バカゲーだよ!全員集合
File・1 ドラッケン
(1991年・ケムコ)
| 容量・8M |
| 購入価格・780円 |
| 物語★ |
| 容量★ |
| 内容★ |
| 操作× |
| 絵柄★ |
| 音楽★★★ |
| バラ★ |
| 特殊★★★★★★ |
| 総合★★ |
| キャラ・E |
| 難易度・A |
SFC最初のRPG。もとはフランス生まれ。珍しい「フラゲー」です。
このゲームを購入したのはおよそ10年前、高1の頃だったでしょうか。
近くの中古屋(今はつぶれてます)で箱、マニュアルなしでおいてました。
冠をかぶったいかついドラゴンの顔が絵のロム。
「イヤすぎる‥」俺は野望をあきらめようかと思ったがとりあえず冷めぬうちに購入。
家に帰って電源をON。異様な咆哮とも音とも分からぬ擬音が流れ、タイトル画面が登場。
パッケージの絵そのまんま。
ゲームスタートし、3Dフィールドのヘボいけどさわやかな画面が広がり、
キャラを動かせるようになったのですが、
「で、どうやって動かすんですか?」
とにかく操作がわかりにくい。まるでパソコンをそのままコンシューマに持ち込んだかのようだ。
「こりゃ操作から覚えんとあかんわ」
なにせそれまでFFYというぬるま湯に浸かっていたからな。
その日はセーブして、寝た。
で、次の日。
20本捕るまで上がれないアメリカンノックや、ケガ率が上がるだけの無駄な階段ダッシュなど、
部活を終えて帰ってくると、弟がやってました。
結局、オレが実際プレイしたのは半年も後だったのです。
| シナリオ・ストーリー |
「人間が滅びるとき新世界は誕生し、人間はほろぶ‥
神の忠告を聞かず人間はドラゴンを絶滅させてしまった。
神はドラゴン人間「ドラッケン」による新世界を創った。新世界ドラッケン島(正方形)は
空・水・大地・炎の地域に分けられた。それぞれの地域は2匹のドラッケンが支配していた(兄妹Or姉弟)」
このままでは人間の世界はドラッケンによって滅ぼされてしまう。
しかし神は人間に最後のチャンスを与えた!
ドラッケン島にある「8つの涙」を手に入れることが出来れば、滅ぼさないと約束したのだ‥
まずは手始めに向こうに見えるホドケン王子の城を訪ねるがいい。
さあ旅立て‥
人も人なら神も神だ。
ドラゴンにはチャンスを与えなかったんですか。
(この辺、中日監督落合氏を批判する文がありましたが、しょっぱなから優勝して
しまったために削除しました)
で、話しかけてるのは誰ですか?
まあいいや。4人でしか島にこれないってのは、納得。
軍隊とか来たらえらいことになるからね。
とりあえずドラッケン族の大地の王子、ホドケンに会えというので、城に入ったっス。
「クワァ!クワァ!」
ある部屋に入ると、突然、なにやら変な男が鳴きながらあらわれました。なんたる奇声。
マリオペイントで作ったような動きで
「まだ時間がはやいから食事の支度ができてないよ。」
‥誰が飯を食いに来たんだ。別の部屋へ。
「ウォウォクヮクヮ!」
また奇声か。
「ハック!ハック!ドラッケン!」
わけわかりません。あとどうでもいいから
そのマリオペイントやめてくれませんか。
どさくさに紛れて襲ってくる奴もいるし。
そんな異常な雰囲気のままホドケンのもとまで辿りつきます。
全身に豪華な鎧をまとったトカゲ男が登場。
なんたる成金趣味。つーか似合ってねーよ。
横浜のユニフォームを着た中村紀洋くらい似合ってない。
例によってマリオペイントアニメーションで、
妹ホドカに会いたがっている、あとこれを渡してくれと頼まれて彼女のもとに行くことに。
実はそのあとの話は覚えてないので省略。
とりあえず印象に残ったことだけ伝えておきます。
結局、このホドケンはブチ殺すことになり、ほかの7人の王子&姫も、片方が敵で片方が人間に
理解を示すというか、平和主義者。
敵 大地の王子ホドケン(兄) 水の王子アーケン(弟)
空の姫ナクトカ(姉) 炎と死の王子ハズルケン(兄)←ラスボス
味方 大地の姫ホドカ(妹) 水の姫アーカ(姉)
空の王子ナクトケン(弟) 炎の姫ハズルカ(妹)
なんでいちいち死がつくんだよハズルケン。
で、このうち最もキレてる水の王子アーケン。
「どうぞどうぞ!にんげんさん!ここでおはなしをされたい?」
「いいかげんにこうさんしろ!オレのゾンビのコレクションになりたいのか?」
「へっへっ!ズダズダにきりさいてやる!」
なんだこの男は。
神様、人間とドラゴンは共存してもいいですから、
こいつだけ抹殺させてください。
| システム・操作性 |
コンシューマ版に移植するんだったら、もっと遊びやすくしても良かったんじゃないかねえ。
アイコン、キャラを単独で動かしたり団体で移動するのがわかりにくい。慣れればなんとかなるが、
戦闘の時にも、結構このへんをミスる。
戦闘で触れておかなきゃならん点はもっと他にある。半アクションなのだが、
例によって敵、味方とも
マリオペイントアニメーションでぶつかりあうだけ。
(まあ、魔法もあるにはありますが)
その時の「カンカンカンカン!」で防御音、なんとかなりませんかね。
蛇やスライムで「カンカン!」はないやろ。
パンダの名前じゃないんだから。
さて、3Dフィールドは360度ぐるっと回転できるので実に開放的。
だが、障害物、前方からいけばぶつかるのに、
後ろ向きに歩くとすり抜けられるのはどういうことなんでしょう。
作りの甘さが露骨すぎます。
| グラフィック |
全体的に描きこみは甘く、ビジュアルシーンも汚くて分かりにくかったりするが、
古風な雰囲気はいい。
時間の流れによる夜明け、夕焼けなどが美しい。
マリオペイントさえ除けば。
ウィザードリィYのわけの分からんダンスを踊っている敵と同じくらいの笑衝撃があります。
さらに笑衝撃的なのが、主人公的存在のアーサー。
兜を脱がせるとモヒカン頭が出てきます。
このゲームは顔グラフィックはなく、全身の絵が貧相に画面に出るだけなのですが、
あれは間違いなくモヒカン。
しかし、主人公がモヒカンというRPG、ほかにあったでしょうか。
まあこんなこと、ドラッケン島が正方形である事実に較べれば、なんてことはないですが。
| 音楽 |
ノスタルジックな静寂さ(?)が持ち味。実際に聴いてもらわないことには分からない。
少なくともウルティマと同じで、洋ゲー独特の雰囲気が味わえる。
フィールドには大地、水、空(ただの雪原に見える)、炎(ただの砂漠に見える)
の世界があり、全て各ドラッケンの城、家々が設置され、BGMもそれぞれにしっかりと創られている。
音質はいまいちだが、それでも「古風なメロディ」の良さを感じることが出来るはずだ。
是非聴いて貰いたいのは、炎の世界の夜の曲と、ラストダンジョンのハズルケンの城。
曲数も25曲程度と意外に多い。マジでサントラあったら欲しい。(ないけど)
‥だけどなあ、敵の戦闘BGMは全部、絶叫とかもぞもぞ動く音なんだよなあ。
ボスのホドケンやナクトカら4人のBGMにしたって、
どこの国にもないような異様なリズム音だし。
(しかも一体一体微妙に音が違う)
つーか、これが奴らのテーマ曲だったらどうしよう。
突然光とともに登場する商人も気持ち悪い鼻歌歌うし。
| バランス・難易度 |
そんなものが存在するんでしょうか。
まあ、地域による強さはなんとか設定されているようだから、よしとしますか。
が、問題は突然夜にやってくる‥。
突然星座が震え、コウモリの化け物が空から降ってきました。
瞬殺されました。
夜だけではありません。
墓のような障害物があったので調べようとぶつかると、突如巨大な犬の頭が出現。
『オンオンオ〜ン』
瞬殺されました。
今度は炎の世界(見た目只の砂漠)。
突然、フィールドに巨大な影が。
モコモコモコ‥ヒュ〜〜〜ン。
巨大なドラッケンが登場。
瞬殺されました。
こいつらには関わってはいけません。速攻LR同時押しで逃げましょう。
ちなみに最後の奴はラスボスより強いです。
で、そのラスボス(ハズルケン)なんですが、どっかの教会で「影の巨人と死の巨人を召喚する」
とか言ってましたが、まさかさっきのドラッケンがそれか。
しかしフィールドで突然出るのはひどいですよ。
オメガやダークドレアムをそこらにバラ撒いてるのと同じですから。
ちなみにハズルケンはバカ力で殴ってくるだけですけどね。
| まとめ |
360度スクロールフィールドあり、異質なBGMあり、変態キャラあり、ヘボな設定あり、
マリオペイントありと、魅力の尽きないバカ(クソ)ゲーではありますが、
敵でバカ笑いでもしたいならどうぞ。
但し、責任は一切負いませんが。
(この項・了)