交換したり、
アイテムをとりつけて能力をUPさせるだけだったりと、
「メタルマックス2(93年作品)」などと比べると随分とシンプル。
ダンジョンにおいても、トラップは「スイッチのワンパターン」。
単に面倒な処理になってしまっています。
俺のRPGツクール2と同じ仕組みか。
最後に端末についてだが、これもシンプルで、情報から
直接謎を解いていくことはなく、あっても、イベント上強制的に端末を
調べさせられるだけで、どうということはありません。
ユーザーへの配慮か、単に面倒だったのかは知らんが、シンプルさを追求
した反面、ゲーム性を排除してしまった感があります。
| グラフィック |
さすがにこの時期に美麗でなければ嘘ですが、
ダンジョンや街の表現がどうにも単調なのがなんとも。
| 音楽 |
トレジャーハンターでも活躍したJOHN PEE氏も関わっており、高音質を
サイバーチックかつ妖しげなメロディで盛り上げます。
戦闘、イベントのBGMなども水準程度に達しており、住宅街や喫茶店の曲は絶品。
残念なことに、ゲームのボリューム薄のためか曲数も少なめ。
ダンジョンにおいても、他の2流どころ同様存在が薄くなってしまっている。
| バランス・難易度 |
前出の通り、戦闘の緊張感がイマイチ。
回復アイテムもランナー内蔵のリカバーキットというようにして
使用に制限を付ければ、戦略により幅が出たでしょう。
最も問題なのは闘技場。中盤で参加できると言っておきながら終盤なんて…。
しかもしょっぱなからエキスパートでも楽勝だし…。嗚呼。
| まとめ |
残念でした。あまりにもあっさり終わりすぎ。
序盤に登場してきたキャラクターたちは使い捨てのようなものだったし、
ダンジョンにも闘技場にも工夫は見られず、行動に制限が多すぎ。
話も短く「中盤のヤマ入って来たか?」
と思ってクリアしたイベントでラスト直前。
げっ、ブライまんまやん。
装飾面はともかく、ゲーム部分もストーリー部分も半端な小品でした。
そのつもりで作ったというなら仕方ないかも知れませんが、
全盛期より安くなったとはいえ、
SFCの新品価格は鬼だったことを考えるとなあ。
まあかえすがえすも真・聖刻よりはマシだけど。
(この項・了)
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