SFCRPG四天王・3

アクセス23000記念

〜ドラマチック・DQ〜

ドラゴンクエストX

(1992年・エニックス)

容量・8M
購入価格・2580円
物語★★★★★★
容量★★★★★
内容★★★★★★
操作★★★★★★★
絵柄★★★★
音楽★★★★★
調整★★★★★★★
特殊★★★★★
総合★★★★★★
キャラ・
難易度・

こういうと語弊があるかも知れませんが、オーソドックスな型、すなわち和製RPGの中では
トップクラスの傑作といったところでしょうか。
アメリカではウルティマ、ウィザードリィ。日本ではDQ・FF。大幅に濃さが違いますね。
まあそれはさておき…。


シナリオ・ストーリー

親から子へ、その子から更に子へ、親子三代に渡って世界を救う冒険の旅。
その過程には、奴隷時代や結婚など、当時としては非常に興味深いイベントが
盛りだくさん。結婚の分岐は大してないが一応2回楽しめます。

このゲームが良いと思わせるところは、これだけうわべだけの感動に終わらない
(あくまでも俺の主観だよ)練りこまれたストーリーを展開しながらも、決して
ストーリーに偏らない、あくまでゲームであるということを際立たせている面です。
まあ、まだFFYも出ていない時代のゲームをこういう形で褒めるのも何ですが…。

少なくともこのゲームに関しては、他でやってるように
フォント文字かましまくるような真似はあんまりしたくないなあ。


システム・操作性

この時点では、女神転生シリーズでは魔物の成長がありませんでした。
ライトファンタジーでは一応成長するものの、あまり特徴を出せませんでした。
そこでこのDQXは、更に魔物の特徴を際立たせることでユーザーの心を掴みました。

どんどん合体させてレベルの高い仲魔を創り上げるのがメガテンの楽しみなら、
DQは魔物そのものを育てることが楽しみ…ですね。
このDQの新システムは、その後様々なRPGに参考にされ、
女神転生のそれと共に進化していくことになります。

一般的なシステムに目を移しても、やはり合理的な呪文と特殊能力がウリ。
カジノもスライムレースなど加わり進化。
加えて操作性の良好さはシリーズを通してDQならではですね。
効率的なメニュー、ウインドウ開閉、キーレスポンス(ボタンの反応)、全て特級。


グラフィック

まさにこれがドラクエだという「らしさ」。
ハデさ、緻密さはそれほどでもない。しかし地味という印象は感じない。
長い歴史(この時点でも)で多くのユーザーに親しまれていることもあるし、
また雑というわけでもないからでしょう(だから、あくまでも俺の主観だよ)。

あんまりこだわりすぎると、どこが道だか分からなくなっちゃうからね、
FFZみたいに。

ただ、見やすいことは見やすいけど、ペラペラ感もあるので、もうちょっと
質感が欲しかったかな。


音楽

すぎやまこういちのクラシックBGM。最近はオーケストラなど当たり前という感じに
なりましたが、曲として楽しませるに、この美しく、爽やかで、聴き心地が良いすぎやま節に
対抗できるのは、同タイプでは羽田健太郎氏くらいしか思い浮かびません
(まあ、次回のYでは不調に陥ってしまうのですが)。

このSFCの音源にして、植松氏や光田氏もそうですが、ノイズがほとんど目立たないという
のも素晴らしい。サウンドプログラマーの優秀さも光りますね。

このXでも船の曲は図抜けています。が、今回自分が最高だと思ったのは
ザコ敵の曲です。タンゴ調の特殊なバトルがイカします。
さすが、6回創りなおしただけのことはありますね。
ボス曲はいまいちですが…。

本人の方針からか、曲数を抑えているのが残念ですが、
無印象の曲が増えないだけマシかな。もっとも彼の力量なら、
1つの街に1曲、1つのダンジョンに1曲でも、そうクオリティは
落ちないと思いますが。


バランス・難易度

仲間モンスターも多く入るが、一度に戦闘できるのはU同様3人まで。
V、Wの4人時とほとんど敵の強さは変わっていないようですが、
しっかり戦えてしまうあたり、バランスは絶妙といえましょう。

まあHPがやたら高いゲームよりはバランスとりやすいってのはあるでしょうが。

それにしても、DQ、(FF)オンリーの方が他のRPGでけんいう気持ち、わかりますわ。

最初は1しかくらわんDQ。
ハナから瞬殺されるマイト&マジック

最後も緊張感を保ったまま戦えるDQ。
最後がムチャすぎバズー!魔法世界…。

オーソドックス型でバランスがとりやすいという意見もありますけど、
オーソドックスでバランスのとれないRPGの多いこと。
ヴィルガストとかデュアルオーブとかデュアルオーブ2とか…。


まとめ

さすが(和製)RPGの最高峰。ほとんどが高水準の出来栄えで、初心者からマニアまで
幅広く楽しめる。ライバル(?)のFFXには、
ストーリーは勝っているが、ゲームシステムや音楽の曲数では微妙に負けだと思う。

あれ?ストーリー型のFFにゲームで負けてるのは変じゃないか…
まあ、当時のFFはゲーム色強かったし、ジョブチェンジ頂点だったし。

また、これもあくまでも主観ですが、
最初のプレイでフローラと結婚した人は、非常に合理的で、
情に左右されない人だとお見受けします。

ちなみに俺はビアンカでした。
多分、実際こういうシチュエーションがあったとしても、
自分は同じ選択をするでしょう。

まあ、結婚と言う選択肢自体
これからあるのか大いに疑問ですが。


(この項・了)

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