バカゲーだよ!全員集合
File・13 イデアの日

(1994年・ショウエイシステム)

容量・16M
購入価格・1980円
物語★★★★★★★
容量★★★★★
内容
操作
絵柄
音楽×××
調整★★
特殊★★★★
総合★★★
キャラ・
難易度・

「摩訶摩訶」が最強のクソゲーとなってしまったため、相原コージは、このままではいかんと思った。
開発スタッフに問題があったのだが

そしてショウエイシステムに声をかけられ、汚名返上とばかりに、第2作を創り上げた。
ストーリー自体は、本人のものである故、素晴らしい。
SFC史上、自分のプレイしたRPGの中でもビッグ3のひとつといってもいい。

しかし、ゲームの出来は‥。


シナリオ・ストーリー

現代が舞台のRPG。シリアスなストーリーの中に、奇抜なギャグが満載という、
非常なタイプとなっている。

感動的なシーンとギャグは切り離されて表現されていることが多いので、
マジメに見ればそう違和感は感じないかもしれない
キャラが相原でなければ。

恐ろしいセンス、たとえ泣けるようなシーンでも、
相原絵のキャラクターが演じているだけで、泣けてこない。
というか笑える。

その気になりゃあ、マニュアルでも相原先生が触れていたが、
着せ替えシステムなんてふざけたシステムを利用し、
パンツ一丁で感動的なシーンに臨むことも可能だ。

しかし、それでも終盤、とくにストーリーのクライマックスの場面は‥。
いつもフザけているようでこんなシナリオが書けるのか?とおもうくらい
凄い話だった。詳細はもう思いだせないけど‥。

つくづく、キャラが相原でなければと思った。

ストーリーのボリュームも、多少テンポが悪いが、かなり長く感じる。
プレイ時間は35時間はゆうに超える。

その壮大なストーリーを素直に受け止め、感動に浸れ!
‥キャラが相原でなければ。

まあ、前作のシンシアのような地球外生物がいないだけマシかな。


システム・操作性

古い、ダサい、ヘボいと三拍子揃ったシステムだ。
全体の操作が摩訶摩訶ほどではないがスットロく、イラ立つ。

普通、イベントアイテムは持っているだけでイベントが進むものだが、
このゲームではわざわざ対象者に向けて「使用」しないとゲームが進まない。

ダンジョン内では敵が見えるし、動くが、
敵の配置場所は決まっていて、しかも全て固定敵である。

RPGツクールで創ったようなシステムに、オリジナルで
更にイヤらしい部分を加えた
ような不快なシステムだ。

その他も不快さが目立つが、着せ替えシステムだけは結構魅力的。
まあ、なんてことはないんだけど。

戦闘は更にフザケている。キャラの掛け声が

「べらめんちょ!」

「ほひほひー!」

「ずんばらび!」

「もひもひーん!」

意味がわかりません。
そもそも何言ってんだかさっぱりわかりません。

他にも死んだふりをしている時に
「屁をしてしまった!」はねえだろーよ。

いや、面白いんだけど。


グラフィック

発売当時から、相原キャラとゲーム内容のミスマッチさが話題になっていた。
レビューでもかなり取り上げていたね。

その時はロマサガ2、FFYまっしぐらだったんですけどね、オレは。

まあ、でもこういうゲームが1つくらいあったっていいんじゃないですか?
個人的にはイヤですけど。

それはともかく、開発スタッフ自体のグラフィック力のほうが問題。

容量16M、94年の作品で、最低級の質にカラフルセンスのなさは致命的。
つやつや感も全くなく、正直サイバーナイトと同レベルと言ってもいい。 

結局、評価できるのは着せ替えだけか。


音楽

TVゲーム史上最低の音楽。

そもそも、音楽といえるのだろうか。

それとも前衛的なつもりなんだろうか。

相原先生に「もっとダサくしろ!」って
言われたんだろうか。


ねえJ−WALK、いや知○○康さん。

今までプレイしたゲームの中で唯一、ほんの
ちょっとでも「良い」と感じる部分すらない。


バランス・難易度

とっつきにくいシステムのせいもあるが、そんなに簡単ではない。
メモ帳をうまく活用していけばイベントのクリアは何とかなるだろう。

戦闘バランスはキツめだ。
味方の攻撃力は1人を除いて非常に低く、敵を倒しにくい。

更にキャラクターがいきなり入れ替わったりすると、個性的が故
大幅にバランスが崩れる。他のRPGで戦闘慣れしておきたい。


まとめ

プレイ当初は「クソゲーかぁ?」と思ったが、
ストーリーが進んでいくごとに、その壮大で実に見事に構築された世界に
引きずり込まれていった
(ブライサントラのライナーノーツとは何の関係もありません)。

キャラクターはただフザケているのではなく(っていうか、別にフザケちゃいない)、
しっかりとした自分の志を持っている。敵の死にセリフなども意外とキマっている。

とにかく、こんなRPGが1本くらいはあったっていいだろう。
ゲーム自体のつくりは甘いが、これだけストーリーが凄ければ、
和製RPGとしてはまあ合格点だ。

‥キャラが相原でなければ。


(この項・了)
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