第34話「冬のソナタを見るのだ 11、12」


 第11話

 話題の韓国ホラー映画『4人の食卓』の序盤には、本物が映りこんでいると言う噂ですね。

実は今回の冬ソナの序盤でも・・・ほら、ミニョンさんが別荘に入った後のシーンで、ほら、出たー!あれ?分かりませんでした?ミニョンさんが別荘に入るとユジンがいた。おや?と、カメラが一瞬ミニョンさんを映した後、先程ユジンがいた場所へとカメラが戻るとユジンがいなくなっている。はい、この場面です。窓ガラスに誰か動く影がー!

 

 さて、スタッフのミスは置いといて。

今回はここ数回と比べると平穏に事が進んでいきます。日本版ではカットされたのか、それとも元々そうだったのか、ユジンとサンヒョクが良い感じになってきましたね。サンヒョクも嬉しそうだ。彼のほうがペ・ヨンジュンより笑顔が素敵かも知れないぞ。

 後半、ユジンとミニョンさんが2人きりで会うシーンがあるのだけど、この会話の後にユジンがサンヒョクに「彼と縁を切って来ました」ときっぱり言えば、それで最終回が出来てしまった気がします。ユジンが何かとはっきり物事を言わないので、皆苦しむのだなぁ。まぁ、もっとも、ここで終わったらミニョンさんとチュンサンの関係や、チュンサンがサンヒョクのお父さんに近付いた理由なんかが不明のままの最終話になってしまいますがね。

 

 しかし、厚化粧のおばさんが目覚めるシーンは怖かったなぁ。

 

 第12話

 どうやら、ミニョンさんとユジン、サンヒョクの三角関係に主眼をストーリー展開は一旦(なのか?)終わったようですね。

これからは、チュンサンとミニョンさんの関係をメインにやっていくのではないでしょうか。と言うか、感想文をやっていくにあたって、まだ全くドラマを見ていない人にはネタバレになってしまう内容を含まずにやっていくのはちょっと難しいかも知れないです。その辺り、御容赦くださいね。まぁ、そもそもだいたいは突っ込みメインでやっていますけどね。

 

 ところで、ユジンが「湖」と言っている、チュンサンとユジンの高校時代の思い出の場所って有りますよね。

あの、特に何も無い場所。あそこって、実は湖の人工の島の上だそうです。『冬のソナタ』は韓国では本来70分番組で、日本ではいくらかシーンがカットされています。そして、韓国版では湖の島へ船で渡るシーンがちゃんと含まれているので、あそこが島であると分かるのですが、日本版では絶対に分かりません。湖のほとり、ぐらいにしか見えませんよね。

今回はユジン、ミニョンさん、サンヒョクと、ほとんど間を空けずに立て続けに3人が島に上陸します。と、言う事は、島に渡る船がかなりの頻度で出港していると言う事になるのですが、いつも誰もいないあの島に行く船が一体何故そんなにも便を出しているのかが不思議でありませんな。まさか3人とも同じ船に乗っていたとは思えませんし。

 

 しかし、本当に皆仕事をしないんだなぁ。特にマルシアンの理事であるミニョンさんは、職場まで行って仕事を放棄。どうなっているんだ。キム次長よ、どうにかしておくれ。

 

 そして今回、つくずく思いましたが「次回予告」の見せ方が上手いなぁ。

 

[完]


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