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〜ダイッ!〜
幕末降臨伝ONI
(1996年・バンプレスト(開発パンドラボックス))
| 容量・?M |
| 購入価格・1980円 |
| 物語★★★ |
| 容量★★★ |
| 内容★★★★ |
| 操作★★★★ |
| 絵柄★★★★ |
| 音楽★★★★★ |
| 調整★★★★ |
| 特殊★★★ |
| 総合★★★ |
| キャラ・B |
| 難易度・C |
ダイッ!
もう、このRPGクリアしたら、このセリフが頭の中でいっぱいになること間違いなし。
別にちょっと前までロッテに所属してた選手のことじゃないですよ。
またパンドラボックスですが今度はそんなに死にません。
死ぬけど。
なんか、1人はパーティーキャラ殺さないと気がすまないのかなあ、
パンドラボックスさんは(死なないほうが多いんですけどね)。
「鬼神」の続編。今度は幕末時代の史実に、オリジナルアレンジを加えたストーリー。
| シナリオ・ストーリー |
主人公は「影の新撰組」となり、日本中で暴走している「霊穴」を封じるため、
各地を転々とする。それだけ。
似たようなシナリオ続きで、また完全なお使いタイプのイベントのため、
中盤までは単調に感じられてしまうのだ。
とはいえ、将軍家との確執や、前作の主人公らを出して
話を結びつけたりなどの前作以上に濃い人間模様を見せたり、
アメリカをも舞台にした世界観の拡張で変化はついている。
しかし、終盤は「あれ?」って感じで早々に終了。尻すぼみ。
中盤まで単調と言っておきながら尻すぼみとは変に聞こえるだろうが、
海洋に出る前後の辺りは更なる大冒険、大波乱の予感を感じさせる流れだったのである。
それなのに、アメリカでのイベントは矮小で、日本に帰ったら
あれよあれよというまにゲームセットだ。
特に、大敵である三博士が実につまらない。終盤で初登場、
常に三人一緒に行動し、いつも出てはなにか言ったりやったりして消えるが、
妙にあっさりしており、またあっさりした最期を遂げる。
他のRPGで1回きりしか登場しない大敵以上に魅力を感じない。
まあエンディングは良かったが、ある程度予想できる展開だし、
エンディングだけで評価するわけにもいかんだろう。
ラスボスもバレバレ。
ダイッ!
| システム・操作性 |
サブイベントに味方につけた神を召喚する「神降」。
変身して攻撃能力のみ高める(術は使えない)「転身」。
それとNPCのお助けシステムは健在。
これに軍船同士で闘う海上戦闘や、天下五剣の成長などの新要素を採り入れて、
よりバラエティに富んだ内容になっている。
しかしインパクトはやはり薄い。
洗練度は増しているが、
成長する天下五剣のせいで他の武器が役に立たない。それはまだいいにしても
相変わらずお助けキャラが使えない。
10戦闘に1回出てくればいい方で、しかも
出てきても効果的でないことが多い。
つまるところコレクター要素的な役目しか果たしていない。
また、なぜか脱出術、道具がなく、
ダンジョンを歩いて帰らなければならないところには辟易とする。
少なくとも日本人用、じゃなかったストーリー重視なのだから、
こんなところでストレスを感じさせんでもよかろうに。
エンカウントも高めで、1人ずつしか逃走できないのも厳しい。
| グラフィック |
まるでゲームボーイカラーのようだった前作に比べれば
格段に美しくなっている。
しかし、相変わらず敵キャラが迫力不足。
また、顔グラフィックが不揃いでなくなったのはいいが、
イラストとまるっきり別人なのはやめてくれ。
| 音楽 |
前作も和風+西洋ビートのノリ自体は実に良かったのだが、音質が悪かった。
今回も「ゲーム」っぽくはあるが、前作の音質よりは格段に良く、ノリの良さが伝わってくる。
戦闘全曲、ザコ、ボス、三博士バトル、ラストバトル、
全て傑作。
フィールドも3曲あり、実にさわやか。
サントラねーのがマジ残念!
ただ、その他の村やダンジョンが多彩さに欠け、単調なのが残念。
| バランス・難易度 |
前作の999の乱発がなくなり(ダメージ自体が1000超えるしな)、
変な違和感を覚えることはなくなった。
霊力を使う転身や剣術は法力に比べ威力の割に消費がデカいが、
歩くだけで回復させることでバランスをとっている。
ゲーム自体の難度は普通。
前作と比べ、神が非常に見つかりにくく、普通にプレイしていては
まず全部見つけることは不可能。
それはいいのだが、他のイベントでは効果的に活かされとらんし、
つまるところなくてもいい。所詮おまけに過ぎないのか?
| まとめ |
このシリーズでのSFCでの結論としては、
同じくGBの人気にのぼせて出てきたアレサとさして変わらない。
この幕末編では多少プレイはしやすくなっているが、内容自体は
実に軽く、定価で購入した人は、値段ほどの満足は得られなかったろう。
現在の中古価格ならそこそこ満足というとこだろう。
まあ、普通のRPG。神降や転身、和風の世界観でオリジナリティを
出そうとしたが、冒険の面白さ、話の説得力、ともに惜しい出来だった。
今回に限ってはラスボスがウケただけだったし…。
個人的にはPSで平成編を出して欲しかったが、出てきたのは
また和風。しかも音楽が西澤さんでなくなってる…
もう、いいや…
ダイッ!
(この項・了)
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