第51話「冬のソナタを見るのだ 17、18」


 第17話

 随分とご無沙汰しておりましたね。冬のソナタの感想文が帰ってきましたよ。

そろそろ物語の核心に入ってきているので、ネタバレを含まずに感想文を書くのが難しくなっています。何か大事な部分に触れてしまう可能性があるので、現在NHKで放送している方を毎回楽しみにしている方は注意して読んでください。バレてしまっても当方では責任を負えません。って、以前も同じ様な事書きましたけどね。

 

さて、ユジンとチュンサンがいよいよ幸せへと向かっております。物語前半に出てくる、2人が雪を掛け合うシーンは、なんだか途中から悪意が含まれている気がしなくも無かったですが、2人は幸せそうです。しかし、やっぱり僕にはユジンが美人には見えなくて、このシーンを見ている間はイライラしたものです。

サンヒョクもすっかりふっ切れたみたいですね。いやー、サンヒョクとチュンサンが並んで仲良くしている様子は画になるなぁ。2人で1杯やりに行くだなんて、今までではとても考えられませんでした。でもあの場面って、まだ真昼間だよなぁ。理事は相変わらず働かないぞ。キム次長やチョアンさんに「あの2人は分別があるからどこかに消えちゃたりしませんよ」と言われていたけど、ユジンもミニョンさんも今までさんざん職場から消えてるじゃないですか。嫌味なのかな。

 

 チュンサンの記憶に関する場面で、まるで初めてノンリニア編集機に触って、エフェクトがあまりにも簡単にかけられるものだから嬉しくて意味も無くエフェクトをかけまくった様に見えるシーンがあります。これはまったく上手くないぞ。

 

 第18話

 この物語の主人公は一体誰なのでしょうか?以前も書いたと思いますが、僕はユジンが主人公だと思っています。そんなユジン、念願叶ってやっと好きな人と幸せに過ごせているのですが、相手のチュンサンは内に秘める物を持っています。今回、物語の大半を占める海辺で幸せに過ごすシーンは、実はとても悲しいシーンなのです。しかし、僕にはあの2人にはどうしても感情移入が出来ないのです。このドラマ全体で見てもクライマックスにあたるであろうこの場面、今までで最も視聴者の涙を誘える場面のはずです。しかし僕はここに来て完全にドラマに置いて行かれてしまいました。一体何故なんだろう。まるでサンヒョクの事を忘れたかの様にチュンサンと幸せに過ごすユジンが許せないからなのかな・・・

 しかし今回、更に涙を誘える演出がなされている場面がごっそりカットされているではないか。

 

 残り2話。物語は大事な局面を迎えてしまいましたが、僕はなんだか白けているのでした。

 

[完]


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