SFCRPG名作24将・6

アクセス26000記念

〜戦車を武器に暴れ回れ〜

メタルマックス2

(1993年・データイースト)

容量・8M
購入価格・1800円
物語★★★★★
容量★★★★★
内容★★★★★
操作★★★
絵柄
音楽★★★
調整★★★
特殊★★★★★★
総合★★★★★
キャラ・
難易度・

やや荒廃した感じの近未来に、賞金稼ぎのハンターの冒険を描いたRPG。


シナリオ・ストーリー

荒廃した大地に、無法地帯という荒々しい世界設定。
一応、敵討ちという目的はあるが、比較的自由度が高く、ボスキャラの
指名手配されている、いわゆるお尋ねモンスターも全て倒す必要はないし、
自分の家を買って家具や美術品を購入しインテリア気分に浸ることが出来たりもする。

結局は最後の敵が決まっていて、なんだ、やっぱりこうかって感じはする
けど、そうでないとRPGとして成り立ちにくいから、それはしゃあないな。


システム・操作性

このゲームでは人間のみではなく、戦車を使っての移動、戦闘を行う。
これがオリジナリティに溢れており、改造もこだわっているが、
戦闘そのものにおいては、それほど戦略を要しない。
どれだけ装備が整っていて、アイテムをしっかり有しているかといった
準備の充実さのほうが生死を分けて来る。

操作面ではコマンドの位置や項目を変更できる。これは操作の
し易さを考えて作られていることが分かるが、キーレスポンスなど
基本面が粗く完成されていないシステムだから、どのみちやりにくいかも知れない。


グラフィック

荒々しい設定に相応しいグラフィック。
単に汚いだけじゃないかなんて言ってはいけない。

元来ファミコンは全て、こんなグラフィックばっかじゃないか。
ツヤが出ていない、単調な絵というのはどこだってあるじゃないか。

え?このゲーム、スーパーファミコンだったんですか?
じゃあ単に汚いだけか。


音楽

グラフィック同様、質はファミコンに毛の生えた程度のもの。
ナイフとダガーの比較みたいなもんだな。

曲調は荒廃した世界を至ってシンプルなメロディで表現したもので、分かりやすい。
特に哀愁漂う人間時のフィールドや最初の街、
フィールドを歩くだけで出現することもある御尋ねモンスター(ボス)のインパクトが印象的。
ただ、もうちょっと、一味足らんと感じる。


バランス・難易度

自由度が高いとは言ったが、別にストーリーが変化するわけではない。
しかしそれでも中盤以降は結構迷うのではないか?と思う。
特に初心者にはきついのでは。

転送装置には戦車を連れて行けないなど移動面に苦労する。
戦闘もきつく、特にポチは他のキャラが戦車で戦っている時も生身なので、
敵の砲撃を2、3発食らっただけで死ぬ。
更にダンジョンはパズル、謎解き要素がやや強め。

で、こういうタイプは不当なクソゲー評価を受けてしまいがちなのだが、
不思議とこのゲームにそういう声は聞かれない。


まとめ

オリジナリティに溢れている。他のRPGにはない独特のシステムを採用している。

完成度が高いとはお世辞にも言えないが、だからこそ感じさせてくれる魅力がある。

ただ、あの軽そうなパッケージ(裏)を見せられると、手軽に楽しめそうな感じが
するので初心者でもうっかり買っちまうかも知れん。
おかげで硬派RPGに耐性がつけばそれはハッピーなのだが。

それにしてもメタルマックス2をクソゲー呼ばわりする声は聞いたことがない。
やはりある程度キツくても否定しがたい魅力があるのだろう。
当時、こういう世界観自体が少なかったせいもあるが、
現実感のあるタイプのほうが「冒険」を感じられるし、
例えばお尋ねモンスターも、普通のRPGに比べ達成感をいかにも得やすい設定だ。

つまり、このゲームを遊べば他の重いゲームに比べつらさを楽しさに
変換出来やすい、ということか。
すなわち軽いゲームも重いゲームもバッチリということになり、
サドとマゾの双方の要素が身に付くというわけか。


(この項・了)

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