SFCRPG名作24将・2

アクセス22000記念

〜ジョブチェンジシステムの頂点〜

ファイナルファンタジーX

(1992年・スクウェア)

容量・16M
購入価格・定価
物語★★★★★
容量★★★★★
内容★★★★★★★
操作★★★★★★
絵柄★★★★★
音楽★★★★★★
調整★★★★★★
特殊★★★★★
総合★★★★★★
キャラ・
難易度・

定価で買って満足した唯一のRPG。
こればっかりは、個人的には、としかいいようがないです。
しかし一本道のストーリーなのに、5、6回もプレイした事実は
もはや異常というほかないでしょう。

Y以降も1回しかプレイしてないし、投げてるのもあるしね。

シナリオ・ストーリー

Wの項でも述べたが、奇数番号はシステム型といわれるFF。

かといって別にストーリーがないわけじゃないし、このXの話はスケールが大きい
のはどのRPGも同じだが、更に分かりやすい。
話を結構覚えているのも不思議。他のRPGはレビューノートをとってなければ
まず分からない。7なんかはっきり言って本見てもよう分からんしねえ。

でも、最近ゲーム始めた子供は、このXの話なんかちゃちくて
やってらんないんだろうな。

あと、辟易したのが皆さん御馴染みの、ハンカチ御用意イベント。
勘弁してよシルドラさん。

ちなみに、全RPG中のヒロインの中で一番性格がいいと感じたのは、
このゲームのレナ。


システム・操作性

Xの特徴として、Tを基礎としVから導入されとるジョブチェンジシステムがあります。

シナリオが進むごとに選べる職業が増え、場面に応じて使い分ける
戦略的なシステムですが、Vでは結局、
一部のイベントを除いて戦士orナイト、白魔道士、黒魔道士を軸に、
残りの1人をコロコロ回していくのが良かったからねえ。

俺は大体モンクorシーフ→狩人→学者→バイキング→風水師って感じで。
しかも狩人は別にいらないし、バイキングはサーペントソードで代用可。
吟遊詩人に至っては存在価値自体が見えませんでした。
で、最後は結局、忍者、忍者、賢者、賢者。
(例外的にたまねぎ剣士も)

翻ってXでは、無意味な職業が消え、もしくは使用価値が上がり、
大分合理的になりました。
育てた他のジョブのアビリティ(特殊能力、装備品など豊富)を、現在のジョブに
搭載できるという画期的なシステムが生まれたことにより、
多彩な戦術が確立され、以降のRPGの礎となった(?)のです。

固定されていたゲームシステムを流動的にしたということは
評価できるでしょう。
これも結局全員「すっぴん」にするのがいいわけですが、それまで
育てたジョブとアビリティが関係してくるわけですから、Vよりは大幅に
その価値は上がっています。

ところで、自分が98年に書き上げたレビューノートを読み返してみると、
なんか7の悪口ばっかり書いてるんですなあ。
でも7のマテリアシステムはジョブチェンジシステムを更に細分化したものですし
今考えてみれば別に問題はありません。
画面が見にくかったこととボス戦に歯ごたえがなかったことは
明らかに不満でしたが。
…ああ、Xのレビューでしたね、これ。

グラフィック

配色が単調な感がありますが、見やすいし、飛空艇や潜水艦の斜め俯瞰移動シーンも
当時としてはなかなか。街や村の生活感だって捨てたもんじゃないです。
ダイナミックに見せることばかり気をとられて、却って見にくくしちゃあいけませんよね
…って今はダイナミックな上見やすいか。


音楽

リアルな音のWに比べると「ゲーム」っぽくなりましたが、相変わらず練りこまれた
BGMで飽きさせません(いや、昔サントラ聴きまくって実は大分飽きたが)。
バラエティ度も、Zや[と比べても、多彩に感じるくらいです。
本人はどう思っているか知りませんが、個人的にはアイリッシュというかケルティックと
いうか、いや全体として中世ヨーロッパという舞台が植松氏に最も合っていると思います。


バランス・難易度

システマチックで威圧的なバトルの数々にはキますぜぇ。
こねえか。

バランスが悪いっていうとる人も多いですが、だからといって簡単だから
バランスがいいってわけでもないでしょう。

適度の苦労がなけりゃあゲームじゃありませんもの。
バランスが悪いとは、戦術を駆使してもどうにもならんほど理不尽な戦闘の
ことを指すのです。もしくは、戦術自体がない上にキツすぎるとか。

FFXの場合、アクティブタイムというのもありますが、「あれれ?」
という間に全滅してしまうRPGでは、「先進めない、はいクソゲー」
としてしまう人は多いでしょう。
しかし、ちゃんと攻略法はあり、まずそれを見つけることを楽しみとして欲しいものです。

もっとも、一度攻略法が分かってしまうと、途端にザコと化すボスが多いのも
このゲームの特徴ではありますが…。

…って、これじゃロックマンか。


まとめ

98年のてめーのレビューを読み返すと
「FFスタッフはもはやクリスタル伝説とジョブチェンジシステムには何の未練もない」
なんて書いてますが、\がありましたからね。
まあ、クリスタルはおまけみたいなもんでしたが、雰囲気はオーソドックスな
剣と魔法の世界でしたし、ジョブという形はありませんが装備品のアビリティが細やかで、
戦闘面でもキャラごとの個性を出せてましたからね。

もっとも、いわゆるストーリー重視とされる偶数シリーズにこのタイプはありません。
映画とゲームの両方の面白さを融合させていく作品を目指す上で
テンポが壊れて邪魔になるとも考えたんでしょうか。
雰囲気もゲーム然としたほうに偏っちゃいますし。

まあそれはともかく、あくまで個人的に、このFFXは
個人的にRPG中2番目に好きです。




お涙頂戴イベントを除けばね。

(この項・了)

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