第43話「冬のソナタを見るのだ 15、16」


第15話

この回を見た直後に、レンタルで借りてきた大ヒット韓国映画『猟奇的な彼女』を観たものだから、陽気さの落差にノックアウトって感じ。テンションについていけませんな。

 ま、それでも負けずに感想文を書くわけです。

このドラマ、ユジンを巡ってある時はチュンサンが幸せになり、サンヒョクが幸せになり、ミニョンさんが幸せになり、サンヒョクが幸せになり、チュンサンが幸せになっています。チュンサン、ミニョンさんが幸せになっている最中は、サンヒョクは不幸のどん底。ユジンは幸せな相手が切り替わるタイミングで辛い思いをする程度なのですが、頻繁に不幸にさせられるサンヒョクやミニョンさんは本当に気の毒ですね。これからどうなるんだろう。

 前回の感想分でも書きましたが、日本放映版は、放送枠が70分の韓国版と比べると本編が10分間はカットされてしまっています。今回そのカットシーンが大きく影響しましたね。サンヒョクが悲しむ場面の回想シーンや、ユジンとチュンサンの思い出の場所を巡る時の回想シーンは、どれも見た事のない場面ばかり。おそらく以前にカットされた場面を流しているのだと思われますが、これじゃぁ視聴者側は何も感慨深くないですよ。登場人物ばかり思い出に合わせてしみじみとしてても、こちらは白けるばかりです。

今回は制作者側ではなく、NHKに対する突っ込みでした。頼むよ。って、また感想文ではないなぁ。え〜とですね、息子が車に轢かれた時に着ていた服って保存しておくものなんでしょうかねぇ。普通、血まみれのズタズタになっていると思うんだけどなぁ。

 

第16話

年寄りの活躍が目立ち始めましたね。そもそも思い返せば、ドラマ開始直後の第1話や2話の頃、チュンサンは何らかの目的があってとある年寄りに接近していましたからねぇ。いつかこの年寄り達へスポットライトが当たってしかるべきだったのですよね。今まで何度も書いてきた気もしますが、やっと、やっと本編が始まるって感じなのかな?実はミニョンさん、サンヒョク、ユジンの三角関係など、この長いドラマの中では序章に過ぎなかった・・・そんな感じの展開です。

ところで、チュンサンがコーヒーを入れると言って台所に行ったのだけど、実際カップに注いでいた液体は紅茶並の色でしかなかったなぁ。あれはデガラシなコーヒーなのかな?もしかしたらチュンサンは物凄く家事が苦手なのかも。食料品売り場でも、食えんだろうってツッコミが入るぐらい買い込んでいたし。しかも、緑色の食材をあれだけ沢山買い込んでいたのに、調理後、テーブルの上にはそれらしい料理が一切無かったし・・・

全20話のこのドラマも今回を入れて残すところあと5話。当サイトの日記のコーナーに感想文が書かれるのは、今回を除けばあと2回となってきました。現在再々放送しているNHKでは、第19話の放送を、オリンピック中継終了後の深夜2時頃を計画しているそうですな。冬ソナ人気、恐るべし。

 

 

[完]


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