パワプロ1〜5

パワプロこと実況パワフルプロ野球ですが、登場時から大きな話題を呼んでいました。
当時は実況がクローズアップされてましたが(今はどうでもよくなったが)、ファミスタらと違いマウンドとホームが
真正面になり、変化球の全方向投球が可能になるなど、キャラはコミカルですが実際に近い動きなど、ゲーム性の
高さも評価されていました。しかし当時は、看板の選手を育成する「サクセスモード」はなく、別にウリの1つである
ノリのいい音楽も、SFC時代の3までは実にしょぼいもので、当時全盛のコナミサウンドでは、むしろ最低にランク
されるほどじゃないか?と思うほど。いまでは逆になりましたが…。

自分が初めて遊んだのはサクセスモードができた「3」で、ファミスタとの決別を果たした時でありました。
(このときのスーパーファミスタ5は、打者の対角線から投手がボールを投げ、ちょいと変化させてやれば
簡単に27奪三振、完全試合ができるひどいバランスでした。音楽はメイン画面など良かったのですが…)
しかしサクセスモードはプロ野球の2軍編で、1軍に上がった時点でクリアというちょっと物足りない、
狭い、暗い内容。またケガ率が表示されておらず疲れの度合いが分からず、素振りをしただけでアキレス腱
を断裂するなど、大変悩まされました。そもそも休憩コマンドだってなかったんです。(いや、8までないん
だけど)この時は開始時から彼女がいることがあるのが特徴でしたね。
ちなみに、サクセスのメインキャラとしての地位を確立した中でもっとも早く、この3で阿畑やすし(変化球に命をかける
ナックルボーラー。そよ風高校→近代学院大→一番星自動車→中日→極亜久やんきーズ→速攻引退してタコヤキ屋。サクセスの
メインキャラで最も地味なルックスだが結婚は一番早い)が登場しています。といっても名前が出てくるだけですが…

その後の「4」ではプラットホームがN64にうつり、サウンドが大幅にUP。メイン画面の曲もサクセスの曲も
音響が派手な上に綺麗になりました。しかし、サクセスの曲は今と違い楽天的ではなくちょっとロマンチック風。自分は
知らないのですが、ひょっとして「ときめきメモリアル」もこんな感じなのかなあ。しかしグラフィックはかなりアラが目立つ感じでした。
この作品からメインキャラである、主人公の親友、矢部明雄の原型(俊足の外野手。メガネ君。典型的なオタク)、
常に主人公のライバルとして登場する猪狩守(5からは投手だが野手能力も高い天才。あかつき大附属高校→あかつ
き大学→猪狩コンツェルン→巨人→猪狩カイザース)が登場。しかし4では猪狩はどの球団、どのポジションを選んでも
主人公のライバルとしてポジションを争う存在。うざったいとこの上ない。また、矢部を原型と書いているのは、
名前がまだつけられていない上、語尾がおなじみの「〜やんす」ではないから。今プレイしてみると
恐ろしく違和感を感じるはずです。ていうか笑えます。

現在のサクセスモードの雰囲気を確立させたのは、5でしょう。
一般モ−ドには変化はないですが、サクセスの音楽、キャラクターやゲーム性に楽天感、ギャグ要素が
加わって、前回までの暗い雰囲気が一掃されました。この5で高校編になったのも、大きな変化でしょう。
ただ、5では弱小、普通、強豪高校と選べるだけで、まだ難易度が違うだけで、チームごとに大きな個性を持たせては
いませんでした。彼女候補のキャラクターもこの時期は、非常に彼女にすることが難しかったと思います。
しかしその中の1人に、明らかに「エヴァンゲリオン」の綾波レイそっくり(性格はちょっと違うが)のキャラ
がいて、いいのかなあと思ったりも。
また、現在と違って試合が育成に大きく影響しており、そのせいもあってか地方の決勝や全国大会では敵の能力が
異常に高かったり、ミット移動が見えないこともあって、勝ち進むのが困難でした。この5のアンドロメダ高校は
はっきりいって変態チームだったと思います。
まあ、この時期は、自分はサクセスよりペナントを重視していたので、あまり覚えていませんが…

パワプロ6、2000

前回のパワプロの話ですが、「休む」コマンドは7あたりからちゃんとあった…

パワプロ6はベイスターズが優勝した年の翌年に発売された作品で、個人的にも思い出深い作品です。
またサクセスモードは大学編になり、6つのチームから選べるようになりました。
アルバイトという新コマンドも加わりました(以降11まで出ませんが)
大学ごとに育成しやすいタイプの選手もルールも全部違い、音楽もも各大学ごとのテーマ(メイン曲とキャンプ時の
2曲)になり、試合の曲も前回の一昔前のスポ根タイプからアップテンポのノリの良いものに。
今までの作品でもっとも最初のインパクトが強かったです。
ちなみに、チームごとの特徴はおおまかに普通、零細(貧乏)、強豪、特殊、試合重視、といった感じに
分かれていて、以降もこの特徴がいかされます。

パワフル大学(普通)
以降、この「パワフル」の名を冠したチームが全てサクセスで最初にプレイするチームになります。
至って普通で、これといった特徴がなく、以降のシリーズでは結構使われることが多い普通チームですが、
この6版パワフル大学は1回プレイしたら誰も2度と使わなくなる、といったことが多かったようです。
メインテーマは前奏が個人的に好きです。

熱血大学(零細・貧乏)
パワフル大学をクリアすると登場する大学。
他の運動部は軒並みレベルが高いのに、野球部だけは部員不足で廃部寸前。
他の部から部員を勧誘して強化していかなければならない上、ある時点までに1勝をあげないと
教頭によって廃部に追い込まれ、更に主人公の資金が低いと、クリア自体が大変な大学。
勝という一瞬しか登場しないキャラクターには唖然。野手育成に向いているが…。なお、メインテーマはRPGの
田舎町などをポップにしたような感じで、今までのパワプロの曲でもかなり好きな部類に入ります。

官僚大学(学業)
熱血大学をクリアすると登場する大学。
ここは一流大学で、学業もこなさなければならない。投手育成に向いている。
マネージャーが唯一男だが、彼や主将の大倉から多くの特殊能力をゲットできる。
そういえば、「11」にも勉学優先(?)の大学があるが、卒論のイベントはこっちしかないな。
音楽は普通の大学といった感じで、一番面白みがない。ただキャンプ時の曲は唯一まったり系。

仏契大学(特殊)
官僚大学をクリアすると現れる大学。今までで一番好きな大学。
「魁!男塾」のパロディ。メインテーマも強烈。
監督は大豪院邪鬼が元ネタの大豪月(彼の機嫌を損ねすぎると退部させられる)。
いきなり「本日全ての授業を中止し…」とくるし、筋力練習は
剣山腕立て伏せ、リフレッシュも油風呂。
評価画面は三号生のあのたまり場。ジャンプコミックス6巻を参照のこと。
まあ、何から何まで男塾ではないが…大豪月に命令され、各チームの邪魔をしたりするのは男塾にはないしな。
彼女候補のマネージャーは今は絶滅したヤンキー女(ロクなイベントがない)だが、これは「激!極虎一家」の
女が元か…まあ、ヒゲが生えてないので違うか。
ちなみに、筋力ポイントが入りやすく、パワーヒッターの育成に向いている。

あかつき大学(強豪)
仏契大学をクリアすると現れる。主人公の永遠のライバル、猪狩守と弟の進がいる。
もっとも強力な選手を作りやすいが、難易度も非常に高い。
三軍制を敷いており、昇格試験に合格することでランクを上げられる。二軍や三軍は練習レベルが
低い上、スカウトの目にも止まらないのでとにかく一軍にい続けることが必要だが、これが大変。
11の帝王大学の試験の万倍難しい(てか帝王はラク)。またその帝王大学と比べると、雰囲気が
シリアス。BGMがシリアス(今までのサクセスチームの中で最も好きな曲です)なせいもあるが…。

するめ大学(試合のみ)
最後に登場する大学。主人公はサダメナインの1人として予選〜全国の長丁場を戦い抜く。
負ければ即ゲームオーバー。大変シビアなチームだ。BGMは哀愁漂うスポ根系。
他の大学でプレーしていると、最後の大会の予選リーグに登場。異常に強い。

なお、全国大会でもナックルボーラー阿畑率いる近代学院大、金村6兄弟が主審の目を盗み
走者、打者を入れ替えるむつご大学などの個性豊かな対戦相手が登場。
なお11に帝王大学の過去のストーリーに出てくる悲劇の男山口は、5、9の帝王実業、この6の帝王大学のエース。
150km/h級の速球にフォークを操る。なお11では彼の目は光っているがここでは普通の鋭い目である。
また、最後の大会で帝王に勝つと、社会人最強チーム「黒獅子重工」に挑戦できる。
選手が「社長」「部長」「課長」って…しかも滅茶苦茶強いし。



「パワプロ2000」はサクセスのない2001を除く、N64最後の作品。PS2で出る「7」の間になっていますが、
サクセスは唯一の社会人編で存在感抜群。ペナントも大幅にパワーアップし、選手の能力もC(10)からD(8)に
平均値がかわり、より選手の能力にも奥行きが出されました。ちなみに、サクセス時の初期設定の曲は
この作品が一番気持ちよくて好きです。寝起きに聴くと効果的です。サントラではPS版の音ですが、
N64版の音の方が数倍いい…って何を言ってるんだ。
なお、俺はこの作品から本格的にサクセスにのめりこみました。

今回のサクセスは社会人編なので仕事をしなければなりません。
また、1週間に下がる彼女の評価が全シリーズで最も高く、そのへんのシビアさも突きつけられます(笑)。
まあクリスマスでは主人公の体力が激減し、弾道が上がるイベントもありますが…いいのかよ(汗)。

パワフル物産(普通)
今回のサクセスでは各企業ごとに仕事の仕方が違ってきますが、ここでは与えられた仕事を期限内に
こなし(要はノルマ)、成績によって評価がアップします。キャプテンになるためには必要な要素になっています。
また、女子社員(彼女候補にもなる)にマネージャーになってもらうために行動しないと、自分が
マネージャーをやる羽目に…って、これどこもだったっけか。
それにしても、
入社1年やそこらで部長になれるというのは一体どういうことかと。
新製品も「夢ビデオ」「自動完売機」「自動客よせドア」…主人公は天才ですか?
BGMはすごくご機嫌な感じ。なお全日本キャンプ時のみ曲が変わるが、これは全企業共通。

たんぽぽ製作所(零細)
貧乏会社で、場合によっては会社がつぶれてしまうことも…
しかも総資産は増額よりも逓減するほうが多い…現実はシビアだ。
せっかくためた資産も現シダックス監督野村克也夫人が元ネタの社長夫人に使い込まれるし…。
たまにサブポジションを取得できるのはありがたいが…。

猪狩コンツェルン(強豪)
他の企業と違い、仕事はしないが、あかつき大学同様昇格試験がシビア。
特に投手は、全サクセスチームでも最高の難易度で、自分もやっとの思いで1人作ったあと、
以降このチームで投手を作るのをやめたほど。

どすこい酒造(特殊)
最後に登場する企業。まるで相撲部屋のごとき雰囲気、主人公と親友の矢部以外は全員太っている。
他では痩せている嶋田主将ほか、矢部も途中から太りはじめる。しかも2段階目はかなり救いようの
ない状態になっていて恐ろしいほどである。仕事中に先輩達に邪魔されたりするなどしてして「ストレス」
がたまり、最高になると、ランダムで何かが欲しくなる状態に、「もやし」なら100円で済むが、なにも手に
入らない。「スポーツカー」だと法外な価格なので殆ど手を出せず、更に精神的にヤバい状況に追い込まれる。
また、ここでのみ登場する彼女候補社長の娘玉緒は、社員同様太っているが、彼女にして遊園地で体重
オーバーのイベントを経験したあとスポーツジムにいくと、ダイエットして一瞬にしてやせてしまう。
これでクリスマスプレゼントも協力になるし、もう一度遊園地で乗り物に乗ると「連打○」も取得できるし。
実にありがたい。エンディングも、他の3人に比べるとハッピーな感じだ。
ちなみに社員らは「太ってた時の玉緒さんが良かったダスー…」とのこと。

大会では毒露生命や一番星自動車、NPPジャパンなど、名前だけで特性の分かりそうなチーム
が多く登場し、決勝は黒獅子重工。全日本メンバーに選ばれると、更にキューバとも対戦する。
今までの作品でもインパクトの強い「ラスボス」だ。

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