SFCRPGクソゲー9栄神
「無気力」ガイアセイバー

(94年・バンプレスト)

容量・12M
購入価格・1980円
物語
容量
内容×
操作★★★
絵柄
音楽××
バラ★★★★
特殊
総合×
キャラ・
難易度・

今までのゲームには、クソゲーとしながらも、それなりに評価できるところ、主張しているところが
すくなからずもありました。ファンの寵愛も受けていました。
しかしそれもここまでです。

このRPGは、真なるクソゲー。ヴィルガスト以上に製作者のやる気のなさが伝わってきます。
前作「ヒーロー戦記」はずっとよかったのだが‥。

シナリオ・ストーリー

テーマはシリアス。イベントのクリア方法によって地球の汚染と人口の減りが段々ひどくなっていき、
エンディングに影響を及ぼすという内容。でもそれだけ。危機感は正直、ない。

テンポはいいが、単調でボリュームがない分、あっけなさを覚える。汚染と人口の減りに関する
イベントも、納得のいかないものが多い。

例えば、2つの行き先があり、どちらへ行くかで結果が変わるが、ヒントがないので分からない。カンに頼るだけだ。

また、このゲームはタイプ的に、キャラクターの個性を前面に押し出して面白さを引き出すべきものだが、
それすらない。ヒーロー戦記にあった何もかもが、このストーリーからは消え失せている。

システム・操作性

前作と比べ、簡略化されたというよりは、陳腐化している。

例えば戦闘では、1章から8章まで、ダンジョン内ではほとんど同じ敵ばかり出てくる。
技の数も異常に減っており、これまた戦闘をシンプルにしたというよりまるでトンマだ。

オートバトルこそあって便利だが、エンカウント率が恐ろしいまでの高い確率を誇っており、結局のところイライラする。
よって、移動速度の速さも気持ちよくプレイできるソースにはならないのだ。

戦闘以外でも道具を捨てられないなど操作に疑問符。いったい、何の嫌がらせなんだろうかと思う。
またセーブデータもゲーム中、しょっちゅう勝手に消えている。

グラフィック

前作と大きな違いはなく、むしろ戦闘は背景が全部表されるようになったからいいじゃないか‥とは思わない。

何と言っても、全体的に軽い。やればわかる。そしてその軽さを増幅させているのが、建物やダンジョン
の構成そのものだ。ただ単純?いや、それより凄い。

全く同じ構造のダンジョンばかりなのだ。こんなことをソフコンのRPGツクールの
応募でやったら、予選すら突破せんだろう。手抜きの極みだ。

音楽

これまた、軽い。そもそもザコ戦など、音楽として成り立ってない。

まあ、音楽をゲームの添え物程度にしか考えていない人にとってはマシかもしれんよ。
グランヒストリアみたいに超音波発したりはせんから。

バランス・難易度

ゲームバランスはそりゃあ悪くはない。だが、あの陳腐で、演出力皆無、気のタレる音楽(と呼ぶのも
おこがましい)の戦闘では、ゲームの評価を上げるうちには入らんよ。

ところで、ベストエンディングを目指すのは意外と難しい。

ストーリーの項でも述べたが、言ってることがよく分からなかったり、抽象的なヒントだったりして、次に
何をするべきか分からんことが多いのだ。行動の結果自体理不尽なものもあるし。

まとめ

何の面白みも、光るものも、志も、かけらすら見当たらないヴィルガスト以下のスカスカゲー。
マルチエンディング?他のそれを採用しているゲームと比べてみるがいい。
このゲームに、何の練りこみがなされているというのだ?

「誰でもクリアできる」?クリアできないゲームがクソゲーだなんて、そんなこと誰が言った?
それは単調陳腐なるシステムが陰の道に行かなかっただけの話だ。
大体ストーリー自体なんてことはない。

建設的な意見やギャグが一切なくて申し訳ないが、実際このゲームをやってみるといい。
「最低限の利益だけでもとっとこう。ちょっとはコンパチヒーローファンが買うだろ」

そんな脆弱な精神の小者RPGなんぞ、金輪際ごめんだ。
このゲームに愛など与えなくていい。

(この項・了)

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