SFCRPG名作24将・21
アクセス45000記念
〜任天堂への手切れ金?〜
スーパーマリオRPG
(1996年・任天堂&スクウェア)
| 容量・?M |
| 購入価格・2000円 |
| 物語★★★★★★ |
| 容量★★★ |
| 内容★★★★★★★ |
| 操作★★★★★★ |
| 絵柄★★★★★★★ |
| 音楽★★★★★★ |
| 調整★★★★★★ |
| 特殊★★★★★★ |
| 総合★★★★★★ |
| キャラ・S |
| 難易度・C |
このゲームのこと、評価をすっかり忘れてしまっていたため、
ウィザードリィYが24将の一角を占めていましたが、これと入れ替えます。
しかし、何回入れ替えてるんだ。
「マリオでRPGだぁ?」なんて敬遠されていた貴方、是非プレイしていただきたい。
任天堂とスクウェアの、楽しくも美しい最後の饗宴を。
| シナリオ・ストーリー |
今度の敵はキノコワールドを混乱させ、スターロードを破壊した、カジオー率いる武器軍団。
彼らを倒し、スターロードを復興させるための冒険に旅立つ。
おなじみのキャラが登場する一方、オリジナルキャラも多数登場し、
マリオ世界の違った一面が垣間見られる。
シナリオは1ワールドごとのボスを倒し次に進むという基礎的な流れだが、おなじみの
キャラクターを活かしたトボケたイベント、楽しいストーリーは抜群の出来。
その中には様々なおまけ要素や、他ゲームをパロった奴等も入っており、
プレイヤーに楽しんでもらおうという意気込みが伝わってくる。
残念なことは、おまけや隠しこそ豊富だが、メインストーリーがかなり
短めであることと、ルイージが登場しないことだ。
(スタッフロールには登場しているとご指摘を戴きました(汗)すみません)
| システム・操作性 |
RPGの基礎的なシステムをベースにしてはいるものの、いざプレイしてみると
かなりの異色タイプであることが分かる。
まず、ロマンシング・サ・ガのようにフィールドを地点間で移動するのは普通だが、
戦闘においては、Aで攻撃、Yで技というように、ボタンごとにコマンドを分担させ、
無駄を省いている(慣れないと非常にミスりやすいが)。また、スクウェアお得意の
戦略バトルがやや難度を下げながらも健在で、ボス戦が手応えありだ。
更に、このゲームのウリであるアクション要素も素晴らしく、他のRPGのそれと比べ、
本当にアクションをプレイしているかのようであり、しかもRPGとのフィット感も抜群。
マリオ独特のジャンプや特殊ブロックなどの表現は十分に活かされ、
それらを利用したパズル、謎解きも素晴らしい。ミニゲームもテンポを崩さず登場する。
アクション、謎解き、パズルの3つの要素が絶妙の調和を見せるシステムは、
少なくともSFCでは珍しいのはないか。
かえすがえすも、メインストーリーが短いのが残念だ。
| グラフィック |
CGのレベルをSFCでは最大限にまで高め、「テイルズオブファンタジア」のような
正統派の美麗さと、ワンダラスマジックのような(といっても勿論これとはタイプそのものは違う)
独特の表現が合わさり、SFC最高のグラフィックがTV画面に描かれている。
キャラクターの面白い表情や行動がゲームの楽しさを一層引き立てる。
そして何より見易さは表彰モノだ。
ただ、人によっては斜め俯瞰のクォータービュー画面がとっつきにくいかも。
| 音楽 |
「フロントミッション」「ライブアライブ」「聖剣伝説レジェンドオブマナ」などを担当し、
多彩な楽曲の引き出しを持つ下村陽子嬢だが、このキッズ系すらあっさりこなしてしまった。
何をやらせてもレベルが高い。範囲が幅広い。
このマリオRPGでは、いわゆるキッズやギャグ系の曲を、楽しくさわやかにまとめている。
バラエティ豊富、特にワールドボスとの戦闘が良い。
ギャグ系なのにこれほど素晴らしく感じさせるのは、ひとえに彼女の力だろう。
キッズ系の戦闘曲はこう創れという手本だ。
| バランス・難易度 |
アクションタイプのミニゲームや、ダンジョンのパズルや謎解きの難度は適度なところ。
自然と練りこまれているのでテンポも壊さないし、何度も遊びやすいのも強み。
戦闘もスクウェア得意の絶妙なプログラムと敵の豊富な攻撃方法で、手応えがあり
かつストレスを感じにくい仕上がりになっている。
ただ、序盤と沈没船のバランスはキツめだ。
さすがゲームバランスには定評のある任天堂とスクウェア、安心してプレイできるはずだ。
| まとめ |
アクション、パズル、謎解きの3要素全てを融けこませたゲーム性を、マリオワールドの
世界観を活かしきったストーリーの中で存分に暴れさせた快作。
任天堂とスクウェアという、アクションとRPGの帝王が築き上げた作品ということ、
現在では彼らはもう歩み寄らないということを踏まえると、
このRPGは伝説とまで語られても大袈裟にはならないだろう。
ただ…
このゲームも、出来れば純粋なACTで遊んでみたかったというのが正直な感想だ。
(この項・了)
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