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〜増殖はまずいだろ。〜
アルバートオデッセイ2
(1994年・サンソフト)
| 容量・16M |
| 購入価格・1480円 |
| 物語★★★★ |
| 容量★★★ |
| 内容★★★★ |
| 操作★★★★ |
| 絵柄★★★★★★ |
| 音楽★★★★★ |
| 調整★★ |
| 特殊★★★ |
| 総合★★★★ |
| キャラ・D |
| 難易度・B |
フィールドやダンジョンをフェイズ式で進んでいく。シミュレーション・RPG。
って、ここはRPGの紹介だろ?いいのか?RPGがついてるからいいのか?
まあいいや。
発売日は12月22日。誰か、Xマスプレゼントにもらった人いませんかね?
| シナリオ・ストーリー |
前作の衝撃的なエンディングから1年。
「あの続きはどうなったんだろう」
前作のあまりに不条理なエンディングを目の当たりにした当時のユーザー達は、
おそらく発売日にゲームショップに殺到したに違いありません。
まあ、それ以前に、
去年の時点でサンソフトに殺到した奴等もいたでしょう。
実際のところはどうだか知りませんが。
ピロリロリーン、「サンソフト」
この社名ロゴ、飛ばせることは飛ばせるんですが、
この女性声が出るまで飛ばせないんです。
そんなこの声に自信あったのか。前作もだったかなあ。
ロゴをとばさないでいるとプロローグが。
っていうか、前作の見たくないエンディングが登場。
あまりにもやるせないので書けません。
さて、ストーリーなんですが、あんまり覚えてないんですなあ。
勿論ストーリーがよいのは認めますが、俺のプレースタイル自体が
「ストーリーどうでもいいや」タイプなんで。
前作より10年後。
ルクレナン王国という国が他国を侵略、確かその過程で
魔神の復活の話が出てきたんだっけか、そのために何かを集めるんだったと思います。
とりあえず最初のイベントでルクレナン王女のユナ(16〜18?)を助けたあと、
そのルクレナンが前作にも登場したゴート王国に宣戦布告。
そのあとチベリスへ。
前作で圧倒的な感動を呼んだあの曲を期待していたのですが、寂れた街の曲でした…。
まあここの出身の、未来しかないはずの少年が前作で亡くなっていますので、
前の平和でさわやかで美しい曲のイメージがなくなっても当然ですかね。
で、前作の主人公アルバート(26)を訪ねに来たのですが…。
やべえ、このゲームの主人公を説明してない。
いや、それくらい存在感がない奴だと、わざとらしく間違えたわけじゃないですよ。
実際ないんですけどね。
主人公の名はディーン(17)。前作のボスキャラ、ライアモスの息子です。
つまりアルバートは仇にあたるはずなのですが、前作でもライアモスは結構いい奴だったし、
ディーンもある程度は戦いの経緯を理解出来ているようです。
覚えてないのは俺だけだ。
しかし、アルバートはいません。奴のおかんがいるだけです。
しかし、英雄をバカ息子扱いとは、やっぱ母は強し。
そのあと騎士ワイズマン(?)、僧侶モールス(17)、魔術士クレシャ(18)といった面々と旅を続けることになります。
すると、中盤でいきなり前作のラスボス、邪神グローバスに出くわしました。
(その前に前作のヒロイン、ソフィア(24)に乗り移って一騒動あったのですが)
でもムチャクチャ弱いんだわ、コイツ。しかも格好は悲しいほど貧相。
さらに話が進むと、前作に登場したアルバートやソフィア、盗賊ダッシュ(36)が加わり、果てはユナ王女と、
8人もの大所帯になります。
しかし8人並んで街を歩くのは、このゲームくらいなものでしょう。
邪魔だよ、お前ら。
このゲームではセリフがあまり多くない、というか、みな一言二言くらいしか言わないので、
キャラの個性が、一応あるのですが、強く感じられません。
敵キャラも、意味ありげに出てきた割に意外にあっさり消えてしまったり…。
世界観の構成も、大雑把ですね。
| システム・操作性 |
前作、ラスボス以外はサルでもクリアできる(嘘)ほどヌルい出来だったので、
サンソフトは反省し、HPや攻撃力の数値の氾濫を抑え、
精神(MPにあたる)を設定し、さらに1ターンに行える行動を1回にし、バランスを整えました。
これで前作がいかにラクだったかわかっていただけたと思いますが、
前作のレビューもあるので参考にして下さい。
ところが今回は逆に、
前作のラスボス以上に理不尽な点が多々あります。まあ、これはのちほど。
操作性についてですが、まず、
キャラが動くときにいちいち画面までグルグル回すのはやめました。これは正解。
ただ気になったのは、やたら敵の数が多くなったときの処理落ち。
はっきりいって敵フェイズの間、うざったくなって本を読んでしまえるほどです。
元々のスピードも遅いし。
あと、前作もそうだったのですが、1マスをSDガンダムのような六角形にしたのはいいですが、
どうもユニットが動かしづらいんですよね、これだと。
| グラフィック |
前作とあまり変わらないっていう人多いですが、けっこう変わってますよ。
思いっきり見にくくなってます。
今回の場合、特に街が、質感を意識しすぎて却って見にくくなってるんです。
FF7とかサガフロよりはマシですが…。
ファー○ンドストーリーにパクられる運命にある戦闘シーンでは、キャラのコミカルな動きがいいです。
| 音楽 |
前作同様の気持ちよく、さわやかで心温まる曲です。
街の中だけですけど。
どんな曲調で進んでも、サビだけは絶対にさわやかになる小高マジック、
今回も必聴です。
「フロントミッション1」のような楽しさがフィールドにはないんだよなあ。まあマシなほうですが…
問題はダンジョン。
ラストバトルステージを除いて、曲が1曲しかないです。
しかも前作と同じのより地味な曲。敵フェイズも前作の焼き直し。
まあ、仕方ないか。
| バランス・難易度 |
気持ちは分かります。
っていうか僕らも嬉しいです。緊張感をありがとう。
でも敵の配置と量、ちょっと卑怯くさくないですか。
マップにただ単に敵がウジャウジャいるだけ。
戦術皆無。
中盤あたりから顕著になってきます。とにかく危険状態にすぐなるので、
DEADが付くのが嫌な俺は何ターンもかけてフィールドを逃げ、
その途中の洞窟も抜け、さらに先の町まで戻ってましたよ。
つーか、前作にあったはずの瞬間移動はどうした。それまでなくすなよ。
さらに、敵のセージの汚さはサッカーの中東審判以上。
「蘇生」を使ってユニットを復活させますが、
奴等は倒した人数以上の敵を復活させてきます。
それは「生産」じゃないですか?
「SDガンダムGX」かなんかと間違えてませんか?
しかも人間だよそれ。
さらに、敵のサモナーは敵を一度に最大6体召喚し、
マップはもはやパンク状態。
戦略も何もあったもんじゃありません。
しかしそんなときに役立つのが魔術士クレシャ。
彼女のマヒ弾だけが頼りです。
周囲のかなりの範囲の敵にダメージを与える上、麻痺させます。
追い詰められた時には彼女を敵の真ん中に放り込みます。
つーかフィールドに入った時点で追い詰められてることが多いですが。
まさに「戦術=クレシャ」
アルバートオデッセイのロナウドだ!
もちろん、敵のターン、マヒの効かない敵がいたり失敗したときは必ず瞬殺されます。
ごめんなクレちゃん。
ところで、この特殊攻撃でも主人公ディーンの存在感の無さが輝きを放ちます。
僧侶モールス「回復」「治癒」「退魔弾」
魔術師ソフィア「雷撃」「火炎弾」
勇者アルバート「火鳥」「青獅子」
ディーン「乱れ斬り」「気合斬り」
お前もう主人公アルバートに替われ。
まあ「殴る」「蹴る」しかない真・聖刻よりはマシですけど、
問題なのは彼がやられた場合は全滅を待つことなく街まで戻されDEADが付いてしまうというのに、
守備力は8人中ケツから数えたほうが早いかも知れない低さ。
正直、クリアするまでビクビクしながらこいつ動かしてました。
やっぱり主人公2もアルバートでよかったよ。
実際ストーリーだってこいつアルバートのダシに使われてるもん。
| まとめ |
…で、終盤。
将軍ルフトも葬り、あとは魔神を復活させようと目論むレディシュ卿とライラックのみ。
タイトルは「邪神の胎動」じゃなかったっけ。
グローバスは前作の残りカスだからタイトルとは違うだろうし。
レディシュが実は○○だったのは別にいいとして、
最高にダサいラスボスを倒したあと、ラスボスはまだ死なず、大ピンチ!
と、その時ユナ王女。
「魔神を完全に封印するには私の(以下略)」
結局そーゆーオチかい。どうあってもEDで20歳以下を殺したいみたいね、このシリーズは。
ま、このあとさらにオチがあるんですけども。
(この項・了)
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で、エンディングをちょっとバラしてしまいますが、アルバートとソフィア。
ある街でこいつら、ひっそりとイチャついております。どうやら安住の地を見つけたようです。
どうやら前作で非業の最期を遂げたノイマンのことは完全に忘れちまったようです。
なんて薄情な奴等だ!
それにしてもノイマンは何だったのでしょう。
前方不注意で突然のクラッシュ死…
イラストレーターがヤツの絵を持ってきて、結局採用されるが、
シナリオライターはロン毛僧侶が気に入らなかった。
そしてエンディングで、奴を処分することを決めた…わけねえかなあ。