SFCRPG・俺の微妙な冒険B

アクセス80000記念

〜アメリカ版FF、本土の評価はボロクソ(?)〜

ファイナルファンタジーUSA

ミスティッククエスト

(1993年・スクウェア)

容量・4M(笑)
購入価格・1700円
物語★★
容量
内容★★★
操作★★★★★
絵柄★★
音楽★★★
調整★★★★
特殊★★★
総合★★★
キャラ・
難易度・

パーティーは2人だけ。
シナリオはシンプル、システムもシンプル。
そんなアメリカ版として発売されたものを逆輸入したヤツらしいです。

あまりに濃くて日本ではマニアにしか受けなかったウルティマシリーズが
売上げNo1を独走していた国にこんなゲーム売るな。

「超クソゲー」という本のアメリカ人のコメントには、
「ミスティッククエスト?あれは、人をナメている
って感じの文があったが、やっぱり…(みんながそうではないだろうが)。

しかも容量も4M…RPGでは最低容量だぜ!
ちなみに例のSFCカタログでは65点、ユーザー平均も
RPG評価の甘い連中には珍しく7点台(7・4118点)。

日本でもボロクソや。


シナリオ・ストーリー

かつての「古きよきFF」の存在感があるが、
今どきのFFからしたら想像も付かないシンプルなシナリオと世界観。

しかもボリュームは圧倒的に小粒で、ストーリーも淡々とした進み。
何気なくイベントが進み、パートナーがその度に入れ替わり、
気が付けばラストダンジョンに立っている。

いくらアメリカがゲーム性重視といっても、ウルティマは話もしっかりしてるし、
大体ゲーム性そうでもないんやから、もうちょっと…。


システム・操作性

弱点を突いたり、クリティカルヒットといった表現がなされているところは
FFらしいといえる。が、それだけだ。

簡略化されていて、かつバランスのとれた魔法、敵が見える上に動かないといった
あたりは親切設計というより、やはりユーザーに媚び過ぎである。
それにかえすがえすも2人パーティーは空しい。

ダンジョン内ではひょっとしたらエストポリス2のチームが
参考にしたんじゃないかと思われるアクションパズルがそこそこ手応えあるが…。


グラフィック

このゲームで素晴らしいと思わせるところは、初めに荒廃していた
村が復興して、さわやかな雰囲気になるところだろう。
枯れた木が蘇ったり、氷漬けになった村が元の緑溢れる村に戻る。

…ちょっと待て、そりゃ「ソウルブレイダー」
だろ。

また、グラフィックのレベルそのものは、SFCとしても非常に低い部類に
位置づけされてしまう。ボスや魔法のグラフィックも悲惨の一言。


音楽

戦闘のゴツいノリ、村の爽やかさなど、後にルドラの秘宝なども手がける
笹井隆司氏(あともう1人いるが)の音楽は、シンプルで爽快なイメージだ。
ちょっと単調で物足りない面もあるが、ゲームの容量が容量だけに、仕方ないか。


バランス・難易度

アクションパズルの難度はさほど高くない。
といっても、それなりにやり応えはある。
話が単調な分、「ゲーム」を楽しめというところだろうが、
かんじんの戦闘が単調なのは寂しいところだ。

しつこいようだが2人パーティーは空しく、魔法の種類も悲しいくらい少ない。
その分バランスはとれているほうだが、このタイプで崩れていたら、
むしろそのほうが問題である。


微妙

あの強者共が集まる国では、大した評価が得られなくて当然か。

ファイナルファンタジーUSAというけれど、BGM以外全然米っぽくないし、
ゲーム性は薄く(ACTパズルは面白いが)、難易度も低い。つまり日本人向けだ。
なんでこれをアメリカ版として開発したのか理解に苦しむ。

大体ストーリーがシノプルすぎるせいで
日本人にもウケていないしな。


そもそも、アメリカ人だって話の単調さには辟易したでしょうよ。
WWE(アメリカプロレス)なんかを見ても分かるように、
奴等だってストーリーがないとのめりこめないんだよ。
ウルティマやウィザードリィだって話も凄いしさ。

ストーリー重視とかゲーム重視と分かれちゃうのは
結局話とゲームが分離しちゃってるからなんだよね。
そんだから某お方にFF6ですら「ストーリーつき戦闘ゲーム」
などと皮肉られるわけで…

やめよう、これ以上ツッコむのは。

まるでクソゲーのような物言いだけど、点数どおり「微妙」程度。
爽快感はあるので、息抜きにどうぞ。


(この項・了)

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