バカゲーだよ!全員集合
File・20 ライトファンタジーU

容量・20M
購入価格・忘れた
物語★★★★
容量★★★
内容
操作★★
絵柄
音楽★★
調整
特殊★★★
総合★★
キャラ・
難易度・

コンセプトと余りにかけ離れた「つらさ」で多くのライトユーザーを恐怖のどん底に
たたき落とした
「ライトファンタジー」の続編。若干プレイしやすくなってはいるが‥。

別にバカゲーではないのだが、懲りずにUを出したその根性に敬意を表して。
今回も笑えません。何せあれだけのTの次回作、どういうものか紹介したかっただけです。


シナリオ・ストーリー

「地湧の勇者」アルフ(前作の主人公)の血を引く主人公アッシュが、自分の身代わりに捕らえられた
実姉レフィアを悪の女神から助け出すため、旅立つベタなストーリー。

ある理由(OPで分かる)から赤ん坊になったアッシュ。前半は冒険の中で封印を解いていき、徐々に元の姿に戻る過程、
後半は女神を打ち破るため「大地の剣」の力を呼び起こす旅路を描く。

ほんわかとした雰囲気と、友情に満ちたさわやかなストーリーが特徴で、好きな人はハマっていけるだろう。

しかし、そのイライラするほどのお使いイベントに耐えられればの話だ。
しつこいくらい何度も何度もフラグを立てさせられる。
ストーリー上はやらなくてもいいはずのこともやらされる。

エンカウントの高さや、脱出、町移動魔法が相変わらずないことも
このイライラに拍車をかける。

シナリオ数の増加は評価したいが、そのほとんどが単なるフラグ倒しでは、
却っていやらしいものを増やしているという感覚がある。

昔ファンページに書き込みをしていたこともありいいづらいが、
プレイヤーのことなど眼中になかったのだろうか。


システム・操作性

移動速度が遅い、エンカウントが高い、キーレスポンスが鈍い、魔法設定が
このへん前作の反省をまるで活かしてない。

しかし、移動スピードUPの魔法や飛行アイテムによって、負担は若干減っている。
だがそれも、あくまで地獄の前作に比べればの話。

移動魔法、脱出魔法がなく、町もダンジョンの奥にあることが多いなど、
まるでマニアックな3DRPGのようである。嗚呼WIZ様。

おまけに戦闘も、懲りずにSLG風タクティカルバトル。あいかわらずバトルに時間を食う。
敵を仲間に出来るのはいいのだが。

1でも同じことを言ったが、通常戦闘でも良かったのではないか。
まあエンカウントを減らし、その分獲得EXを増やすといったことがバランス良くできればまだよかったが‥。
こんなツラいゲームでも、1も含め唯一の救いは、いつでもセーブできること。
というより、この機能がなかったら終わりである。


バランス・難易度

前作と違いクソゲーになっていないのは、操作性がややUPしている点や
ボリュームUPした点(お使いイベントばっかだけど)のほか、
少し戦闘の凶悪さが薄れたことも考慮してだ。

ステータス異常回復の消費MPが1ケタ(前作は石化、氷回復など消費50とかあった)になったし、
敵から逃げやすくなったため、弱く、取得EXが高めの敵を選んで戦うことも出来る。

ギャンブルで金を稼いで、回復アイテムを大量に買い込み、装備も万全にしたりと、
硬派RPG以上並みの周到な準備をしていることが前提だが、この際仕方がない。

それでも、最大8体もいる敵
一斉に全体ステータス異常攻撃
(ダメージも食う)
を仕掛けてきた時は、
涙を呑んで死を受け入れるのみ。

また主人公や他のメインキャラがやられると即座にゲームオーバーだが、中盤以降は
やられても復活できる魔物のほうがHP、防御力ともに高いので、なんとも理不尽。

まあ、謎解き自体はそんなに難しくないので、根性さえあれば、誰でもクリアできると思うのだが。


グラフィック

前作よりきれいになり、かわいいキャラクターに更に磨きがかかっている。というより
このゲームの場合、キャラクターをとってしまうと終いだからな。


音楽

音が大きすぎてやかましかった前作と比べると、音質もきれいになっており、聴きやすくなっている。
しかし町やザコ敵は前作の使い回し。ボスは一層ダサくなっとるし‥。


まとめ

Tもそうだが、「誰でも楽しいRPG」とはとても言いがたい難易度、というか単なるツラさが蔓延しすぎだ。

「ウィザードリィもそうだろうが」

だから、ウィザードリィとはコンセプト自体が根本的に違う。
大体、ウィザードリィの冒険は決して理不尽ではなく、緊張感に満ち満ちている。

緊張感を与えることと不条理さを与えるとはまた違うのである。

っていうか、WIZ様と一緒にするな。


(この項・了)
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